つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

マイナンバーカードの保険証 (5)

2024年05月31日 | Weblog
私はこれまで4回「マイナンバーカードの保険証」と題してここに投稿してきました。
4回目の「マイナンバーカードの保険証(4)」はこの地域の基幹病院の受付窓口で見た光景でした。そのとき私はマイナンバーカードは使わなかったのですが、一昨日この病院では初めての診療科を受診した際にカードを使ってみました。

初診受付の担当者の「診察券と保険証を出してください」という言い方から、保険証とは紙の保険証を意味することは明らかでした。私が「このカードで良いですか?」と聞くと「良いですが自分で操作してください」と言いながら、カードリーダーの布カバーを外してくれました。かなり早い順番ではありましたが、私の前にカードを使う人がいなかったことは明らかでした。
その後、呼び出しがあるまで窓口の様子を見ていましたが、20人くらいの人を受け付ける間、他にカードの保険証を使用した人はいないようでした。ここで見る限り、1年近く経っても前回と何も変わっていないようでした。

その後、診療科別の受付を経て、ようやく医師の診察へ進むのですが、そこでちょっとしたハプニングがありました。受付の看護師(?)から、「貴方はこの件で過去に他の診療機関を受診していまが、この病院へ来たのは何故ですか? 紹介状が必要です」と言われたのです。私は、そのクリニックで2年以上前に完治したと言われた上、今回は同じ臓器ではあるが全く別の症状であること、また以前は車でそのクリニックに通院していたが、近い内に車を手放すので、徒歩で通院できるこの病院を受診したい旨を何度も伝え、暫く押し問答した後、ようやく医師の診察を受けることができました。

何故、他の医療機関の受診歴が分かったのか、初めは疑問を感じたのですが、私が保険証としてマイナンバーカードを使用したからではないかと気付きました。(カードを使用しなくても保険証の被保険者番号などで調べることは出来るかも知れませんが)

帰宅後にマイナポータルにアクセスし、自分の診療情報を呼び出してみました。

①で「健康・医療」/「診療・薬剤情報」を選択し
②で表示対象日を指定。(現在は最長で2021年9月~2024年3月の間)
③で「診療・薬剤情報明細」を選択
これで私の医療機関ごとの受診歴が表示されました。(途中の操作は一部省略してあります)
別場面にはそこで処方された薬剤情報なども表示されます。
また、PDF文書としてこれらの情報を一括入手することもできました。私の場合は、前記期間の医療・薬剤除法は23ページのPDFファイルとしてダウンロードできました。

マイナポータルで見られる情報は一般向けの情報ですが、医療機関向けのデータとしてはもっと詳細な専門的データである可能性はありそうです。

このように患者のデータにアクセスしデータを入手することは、無駄な受診を減らし、医療費の削減や医療機関同士の連携促進・病院の混雑軽減などには有効かも知れません。
今回の私のように、個々にはこれによって煩わしいことが生じるかも知れませんが、社会のシステムとしては価値がありそうな気はします。

それにしても、この日の受付の様子を見てもマイナンバーカードの活用が一向に進んでいないことは明らかです。
社会インフラとして多くの問題点があることが何度も取り沙汰されていますが、極めて稀な例を取り上げてシステムを全否定することにも素朴な疑問を感じます。
ただ、政府の拙速な進め方に大きな問題があったことは否めないと思います。

このような状況の下、昨日はAppleのiPhoneにもマイナンバーカードの機能を持たせることに政府とAppleが合意したというニュースが報じられました。
詳細はこれからですが、そうなればカードを持ち歩く必要は無くなりますし、スマホがあればコンビニで住民票などを入手することもできるようになるそうですが、スマホのセキュリティ対策が一層重要になりそうです。
実際に利用可能になるのは「来年春の後半」だそうです。
もう古くなった私のiPhone12でも使えるのかどうか・・・ 気になるところです。

確か、Androidのスマホは昨年から使えた筈ですが、あまり話題になっていないように感じます。
順調なのか?、それとも使う人が少なくて、トラブルが少ないのか?


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散歩で見た花 (153)

2024年05月29日 | Weblog
1.ビヨウヤナギ

 学名:Hypericum chinense
 和名:ビヨウヤナギ(美容柳)
 その他の名前:ヒペリカム
 科名 / 属名:オトギリソウ科 / オトギリソウ属

枝先がやや垂れ下がり葉がヤナギに似ているので、ビヨウヤナギと呼ばれるのだそうですが、ヤナギの仲間ではないとのことです。
江戸時代に中国から渡来したもので、中国名は「金糸桃」だとか。

写真でも分かりますが、沢山突き出している雄蕊が特徴的です。

2.セアノサス

 学名:Ceanothus
 別名:カリフォルニアライラック
 科名:クロウメモドキ科
 分類:常緑~半落葉低木、落葉低木
 原産地:北アメリカ西部~中央アメリカ
 大きさ:背丈1.0~3.0m、横幅1.0~2.5m、葉4~15cm前後(対生)
 主な見所:花(4~6月)

セアノサスという名前に括られる樹は多数あるようです。
以下は ”花と緑の図鑑” の引用です。
「葉が小さくブッシュ状になる品種「パシフィックブルー」が一般的なので混乱しがちですが、種類がいくつかあり姿は違います。どの種も春から初夏にかけて美しい青紫やピンク等の花穂をつけます。」

3.アザレア

 学名:Rhododendron
 別名:セイヨウツツジ
 科名:ツツジ科
 分類:常緑低木
 原産地:園芸品種
 大きさ:背丈20~100cm、横幅15~80cm
 主な見所:花(4~5月)

以下も ”花と緑の図鑑” の引用です。
日本や東アジアのツツジを元に、欧米で様々なツツジを交配した園芸品種。性質や姿はツツジによく似ていますが、花が豪華でやや耐寒性に劣るといった特徴があります。一般的には半耐寒性で常緑低木のものをアザレアと呼び、耐寒性のあるエクスバリーツツジなどの西洋原産の落葉性ツツジは、エクスバリーアザレアなどと呼ばれ区別されます。
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散歩で見た花 (152)

2024年05月26日 | Weblog
1.ヘリクリサム属

1週間前にこの花(?)を見たときは、沢山の黄色い玉のようなものが蕾なのか花なのか分かりませんでした。昨日同じ場所へ行ったときに撮った写真がこれです。
全部ではありませんが、花らしく見える部分が沢山ありました。

画像検索で調べたところ、キク科/ヘリクリサム属の植物と分かりました。ただ、ヘリクリサム属の花は600種もあるそうです。
いくつかのネット花図鑑の写真で見る限り、「カレープラント」(別名ハーブオブグレース)という植物が最も似ているように見えました。もし、カレープラントなら、葉茎からカレーの香りがするそうです。

2.マツバギク

 学名:Lampranthus、Delospermaなど
 和名:マツバギク
 その他の名前:花ものメセン、メセンブリアンテマ、砂漠の宝石
 科名 / 属名:ハマミズナ科 / ランプランサス属、デロスペルマ属

以下はウィキペディアの記述です。
「葉は多肉質で、断面がやや三角になった棒状。花は一見キクにも似ている。花弁は細いものが多数並ぶ。花弁が紫色で、やや光沢がある。朝に花が開き、夕方に花が閉じる。春から夏にかけ、長期間開花を繰り返す。
マツバボタン(スベリヒユ科)と名前が似ているが、別な植物である。また、マツバギクの葉は多肉であり、花の形もある種のサボテンに似ているので、サボテンの一種と誤解する人もいるが、多肉植物であるものの、サボテンとは全く別系統の植物である。」
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散歩で見た花 (151)

2024年05月24日 | Weblog
<2度咲きのサボテン>
私の散歩コースの一つに、お店脇の道路際にサボテンの鉢植えを並べている床屋さんがあります。
4日前ここを通った際、このサボテンに奇麗な花が沢山咲いているのを見ました。

実はこのサボテンの花は、昨年12月10日の散歩で見た花(105)に載せたことがあります。
私はその中で次のように書いています。
「学名:エキノプシス・オキシゴナ  和名:旺盛丸
ただ、その写真は6月半ばに撮られたもので、私の写真とは半年もずれている点が気がかりです

私がこのサボテンを見たのは12月です。
6月半ばに撮られた花の写真でサボテンの種類を判断したことは誤りではないかと心配でした。

所が、今回見たのは5月半ば過ぎですから、それほど大きなずれはありません。
問題は、次の2点です。
1.今回撮った写真のサボテンと、昨年12月に撮ったサボテンは同一のサボテンか?
2.年に2回咲くサボテンはあるか?

そこで、昨年の写真と今年の写真を見比べてみました。

撮影した角度は若干違いますが、植木鉢も、鉢が置かれた場所も同じようですし、サボテンもほぼ同じように見えますので、同一のサボテンと判断しました。

また、シャコバサボテンは上手く育てれば年に2回咲かせることができるという記事も見つかりました。
エキノプシス・オキシゴナについては残念ながらその点は不明でした。誰が育てても年に2回咲くのか、持ち主の方が上手に育てのかは分かりませんが、同じサボテンであることはことは間違いなさそうです。

私は、原則として一度取り上げた花、特に同じ個体の花は載せないことにしているのですが、今回は同じサボテンが初冬と初夏に花を付けた例として掲載することにしました。



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怪しいメール

2024年05月22日 | Weblog
これを ”投資詐欺” というかどうか分りませんが、怪しいメールが来ました。

自分専用のオンラインショップを開設して商品を出品すれば、15%~30%の収益を得られます、という内容です。
問い合わせ先としてLINEのアドレス(?)らしきものが4つ書いてありました。

余りにも馬鹿々々しい内容ですから、これに直ぐ乗る人はいないと思いますが、怖いもの見たさと言うか、 ”危険な興味” を持って「話だけ聞いてみよう」という人はいるかも知れません。多分その先に詐欺師の罠が待っているのではないでしょうか?


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散歩で見た花 (150)

2024年05月22日 | Weblog
1.エケベリア

 学名:Echeveria
 和名:エケベリア
 科名 / 属名:ベンケイソウ科 / エケベリア属
メキシコを初めとする中南米が原産地の多肉植物だそうです。
左の写真を見ると確かに多肉植物ですが、他の雑草(?)に紛れて見落としてしまいそうです。

エケベリアには多くの種があるようで、或る花図鑑には20種以上の名前が載っていました。
その中では、「エケベリア・エレガンス」という花が最もよく似ていると感じました。
その和名は何故か「月影」だそうですが、恐らく園芸種としての名前だと思います。

2.ベルゲランサス・マルチセプス

これも多肉植物です。

以下は「趣味の園芸」の引用です。
南アフリカ産のハマミズナ科ベルゲランサス属の耐暑性・耐寒性があり繁殖力が旺盛で育てやすい冬型の多肉植物(花ものメセン)。
草丈は10cm程度で、4~5月にかけてタンポポに似た鮮やかな黄色い花(白花を咲かす品種も存在する)をたくさんつける。
花は15時頃に開き日没頃には閉じ、それを1週間くらい繰り返す。
そのため「三時草」とも呼ばれる。


この写真は午後4時半ころ撮ったもので、3時前に咲いていたかどうかは分かりません。

3.ハクチョウゲ

 学名:Serissa japonica
 科名:アカネ科
 漢字表記:白丁花
 分類:常緑低木
 原産地:東アジア

以下はウィキペディアの引用です。
ハクチョウゲという和名の由来は、その花が丁字型の白い花を付けるところから、白い丁字花という意味で名付けられている。「白鳥花」と書かれる場合もあるが、この場合は白鳥とは関係がなく単なる当て字である。中国名は「六月雪」。

「樹高は0.5 - 1メートルほどで、よく枝分かれし、刈り込みもできるので扱い易い。」という記事もありました。
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TEPCOの回答

2024年05月21日 | Weblog
TEPCO(東京電力)から毎月送られてくる前月分電気使用量・電気料金のデータに関する疑問点について、私は5月14日に「電気料金の怪(2)」という記事をここに投稿しました。
そしてその最後に、「「似た家庭」の意味(どの点が似ているのか)について、TEPCOの見解を求めてみたいと考えています。」と記しました。

その後、TEPCOとメールを2回交換しましたが、同社からは毎回誠意ある返信がありました。
下は、最後に私が要望した内容(抜粋)です。


下は上の要望に対するTEPCOの回答(抜粋)です。

当初のメールに対しては翌日返信がありましたが、この返信には数日を要しました。
窓口担当者個人の判断ではなく、ある程度時間をかけて検討してくれたのではないかと思います。

私の要望とTEPCOの回答の間にはかなりの隔たりがありますが、こちらの指摘に対して真摯に対応しようとする姿勢は感じました。

8月に送られてくる7月分データの内容に期待して待ちたいと思います。
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Windows10のサポート終了後どうする?

2024年05月20日 | Weblog
数日前、私がメインPCとして使用しているWindows10 のデスクトップ機を立ち上げたところ、いきなり下の画面が現われました。


文面からすると、未だWindows11にアップグレードする条件を満たしていないWndows10 PCを使い続けているユーザー宛にMicrosoftから送られたメッセージのようです。
その趣旨は、「このPCをWindows11にアップグレードすることはできないので、来年10月14日までは更新プログラムを提供しますが、その先をどうするか今から準備して下さい」と促すものと私は受け止めました。

現在、このようなPCを使い続けているユーザーの選択肢は以下の4つだと思われます。
1.Win11PCに買い替える
2.Win12の発売を期待して、2025年10月のWin10のサポート終了直前まで暫く静観する
3.有償のWin10用の「拡張セキュリティ 更新プログラム(ESU)」を契約し、(例えばWin12発売までの)時間を稼ぐ
4.危険を承知で2025年10月以降もWin10を使い続ける

勿論、MicrosoftはWin11搭載のパソコンに買い替えてくれることを最も望んでいるのでしょう。上の画面に続いて、大手家電量販店の名前が並んでいる画面もありました。

今回Microsoftから流されたメッセージではWin12については何も触れられていません。
過去の新OS発表までの間隔から推定すれば、そろそろWin12が話題になる頃だそうですが、ネット上にはWin12の商品化が遅れているという見方や、Win11の占有率が低いままWin12を発売すると、MicrosoftはWin10~Win12まで3つのOSのサポートに追われることになるので、敢えてWin12の発売を遅らせているのではないか? というような憶測(邪推?)などが流れています。
生成AIが猛烈な勢いで進化し続ける状況下で、新しいOSを開発し、世に出すことの難しさは素人でも漠然と感じます。

上記3の ”ESU” について、Microsoftは2023年12月に以下のように発表しています。
Windows 10拡張セキュリティ 更新 (ESU) プログラムを使用すると、プログラムに登録されている PC のセキュリティ更新プログラムを受け取るオプションが提供されます。 ESUは有料プログラムであり、あらゆる規模の個人や組織に、サポート終了日を過ぎたWindows 10デバイスの使用をより安全な方法で拡張するオプションを提供します。

以下はニュースサイトGigzine4月4日付記事からの引用です。
Microsoftは2024年4月2日、このESUプログラムを受けるにあたっての法人向け料金を発表しました。Microsoftによると、1年目はデバイス1台当たり61ドル(約9200円)、2年目は122ドル(約1万8500円)、そして3年目は244ドル(約3万7000円)とのこと。
ESUプログラムは2020年にサポートが終了したWindows 7でも提供されていましたが、その際は法人または組織だけがプログラムを受けることが可能でした。しかし、Windows 10向けのESUプログラムは、法人・組織だけでなく個人ユーザーも導入することが可能とのこと。なお、Microsoftは個人ユーザー向けのESUプログラムの料金について「2024年後半に発表します
と述べています。
個人向けESUの価格は法人価格よりは安いと思いますが、1年毎に価格が上がり、最長でも3年という点は変わらないと思われます。

私はセカンドユースのPCとして昨年5月にWin11 のノート型PCを購入しましたので、それで我慢するか、人生最後の高性能PCとしてWin12の発売を待ち、その間はWin10のESUを検討するか、等々まだ方向が定まりません。
高齢者は時間との戦いもありますから、どうしたものか・・・
迷っています。



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散歩で見た花 (149)

2024年05月18日 | Weblog
1.シャリンバイ

以下はウィキペディアの引用です。
シャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木。日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾までの海岸近くに分布する。庭木や公園樹として植栽されることも多い。和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで花が梅に似ることから。

上の写真では ” 車輪のスポーク ” のような葉は確認できませんが、別の写真で見るとそのように見えなくもありません。
個々の花は確かに梅の花に似ていますが、密集して咲くことがこの樹の特徴のようです。

2.クロタネソウ

以下はウィキペディアの引用(抜粋)です。
クロタネソウ属(学名:Nigella)は、キンポウゲ科の属の1つである。学名は黒いという意味のラテン語Nigerが語源となっている。
南ヨーロッパ、中東、南西アジアに自生する一年草で、花の色は白、青、黄、ピンク色、薄紫など。原種の花弁の数は5〜10枚。葉は細裂する。その名の通り、花後に結実して黒い種子ができる。果実は裂開果で、熟すと膨らむ。


開花期は4月下旬~7月上旬だそうです。

3.カラタネオガタマ

これは約24年前、自宅を新築したときに玄関脇に植えたものです。
初めは樹も元気で、年々成長するものですから、毎年花が終わった今頃から暑くなる前に剪定していました。素人が脚立に乗って安全に作業できる程度の高さに抑えてきましたが、こちらの高齢化とともに樹の高さは次第に低くなりました。
そのせいかも知れませんがが、樹の勢いも次第に衰えてきたような気がします。
初夏には蕾は沢山つくのですが、完全に開花する前に散ってしまう状態が昔から続いています。この写真の花も、写真に撮っと後、うっかり触れたら散ってしまいました。
あまり陽当たりが良くない場所ですし、新しい枝が伸びる度にその多くを切ってしまうのですから、樹に元気が無いのも当然で仕方ないと思ってきました。

以下は「趣味の園芸」の引用です。
カラタネオガタマは中国南部原産、樹高4mくらいの常緑性の花木です。枝や葉柄に褐色の毛が密生し、葉腋に半開状に咲く花は直径2~2.5cmで、花弁は黄白色で縁や雌しべが淡紫色を帯びています。花は小さくあまり目立ちませんが、バナナのような甘い強い芳香をもっているのが特徴です。花の寿命は短く1~2日で散りますが、次から次へ開花するので、10日前後は楽しめます。

これによれば、もともと散り易い花のようです。
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2024 相模原北公園のバラ

2024年05月16日 | Weblog
今年も相模原北公園のバラが見ごろを迎えました。

いつもの「散歩で見た花」はスマホの写真でお茶を濁しているのですが、如何にスマホの写真が良くなったとは言え、私のiPhone12で撮った写真は一眼レフと比べるまでもなく、2年前に買った ” やや高級なデジカメ” にもかないません。

今年も一眼レフは諦め、久し振りにデジカメを持ってバラを撮りに出かけました。

公園には大勢の人がバラ見物に訪れていました。
それほど広くないバラ園ですが、バラの種類はかなり多いように思います。
ただ、この2,3年は明らかに公園の維持管理費が削減されているように感じられます。バラの株数も数年前より減っています。






バラ園から少し離れた所に花菖蒲園があります。
一昨年は荒れ放題で、もう菖蒲田は閉鎖? かと心配でした。7月初めに行ったときは荒れた菖蒲田にいるカルガモの親子を見たことを思い出しました。

昨年の今頃、整備は不十分ながらも少しは咲いている花菖蒲もありました。
今年の菖蒲田はかなり整備はされている感じで、花菖蒲の青い葉は元気に育っていると感じましたので、来月上旬にまた行ってみようと思っています。

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電気料金の怪 (2)

2024年05月14日 | Weblog
毎月6日前後に、東京電力(TEPCO)から「【くらしTEPCO web】電気料金・ご使用量等データ更新のお知らせ」というメールが届きます。そこで「くらしTEPCO web」というサイトにアクセスすると、前月の電気料金に関する詳細なデータを入手することができます。

私は過去に何度も投稿したように、電気料金の動向・見通しには興味があります。それは料金節約のためというより、元技術屋の習性(?)として自分に関わる諸々の数値データには全て関心があるということです。例えば、自分の隔日の体重および毎日の体温と血圧、このブログへの毎日のアクセス数などを記録しています。これらは一種の趣味と言っても良いと思います。

今月は8日にTEPCOからお知らせが届きました。

過去1年の電気使用量は、前年実績(赤い線)と大差ありません。

電気料金はこの間、円安などによる輸入燃料価格の高騰や、政府の激変緩和措置などによる補助金などが大きく影響したため、前年(赤い線)と比較してもあまり意味はないと思っています。

所が、両方のグラフの「似た家庭」(青い線)と我が家の実績を見比べると大きな疑問が生じます。これまでも『?』と感じたことはあったのですが、「似た家庭」の意味についてはあまり深く考えませんでした。
今回、「似た家庭」とは何か? 「くらしTEPCO web」にアクセスして調べてみました。
そこには下のような記述がありました。

また、基本項目以外の項目には赤いマークが付いており、それについては下のように記されています。詳細に入力すれば「似た家庭」の精度が上がるという意味でしょう。

質問項目は以下の通りです。
〇 家族構成:人数と全員の生年(即ち年齢)
〇 ライフスタイル:・住居タイプ ・電気をよく使う時間帯 ・オール電化か? ・ペットの有無 ・間取り ・専有面積 ・住宅の築年数 ・主要な冷暖房機 ・給湯機の種類 ・キッチンの熱源 ・太陽光発電の有無 
かなり詳しい質問内容ですが、私は全てについて回答しました。
ここにはありませんが、勿論TEPCOは私の住所を把握していますから、地域の気象状況等は認識している筈です。

これだけ詳しく把握すれば、電気の使用状況についてはかなり正確に想定できるだろうと思います。ただ、「似た家庭」を想定するに当たって、多数の項目が一致する家庭に絞るほど「似た家庭」の数は少なくなるでしょうから、実際には主要な項目だけを重視して「似た家庭」を想定しているのではないかと思います。

さて、これからが「電気料金の怪」の意味です。
我が家の電気使用量は全期間を通じて「似た家庭」の使用量を下回っています。
一方、我が家の電気料金は全期間を通じて「似た家庭」の料金を上回っています。
最も使用量の多い2月に着目すると、我が家の使用量は「似た家庭」の使用量の約80%です。所が、電気料金の方は「似た家庭」の約1.4倍です。
このようなことが本当に起こるとは私には考えられないのですが、もし起こるとすれば、その理由としては何が考えられるでしょうか?

似た家庭」とは、少なくとも主要な項目については我が家と似た家庭の筈ですから、このようなことが起こるとは考えにくいのです。そうでなければ上記のような詳細な質問の意味はありません。
折角のデータですから、その意味するところは正しく理解したいと思います。
我が家の電気の使い方に無駄が多いなら何らかの対策は必要だと思いますが、そのためには先ずデータの意味を正確に理解することが大前提です。
「似た家庭」の意味(どの点が似ているのか)について、TEPCOの見解を求めてみたいと考えています。







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散歩で見た花 (148)

2024年05月12日 | Weblog
1.シャクヤク

 学名:Paeonia lactiflora
 和名:シャクヤク(芍薬)
 その他の名前:エビスグサ,ピオニー
 科名 / 属名:ボタン科 / ボタン属

昔から、「立てばシャクヤク、座ればボタン」と言いますが、同じ仲間なのですね。確かに良く似ています。ただ、ボタンは木本で冬も枝が残るのに対し、シャクヤクは草本で冬は地上部が枯れ、地中の根や芽で冬越しするそうなので、その点はかなり違うようです。
一方で、ボタンとの交配種のシャクヤクもあるそうですから、素人には区別が難しい品種もありそうです。

芍薬』という漢字名からも分かるように、元は平安時代以前に中国から薬草として伝わった植物とのことです。

2.カルミア

 学名:Kalmia latifolia
 その他の名前:アメリカシャクナゲ
 科名 / 属名:ツツジ科 / ハナガサシャクナゲ属(カルミア属)

カルミアは約1年前の「散歩で見た花 (55)」でも取り上げましたが、前回とは花の色が違いますので、再度載せることにしました。

上に記したように、カルミアの別名は「アメリカシャクナゲ」だそうです。言われてみれば確かに少しシャクナゲに似ているような気もします。

3.口紅シラン

住宅街を歩くと紫色のシランをよく目にします。

シランの ” ” は ” ” ですが白いシランがあることは知っていました。しかし今回の花は真っ白ではありません。ネット図鑑などを確認したところ、「口紅シラン」という答えでした。
恐らくこれは正式な名称ではなく、「通称」または「商品名」の類だと思いますが、私はこれまで見た記憶が無かったので取り上げました。
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散歩で見た花 (147)

2024年05月10日 | Weblog
1.ツルハナナス

学名:Solanum jasminoides
和名:ツルハナナス(蔓花茄子)
科名 / 属名:ナス科 / ナス属(ソラナム属)
原産地:ブラジル

以下は「趣味の園芸」の引用です。
「ツルハナナスはつる性の常緑低木で、トレリスなどに絡ませたり、あんどん仕立ての鉢物などにして楽しむことができます。花は咲き始めは白色ですが、徐々に薄青色に変化します。寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。ヤマホロシの名でも流通することがありますが誤称で、ヤマホロシは日本原産の近縁種Solanum japonense の和名です。」

写真の花がツルハナナスなのか、ヤマホロシなのかよく解りません。
趣味の園芸によればツルハナナスの開花期は7月~10月となっています。
一方、別の辞典の記述によればヤマホロシの開花期は5月~9月となっています。
開花期だけ見れば、ヤマホロシかとも思うのですが、写真の花はツルハナナスの方が良く似ていますので、ツルハナナスとしました。

2.オランダカイウ

以下はウィキペディアの引用です。
オランダカイウはサトイモ科の属の一つ。サンテデスキア属ともいう。南アフリカが分布の中心。
この属の植物は、仏炎苞や葉が美しく観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー (calla) またはカラーリリー (calla lily) と呼ばれる。古くは「海芋」「海宇」(かいう)といった。
同じサトイモ科には、学名を Calla というヒメカイウ属があるが、栽培植物の「カラー」という場合は、本属の植物、特にオランダカイウを指すのが普通である。」


これにも紛らわしい花があるようです。
別の辞典ですが、花期は3月~6月となっていますので矛盾はありません。

3.フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)

明らかに同じ種の色違いの花が並んで咲いていました。
以下は趣味の園芸の引用です。
「学名:Campanula medium
 和名:フウリンソウ(風鈴草)
 その他の名前:カンタベリー・ベルズ(Canterbury bells)
 科名 / 属名:キキョウ科 / ホタルブクロ属
カンパニュラ・メディウムは、ヨーロッパでは古くから栽培されてきた植物です。野生種はフランス南東部からイタリア半島中部に分布し、標高0~1500mの日当たりのよい岩場に見られます。
葉はタンポポのように地面に張りつくように広がり、やがてその中心から花茎がまっすぐに伸びます。花茎は上部で枝分かれし、それぞれの先に長さ5~7cmの釣り鐘形の花を上向きに咲かせます。花色は白、ピンク、紫と多彩です。」

開花期は5月~7月だそうです。

なお、ホタルブクロについては昨年6月4日の「散歩で見た花 (59)」で取り上げました。同じ属ですが花の形はかなり違いますね。

4.チドリソウ

以下は趣味の園芸の引用です。
「学名:Consolida ajacis 異名:Consolida ambigya
 和名:チドリソウ(千鳥草)
 その他の名前:ヒエンソウ 英名:larkspur(ラークスパー)
 科名 / 属名:キンポウゲ科 / コンソリダ属
ヨーロッパ南部原産。デルフィニウムの近縁種。日本では秋10月頃にタネをまき、5月頃に花が咲く。花色は青、紫、赤紫、ピンク、白色など。」

以下は広辞苑の記述です。
「キンポウゲ科の二年生観賞用植物。ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は細かく掌状に深裂。 鳥の飛ぶように見える白・淡紅・青紫色を帯びた美花を総状につける。 園芸上は、属の学名デルフィニウムで呼ばれることが多い。チドリソウ。英語名ラークスパー」


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散歩で見た花 (146)

2024年05月08日 | Weblog
1.ローズ・ゼラニウム

画像検索すると「テンジクアオイ属」とか「ローズ・ゼラニウム」、「ニオイテンジクアオイ」などがヒットします。

テンジクアオイ属であることは間違いなさそうですが、それより詳しい特定は困難です。
ネット上の多くの写真の中では「ローズ・ゼラニウム」が最もよく似ているように見えましたので、そのように記しました。これは ”商品名” とか ”通称” ではないかと思ったのですが、或る花辞典には学名も「Rose geranium」と載っていました。

2.オルレア

住宅の敷地と道路の境界の荒れ地のようなところに咲いていました。植えたものか自生したものか分かりませんが、この場所に咲いたのが気の毒なような清楚な花でした。

オルレアにも色々な種類がありそうですが、「花と緑の図鑑」には以下のように記載されています。
 名称:オルレア・グランドレース
 学名:Orlaya grandiflora
 別名:オルレア・グランディフローラ、オルラヤ
 科名:セリ科
 分類:多年草(常緑)、秋まき一年草扱い
 原産地:ヨーロッパ
 大きさ:背丈10~60cm、横幅15~50cm
 主な見所:花(4~7月)

3.マーガレット

画像検索すると「マーガレット」という回答で、よく似た花の画像が沢山載っているのですが、”マーガレット”で検索するとそこに載っている花は私の写真と違い、大部分は一重咲きの花の写真です。

マーガレットはカーネーションと共に、母の日の花としても使われるようですが、園芸品種が多く、通称や商品名も多いのではないかと思います。以下のウィキペディアの記述も参考にして、「マーガレット」としました。
「和名はモクシュンギク(木春菊)。
観賞用の園芸植物(花卉)として、主に温室やビニールハウスで栽培される。
カナリア諸島が原産地で、17世紀末にヨーロッパへ渡る。日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになった。3-7月に花をつける。白色の一重咲きが普通であるが、黄色やピンクのもの、八重咲き、丁字咲きのものもある」

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散歩で見た花 (145)

2024年05月05日 | Weblog
1.セイヨウオダマキ イエロークイーン

初めてみる奇妙な花を画像検索すると「セイヨウオダマキ イエロークイーン」という花でした。 ”イエロークイーン゛は正式名の一部なのか “商品名” なのかは分かりませんが、キウイやケイトウなどにも ”イエロークイーン゛という品種(?)があるそうです。

オダマキという植物の名前は知っていましたが、それについての知識はありません。
以下はウィキペディアの引用です。
オダマキは漢字で苧環を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。
花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなく萼(がく)である。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる」


以下は別の辞典の引用です。
「オダマキの仲間で最も特徴的な部分は後ろ方向に突き出す花弁の一部である「距(きょ)」と呼ばれる部分です」

はパンジーなどにもあるようですが、さらに別に辞典に興味深い記述がありました。
「さて、距の機能は何かといえば、ひとつは蜜を蓄えることです。パンジーにはニッポンヒゲナガハナバチ、ツリフネソウにはトラマルハナバチが吸密によく飛来します。
他の機能として、花のバランスをとる役目が知られています。弥次郎兵衛という釣合人形と同じように、花茎のつく先の花の部分と、後方にのびた距が重さをつり合わせ、風に吹かれても花の前後のゆれを防ぎ、虫達が吸蜜しやすい状態をつくっていることです。」

これが植物の進化の結果だとするなら「神秘的」としか言いようがありません。

2.タニウツギ

花だけ見るとツツジのようですが、全体の姿は明らかにツツジとは異なります。

ウツギにも色々あるようです。
ウツギまたはヒメウツギ、ハコネウツギは2023年4月16日の「散歩で見た花 (45)」、同 (55) でも取り上げたことがありますが、今回の葉像検索で示された「タニウツギ」という花は前の二つとは似ていません。非常に派手な印象です。
別名ベニウツギともよばれ、地方名でダニバナ、田植えの時期に花が咲くのでタウエバナ(田植え花)とも呼ばれるそうです。

その一方、材木を葬儀の際に骨を拾う箸に利用したことや、花が燃えるように美しく、花の時季には辺り一面が山火事になったように見えることからかカジバナ(火事花)、シビトバナ(死人花)、ソウシキバナ(葬式花)などの異名があり、忌み嫌われている地方もあるそうですから同じ花でも受け止め方は様々です。
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