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散歩で見た花 (147)

2024年05月10日 | Weblog
1.ツルハナナス

学名:Solanum jasminoides
和名:ツルハナナス(蔓花茄子)
科名 / 属名:ナス科 / ナス属(ソラナム属)
原産地:ブラジル

以下は「趣味の園芸」の引用です。
「ツルハナナスはつる性の常緑低木で、トレリスなどに絡ませたり、あんどん仕立ての鉢物などにして楽しむことができます。花は咲き始めは白色ですが、徐々に薄青色に変化します。寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。ヤマホロシの名でも流通することがありますが誤称で、ヤマホロシは日本原産の近縁種Solanum japonense の和名です。」

写真の花がツルハナナスなのか、ヤマホロシなのかよく解りません。
趣味の園芸によればツルハナナスの開花期は7月~10月となっています。
一方、別の辞典の記述によればヤマホロシの開花期は5月~9月となっています。
開花期だけ見れば、ヤマホロシかとも思うのですが、写真の花はツルハナナスの方が良く似ていますので、ツルハナナスとしました。

2.オランダカイウ

以下はウィキペディアの引用です。
オランダカイウはサトイモ科の属の一つ。サンテデスキア属ともいう。南アフリカが分布の中心。
この属の植物は、仏炎苞や葉が美しく観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー (calla) またはカラーリリー (calla lily) と呼ばれる。古くは「海芋」「海宇」(かいう)といった。
同じサトイモ科には、学名を Calla というヒメカイウ属があるが、栽培植物の「カラー」という場合は、本属の植物、特にオランダカイウを指すのが普通である。」


これにも紛らわしい花があるようです。
別の辞典ですが、花期は3月~6月となっていますので矛盾はありません。

3.フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)

明らかに同じ種の色違いの花が並んで咲いていました。
以下は趣味の園芸の引用です。
「学名:Campanula medium
 和名:フウリンソウ(風鈴草)
 その他の名前:カンタベリー・ベルズ(Canterbury bells)
 科名 / 属名:キキョウ科 / ホタルブクロ属
カンパニュラ・メディウムは、ヨーロッパでは古くから栽培されてきた植物です。野生種はフランス南東部からイタリア半島中部に分布し、標高0~1500mの日当たりのよい岩場に見られます。
葉はタンポポのように地面に張りつくように広がり、やがてその中心から花茎がまっすぐに伸びます。花茎は上部で枝分かれし、それぞれの先に長さ5~7cmの釣り鐘形の花を上向きに咲かせます。花色は白、ピンク、紫と多彩です。」

開花期は5月~7月だそうです。

なお、ホタルブクロについては昨年6月4日の「散歩で見た花 (59)」で取り上げました。同じ属ですが花の形はかなり違いますね。

4.チドリソウ

以下は趣味の園芸の引用です。
「学名:Consolida ajacis 異名:Consolida ambigya
 和名:チドリソウ(千鳥草)
 その他の名前:ヒエンソウ 英名:larkspur(ラークスパー)
 科名 / 属名:キンポウゲ科 / コンソリダ属
ヨーロッパ南部原産。デルフィニウムの近縁種。日本では秋10月頃にタネをまき、5月頃に花が咲く。花色は青、紫、赤紫、ピンク、白色など。」

以下は広辞苑の記述です。
「キンポウゲ科の二年生観賞用植物。ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は細かく掌状に深裂。 鳥の飛ぶように見える白・淡紅・青紫色を帯びた美花を総状につける。 園芸上は、属の学名デルフィニウムで呼ばれることが多い。チドリソウ。英語名ラークスパー」



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