爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

「ウソ」をついているのは誰か・・・?

2005-12-15 20:57:00 | あれこれ
 きのう14日10時から耐震強度偽装問題の証人喚問をテレビ中継で見ていた。

 姉歯元一級建築士は、篠塚元支店長から「鉄筋量を減らすよう何度も言われ相当プレッシャーをかけられた」と木村建設指示で偽装を行った証言した。

 篠塚元支店長は、「偽装の指示は一切ない。法律の範囲内で経済効果を求めただけだ」と関与を否定した。

 また、木村盛好社長は強度不足のホテルを設計した子会社の平成設計は「100%総建の指示で動いていた」と証言したが、

 総研の内河所長は、「建設に口出すことはない、平成設計が姉歯に外注を出していたのも知らない」と関与を見とめなかった。

 それぞれが、食い違っていて責任逃れの証言ばかりであった。

「ウソ」をついているのは誰か・・・・・。
 その黒幕は、誰か・・・・・。
 証言者を同席させていないため矛盾追及ができなかった。

 民主党の馬渕議員から偽装関与を否定した総研の構造設計について具体的に指示をしていたメモが公表されて総研の内河所長を追い詰めたが、ある議員は自ら熱弁をふるって相手の矛盾をつくことなくかわされて終わったのは残念であった。

 それぞれが、人の命にかかわる仕事を忘れ、コスト削減第一に確認申請が通ればよいという考えで走ってきたように思う。

 近々警察も強制捜査に踏みきるようだが、さらに真相究明のためには、再度、総研の四ヶ所氏、ヒューザーの小嶋社長、などを同席させて違法行為を追及してほしい。

 

 

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最近の判例から・・・

2005-12-14 19:52:00 | あれこれ
 鉢呂民主党議員らが、道警の裏金問題で、幹部7人を業務上横領容疑で告発していたが、札幌地検は12日全員を不起訴とした。

 道警の不正経理を実名で発表した、元釧路方面本部長原田宏二氏は当時裏金の一部を幹部が私的流用したと明らかにしている。

 それでも、地検は「捜査は尽くしたが十分な証拠がなかった」といっている。

組織犯罪の事実解明はむつかしいのか、身内同志の捜査には限界があるのか、いずれにしても、道警の裏金で刑事責任が問われないことの不信感深まるばかりだ。

 一方、自衛隊イラク派遣に反対するビラを配るために自衛隊の宿舎に入った市民運動家3人が、住居侵入罪で有罪判決があった。

 
 各家庭にはさまざまなビラが投函されているが、何処までが許される範囲なのか、一審無罪、二審は正反対の有罪とはこれも、理解に苦しむ。
 



 



 

 



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