道労連と市民団体が要請文書
東京オリンピックで札幌市は、マラソンと競歩が札幌大通公園および市内中心部で、サッカー競技が札幌ドームで開催される。
その東京オリンピックが開幕まであと50日を切りました。北海道労働組合連合会は、北海道鈴木知事宛にオリンピック中止を求める要請書を提出した。
菅義偉首相は国会で「国民の命と健康を守るのが首相たる私の仕事だ」といっているが、道内では感染拡大で連日死者が2桁で深刻な状況が続いている。
道労連三上議長は「医療体制のひっ迫が続いて五輪で医療機関にさらに負担を強いる。やれる状況ではない。道民の命を守るのが知事の責任だ」と訴えた。
札幌市の市民団体「オリンピック中止を求める市民連合」も7日、同様の要請を盛り込んだ申立書を北海道知事と札幌市長に提出した。
要請書を受け取った道東京オリンピック連携課の石動貴子課長は「不安に思う道民がいることは承知している。知事に要請内容を伝えたい」と述べた。