つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

HDDをSSDに換装

2020年04月12日 | Weblog
私は、「ドキュメント」や「ピクチャ」などのフォルダについてはWindowsが備えている「ファイル履歴」機能で常時バックアップを取っているが、それとは別に月に1度程度はWindowsを含むPC全体のシステムイメージを外付けのハードディスクドライブ(HDD)にバックアップしてきた。
ところが、3月半ばに実施したシステムイメージバックアップの最後に「バックアップに失敗しました」という表示が現れて驚いた。


HDDに何らかのトラブルが生じたことは容易に想像できたので、HDDの診断ソフトとして有名な「CrystalDiskInfo」を思い出してインストールしてみた。(以前使っていたPCにはインストールしていた)
すると診断の結果は「注意」で、その理由は「代替処理済みのセクタ数」が0ではないということらしかった。

使用時間は1万1千時間余りであったが、調べてみるとHDDの平均寿命は約1万時間とのことなので、特に異常とは言えないようである。

色々調べた結果、HDDには不良セクタが生じた場合に備えて予め代替え処理するクラスタが用意されているので、不良が生じてもそれが閾値を超えなければ直ちに大きなトラブルに直結することはないが、不良クラスタが連続して発生する状態は危険なので、その場合はHDDの交換を考えた方が良さそうという結論になった。
とは言ってもHDDの交換はかなりハードルが高いので暫くは様子を見ることにしたのだが、数日ごとにCrystalDisukInfoから警告が発せられ、データを見るとその度に不良クラスタの数が増えていること分かり不安が募るばかりであった。



そこでHDDを交換することは決めたのだが、自分でやるか業者に頼むか迷った結果、安全第一で専門家に依頼することにした。幸い近くにスマホやパソコンの修理などを謳う業者の店舗があるので、そこに依頼することにした。
またこの際、単なるHDDの交換ではなくSolid State Drive(SSD)に換装することにした。
勿論、クラスタ不良が発生する前のシステムイメージも残っているので、そっくり復元することも可能ではあったが、業者と相談の上でこの機会にWindows10をクリーンインストールして、事実上「新しいパソコン」状態にすることにした。

下図は交換後のCrystalDiskInfoのデータである。


下の写真の左は取り出したHDD、右は交換したSSDである。

PCの購入時にはRAW画像や、動画ファイルなどが増えることを想定して3TBのHDDを用意したのだが、その後の現実の使用状況を考慮してSSDは1TBのものにした。

新品同様のパソコンを自分好みに仕上げるにはかなりの時間と労力を要したが、新型コロナウイルスの蔓延で外出の自粛を要請されている昨今においては格好の暇つぶしになったうえ、PCの起動時間をはじめ、全てにおいて軽快になった動作などでSSDの威力を十分実感することもできたので、結果的には良い判断をしたと思っている。
なお、費用は全てで約6万円であった。少し勿体ない気もするが、想定の範囲内には収まった。
コメント (6)
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