昭和にタイムスリップ

石造倉庫が並ぶ

西倉倉庫

旭川市５条通１３丁目通りにある石造倉庫前まで車でくると、タイムスリップしたような感じがする。

 

石造りのこの倉庫は昭和の初期に建てられ 、現役で使用されている倉庫だそうです。昔はどこのマチでもレンガ倉庫や石造倉庫が建っていた。

 

特に、国鉄（JR )の駅前にはコメの貨車積みのための農協の倉庫が並んでいた。わがマチにも札幌軟石の農協の倉庫が4棟もあり、ほかに日通の倉庫もあった。

 

今のような低温倉庫のない時代はその札幌軟石は冬暖かく、夏場涼しく、温度が一定でコメの保管には最適だったらしい。

 

その後、倉庫は車の時代になってからほとんどは駅前から撤退して国道に沿いに移りブロック積の低温倉庫になった。

 

旭川の４条と５ 条の仲通り側の倉庫は切妻屋根で4棟は美瑛軟石で石造倉庫群として現存するのはここだけで，各々異なる趣があり昔の雰囲気が感じられる。

 

国道39号線から50mほど、旭川市役所までも近く、ビルの多い中心部にある異空間で時間が止まって昭和がそのまま残されていました。