金吾激闘記~違うぞ!金吾

シミュレーションゲームの対戦記録を中心とした
つれづれごと

フリードリヒ最大の危機 4/20 ミドル例会

2014-05-07 17:06:53 | 七年戦争
初めてプレイしたカードドリブンは多分パスグロだったような気がする。
慣れるまで何をやっていいかわからず苦労した覚えがあるがカードドリブンはその戦争の背景を知って
いるほうがプレイの指針もつかみやすいし楽しめると思う。
当時は第一次大戦の背景などほとんど知らずパ総グロを楽しむために本を読みネットを調べた。

意外とカードドリブンのゲームが性に合っている気がしたのでちょこちょこ買っていたが
その中にCLASH OF MONARCHS(GMT)があった。買ったはいいものの対戦相手がいずそのままにしてあったが
コマンドマガジンの109号に山内さんが記事を書いておられてちょっとヤル気が起きたときに西新宿鮫さんも
このゲームを所持しておりやってもいいですよということだったのでやるやる詐欺リストにいれておいた。
ただカードドリブンシステムの中も難易度高めだというし7年戦争の背景もよく知らずどうしたもんかなあというときに
タイミングよくゲームジャーナルの付録ゲームに7年戦争ものしかも信長最大の危機のシステムがつくというので
楽しみにしていたのだ。

今回の対戦相手は前回のまあさん同様、最近ミドルにこられているもりつちさん。ブログやMAなどを拝見していると
活発に活動されているようで、ミドルでも前回庭猟師さんとフリードリヒをプレイされている。
陣営はプロイセンをやらせていただく。これは私の人生が斜行戦術、もっとまっすぐな人生歩きたかったなあからではなく
少数精鋭のプロイセンがどこまで無茶ができるかの限界点が知りたかったので。

プロイセンは最初のターン、他国が参戦してないので手番が2回続けてくる。
この間にザクセンをかたづけて、対オーストリア、ロシアの準備をするわけだがザクセン討伐にどれくらいの兵力がいるのかが最初だとまず
迷う。兵力の少ないザクセン軍は要塞にこもるわけだが攻城戦には将軍の修正値が使えないので単純に賽の目次第。ならば兵力を集めたほうが
有利なわけだが期待値通りに出るわけじゃないしねえ。

本誌の基本戦術にも書いてあるが作戦カードが勝敗を左右する。ゆえに作戦カードをよりたくさん入手することが
大事。じゃあどうするかというと戦闘に勝ちなさいということになる。勝つためには戦闘カードを出し惜しみせずどんどん使う。
ただしただ使えばいいわけじゃなくて必ず勝たなきゃいけない戦闘に使う。
負けてもいい戦闘で相手にカードを使わせればなおよい。

エポック関ヶ原も一番大事なことは調略とか軍編成とかでなく情報カードの入手でじゃあどうすれば入手できるかといえば個々の戦闘で
勝つことになる。

その作戦カードでプロイセンが攻撃を仕掛ける場合、必須なのが側面突撃。相手に将軍の野戦修正値を1に限定されてしまう湿地のカードを出されたときにそれを無効化できないとフリードリヒは途端に苦しくなる。今回もプロイセンに対して若干兵力の多かったオーストリアにたいしてこれくらいならフリードリヒの能力で勝てるだろと突っ込んだら湿地をだされて半壊状態にされる。

フランスはイギリスーハノーヴァー連合で(多分)抑えられる。問題はロシアでこれは大兵力で南下してきたら作戦カードの準備をはじめて
側面、奇襲、騎兵突撃などのコンボで1回の戦闘で痛打をあびせるしかない・。もちろん根性でロシアのチットを1回も引かないという戦略
←戦略じゃないよもある。

まあ1回プレイしてみていろいろわかりました。勝敗的にはオーストリアと対峙している間にロシアの南下をおさえられずロシアにベルリンまで踏まれて投了。

いろんなところで対戦の報告がされていて概ね評判もいいようです。ワタシの評価も第一印象はいいです。もっとつめてプレイしてみて
どうかというところです。評判の信長システムの続編で普通だったらごてごてと7年戦争の時代の特別ルールを盛ってしまうところを
うまく簡素化しているところにデザインセンスがうかがえます。

もう何回かプレイしてみてCLASH OF MONARCHSやFREDERICkTHE GREATあたりやりたいですなあ。