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エコキュート

2015年02月05日 | Weblog
昨年11月初めに、我が家の給湯システムを電気温水器からエコキュートに交換した。
どちらも安価な深夜電力を利用するが、「電気温水器」は「電熱式」であるのに対し、「エコキュート」はエアコンと同様「ヒートポンプ式」である。
交換してから3ヶ月間の電気使用量の変化を確認してみた。

先ず、東京電力の「電気家計簿」のデータを示す。(若干加工してある)

電気家計簿は東電が1年くらい(?)前から始めたサービスであるが、上の図のように今年と前年同月の使用量が並んで表示されるので、違いがよく分かる。(余計なお世話ながら、ほぼ同条件の他家の平均値との比較もある)
これを見ると12月(大部分は11月使用分)以降は前年に比べて使用量が大幅に減り、特に夜間(深夜)はほぼ半減している。深夜の使用量の大部分は給湯器であるから、エコキュートの節電効果は非常に大きいと言える。

次は、私が6年前からグラフ化しているデータを示す。

我が家では数年前から冷蔵庫やエアコンを買い替えたり、ガスをやめて電磁調理器(IH)に変えたりしてきたので、それに伴う電気使用量の変化を知るために、毎月データを更新してきた。ここには電気使用量のグラフだけを示すが、電気料金についても同様のグラフを作成している。なお、当月の検針から次月の検針までの日数は27日から34日の間でばらつくので、毎月30日間の数値に補正している。
暖房にはエアコンと共に灯油温風ヒーターも併用しているので、全てのエネルギー消費を示すものではないが、電気については年と共に使用量が減る傾向にあったことが分かる。やはり新しい器具ほどエネルギー効率が高いのであろう。
そして、給湯器を交換した昨年12月(11月使用分)からは使用量が大きく減っている。

これだけの節電効果で投資を回収するのに要する年月と、交換した機器の寿命とどちらが長いかについてはまだ十分検討してはいないが、環境のためにはささやかな貢献をしていると自己満足している。

なお、3ヶ月間の合計使用量は昨年同期比-34.7%であるが、電気料金は前年同期比-18.1%であった。この理由は、使用量が減少したのは安価な深夜電力であることと、この間の電気料金の値上げ、燃料調整費のアップなどによるものである。

コメント (3)
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