つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

散歩で見た花 (65)

2023年06月26日 | Weblog
1.ノウゼンカズラ

カズラ(葛)」という名前から蔓(ツル)性の植物であることは分かります。写真の花も何かの樹に絡みついていました。
ノウゼン」の意味はよく解りませんが、この花の原産地である中国の漢字では「凌霄花」と書き、その意味は「霄(そら)を凌ぐ花」だそうです。

2.タチアオイ

ネットの花図鑑で、「タチアオイは下から上に向かって順番に咲いていく」という記述を見ました。
その点この写真は違うような気もしますので、タチアオイと断定して良いか疑問もあります。ただ、花の姿かたちはタチアオイだと思っています。

散歩で見た花 (64)

2023年06月24日 | Weblog
1.ヤマボウシ

相模原北公園のヤマボウシは大木ですが、このお宅の玄関脇のヤマボウシは鉢植えです。
花図鑑で調べてみると、大きな白い花に見える部分は花弁ではなく「総苞片」という花のつけ根の葉で、赤い丸で囲った部分が本当の花だとのことです。それが分かっていればこの部分にピントを合わせたのですが、残念ながら少しボケています。
総苞片が花弁に見えるのは同属のハナミズキも同じだそうです。

2.サポナリア(サボンソウ、シャボンソウ)

植物図鑑には、「サポナリア属には20~30種があり、南ヨーロッパに多く自生しています。
このうち、最も一般的で代表的な種類はシャボンソウ(Saponaria officinalis)です。ソープワートとも呼ばれ、葉を水に浸してもむと泡立ちます。全草にサポニンという成分を含むためで、古くから天然石けんとして利用されてきました。」
と記述されています。
写真の花は八重咲のサボンソウだと思います。

3.アガパンサス

図鑑でアガパンサスはヒガンバナの仲間であることを知りました。
図鑑によれば、アガパンサスにはいくつかの種類があるようですが、単にアガパンサスという場合は写真のムラサキクンシランを指すそうです。

散歩で見た花 (63)

2023年06月22日 | Weblog
1.クチナシ

久し振りにクチナシの花を見ました。
この花を見ると、渡哲也が歌った「くちなしの花」を思い出します。発表は1973年だそうだそうすから、もうこの唄を知る人は少なくなったことでしょう。
ウィキペディアからの引用ですが、名前の由来には、「果実が熟しても裂開しないため、口がない実の意味から ”口無し” という説。また、上部に残る萼を口(クチ)、細かい種子のある果実を梨(ナシ)とし、クチのある梨の意味であるとする説」などがあるそうです。

2.アルストロメリア

この3色の花は同じ場所に植えられていました。
アルストロメリアの種類は多いらしく、たまたま我が家の玄関にも今は白いアルストロメリアの切り花が置かれています。
別名は「ユリズイセン(百合水仙)」。南米原産で、日本には1926年に渡来したそうです。

3.ルピナス

ルピナスは5月4日の記事にも一度取り上げており、その後かなり大きくなった花の姿も目にしましたが、今回の花とは違う種類のルピナスだと思います。ルピナスの品種もかなり多いようです。
この花は左の写真のように垂直に天を指して伸びていました。花は確かにフジの花によく似ており、「ノボリフジ」という和名もよく解ります。

マイナンバーカードの保険証 (4)

2023年06月20日 | Weblog
2022年10月15日に「マイナンバーカードの保険証 (3)」と題して、或る中小病院の例を投稿しましたが、今日は別の病院で目撃したマイナンバーカードの現状の一例を紹介します。
その病院は2021年初頭に現在地に新築移転した、許可病床数400、職員数約1,100名の「地域中核病院」です。(病院のHPより)
拙宅から近いので、紹介状を持参してこの病院のお世話になること、今回で3回目です。

朝の受付開始から40分ほどの間、新規患者受付カウンターの様子を眺めていたのですが、面白いことに気付きました。
このカウンターは、紹介状の有無に関わらず新たに診療を受ける人が受診手続きをする場所で、診察券や健康保険証の提示を求められます。その際、「(保険証は)マイナンバーカードで」と申し出る人の数に興味を持ちました。
正確な数字ではありませんが、この間約約40名くらいの方が受付をしたようです。その内、マイナンバーカードを利用した人は、私が気付いた限り3~4名でした。
なぜ気付いた(注意をひかれた)かというと、新規患者が「マイナンバーカードで」と申し出る度に職員がカウンターに設置されているカードリーダーの布カバーを外し、職員が見守る中で患者が読み取り機にカードをセットしていたからです。カウンターの前面にはマイナンバーが利用できる旨の表示がされていたようですが、普段読み取り機にはカバーがかけられているということは、病院としては積極的に利用者を増やしたいとは思っていないように感じました。
まだ利用者が少ないことは事実ですが、恐らく病院としても使い勝手が悪いとか、カードを巡るトラブルが多数報じられている現状などから、まだシステムを信頼しきっていないのではないかと想像しました。前回2月に行ったときはカードリーダーはまだ使われていなかったようでしたので、最近導入されたのではないかと思います。
数メートル先の会話を聞いただけですから、間違っているかも知れませんが、窓口の担当者から「紙の保険証をお持ちなら念のためそれもお出しください」と話す声が聞こえて来たときは、思わず笑いそうになりました。
私はこの病院ではまだマイナンバーカードの保険証を使ったことはありませんが、今度行くときは持参してみようと思っています。(念のため、紙の保険証も一緒に)

かなり大きな総合病院でもこれが実情ですから、紙の保険証が完全に廃止出来る日はまだ遠いと感じました。
ただ、政府の進め方は確かに拙速と言わざるを得ませんが、私は多くの分野でデジタル化の推進は必須と思っていますから、利用する国民の側にも新しいシステムの初期トラブルに対する寛大さや我慢強さ、そして(この件に限って?)政府への協力姿勢も必要だと考えます。
早急を要するデジタル化推進に対する批判の声だけが大きく聞こえて来る現状が続くようでは、日本沈没は一層深刻になりそうな気がします。

電気料金の値上がり予測 (2)

2023年06月17日 | Weblog
1週間前の「電気料金の値上がり予測」に書いたように、東電EPは各家庭の使用実績から値上げ後の電気料金を予測してくれるというので申し込んだところ、昨日「電気料金見直しによる影響額試算」という書類が届きました。

使用電力量の実績数値を見ると、今年1月~6月分と、昨年7月~12月分の計12か月分の使用実績に基づく試算でした。前回の試算は或る1ヶ月の使用実績を基にした年間予測でしたから、今回の試算の方が季節的な電気消費傾向に即した予測になると思ったのですが、前回の試算と今回の試算の間に大きな違いはありませんので、概算による試算も予想以上に消費の実態を反映しているように感じました。

この試算によると、見直し後の年間料金アップは9,816円(4.4%)となっていますが、試算の基になる使用実績には「オール電化割引」は含まれていないようです。割引を含む私のこの期間の実際の支払額の合計は216,171円でしたから、実際には15,458円(7.2%)のアップになります。
「電化上手」など自由料金体系の割引額等はまだ未定なのかも知れません。

1年前の実績と比較すると値上がり率は思ったより小さいような気もしたのでが、異常な円安やウクライナ危機が起こる前の2021年の実績(168,448円)と比較すると37.5%アップということになりますから、やはり尋常ではない高騰と言わざるを得ません。




散歩で見た花 (62)

2023年06月15日 | Weblog
1.ギンバイカ(銀梅花)

或るお宅の生垣です。蒸し暑いときに見たせいか、白い花が爽やかでした。
一番目立つのは多数の細い雄蕊ですが、花と同じくらい多くある白い丸いものは蕾だと思います。
花の周りには数匹の蜂が飛び回っていました。
ウィキペディアなどによると、原産地は地中海沿岸で、古代ギリシャや古代ローマの時代から「愛の女神に捧げる花」「祝いの樹」とされ、結婚式によく飾られるのだそうです。
ギンバイカの葉はハーブとして扱われる場合、「マートル」という名前で流通しているとのことです。

2.ナンテン(南天)

この写真は、「散歩で見た花」ではなく、我が家の玄関横のブロック塀と別の庭木の間の狭い場所にいつの間にか芽を出し、勝手に育った樹です。植えた覚えはないので、鳥の落とし物から芽吹いたのではないかと思っています。
初めは何の樹かさえ分からなかったのですが、昨年あたりから花が咲き始め、秋の赤い実などから、どうやらナンテンらしいということになりました。今回、ウェブの花アプリで画像検索して「ナンテン」と確信しました。
この場所は塀の陰になり日当たりは良くないのですが、「湿気のある半日陰に植えるのがベスト」という記事を見ましたので、必ずしも悪い場所ではなさそうです。また、「果実は鳥に食べられることで、種子が遠くに運ばれて分布を広げる」という記事もありましたので、このような場所で育ったことも納得しました。

江戸時代から、ナンテンは ”難を転じる” 難転厄除け縁起木として玄関脇に植えられることもあったそうなので私も大切にしたいと思っています。ただ、この樹は移植を嫌うらしいので、ここで見守るしかなさそうです。















画像生成AIを試してみた

2023年06月13日 | Weblog
これまでこのブログでは、ChatGTPについて3回、EdgeのBing Chatについて2回取り上げました。
どちらかと言えば、私はChatGTPの方が使い易いと感じていたのですが、Bing Chatの生成AIエンジンは、無料版のChatGTPで使われているGTP3.5ではなく有料版のChatGTPで使われているGTP4が使われていることを知りました。両者は蓄積されているデータの範囲が違うだけでなく、その性能にも大きな違いがありそうですが、素人にはよく分かりません。
どちらも何か尋ねればも尤もらしい答えを出してくれることはテスト済ですが、無料版のChatGTPには画像生成AI機能は無さそうです。これに対し、Bing Chatにはそれがあると知り興味が湧きました。

Edgeのスタート画面の右上にある「検出」を選択するとチャットウインドウが開きます。

質問したり指示したりする場合はウインドウの下部にある「何でも聞いてください」の部分に文字を入力します。

画像を生成する場合は、右端のメニューアイコンから「Image Creator」を選択します。もしこのアイコンがない場合は、一番下の「」を選択してこのアイコンを追加します。
これを選択するとImage Creatorのウインドウが開きますからどのような画像を作りたいかを文字で伝えます。


私は、「散歩で見た花」のために住宅街で花を探している自分の姿を想像して「住宅街で花を探し回っているおじいさん」と入力してみました。下はそれに応えて示された4枚中の2枚です。


画像の出来栄えには正直驚きましたが、何となく画像の雰囲気が西洋的(?)に感じられましたので、希望する画像の入力に「日本人の」を追記しました。そのとき得られた4枚中の2枚が下の画像です。

電信柱が多いなど街の様子は明らかに日本の住宅街らしくなりましたが、人物は顔が見えなくなりました。「日本の人物」という表現が難しいのかも知れません。

何れも写真としての出来栄えは素晴らしいと思います。
活用すれば面白い画像が簡単に出来そうですが、これを悪用すれば容易に「フェイク画像」を作れる気がします。生成AIには著作権の点を危惧する向きもあるようですが、世界にとってもっと大きな危険を招くのではないでしょうか?






散歩で見た花 (61)

2023年06月11日 | Weblog
1.スカシユリ

花オンチでもこれがユリであることは分かりますが、ヒメユリ~オニユリまでユリの仲間は多いと聞いていますので、これは何ユリなのかを判断することは私には難しそうです。
花アプリで検索すると、「スカシユリ」や「オリエンタルリリー」などが候補として示されるのですが、何れも正解率は30%程度ですから、断定するのは不安な数字です。
ただ、ウィキペディアには「杯状の花を上向きにつけることが特徴」と書いてありましたたので、スカシユリと判断しました。(右側の写真は上から撮ったものです)

2.オリエンタルリリー

これも花アプリによっては「スカシユリ」と出たり「オリエンタルリリー」と出たりするのですが、花は上ではなく横を向いて咲いていますので「オリエンタルリリー」としました。
ただ、或るウェブページにはオリエンタルりりーについて、「日本を原産とするヤマユリやカノコユリなどの、森林のユリを交配して作られた品種群を指します」と書いてありましたので、オリエンタルリリーは或る品種群の総称のようです。

3.チドリソウ

花アプリの答はどれも正解率の低いものばかりだったのですが、花の形や細い葉の特徴などから「チドリソウ」と判断しました。隣の青紫色の花も同じだと思います。
チドリソウの原産地はヨーロッパ南部で、英語名は「ラークスパー(Larkspur:ヒバリの蹴爪)」だそうです。
和名 ”チドリソウ” の由来は「花の形が千鳥が飛ぶ姿を思わせるから」だそうですが、別の和名として "ヒエンソウ(飛燕草)" と言う呼び名もあるようです。
何れにしても、花の姿/形から鳥を連想した点では共通するようです。

電気料金の値上がり予測

2023年06月10日 | Weblog
このブログでは、2015年以来何度も電気料金に関係する記事をアップしてきました。
この数ヶ月、毎日のように電気料金値上げに関連する報道を目にします。
数日前、東電エナジーパートナー(東電EP)から届いた通知よれば、「燃料費調整額」という半ば機械的に決まる価格高騰ではなく、いよいよ1KWh単価の改訂による値上げが決まったようです。
そこで、東電EP管内にある拙宅の電気使用量と料金の最新データをチェックしてみました。
なお、我が家の契約プランは「電化上手」です。

下図は最近6ヶ月の各月の前月の電気使用量の内訳を示したグラフです。(例えば、1月の数値は12月に使用した分です)


下図は電気料金の内訳のグラフです。


これらを見ると、電気の使用量とその料金は必ずしも比例するものではないことが分かります。
調整・割引等とは、燃料費調整額再エネ発電賦課金の合計から全電化住宅割引額を引いた金額ですが、1月はこれが12,206円(全体の37%)、6月は457円(4.2%)でした。
これだけ調整・割引等が大きく変動すると、電気料金の総額だけ見ているのでは、単価見直しによる値上げの影響を見定めることはかなり難しいように思います。
更に細かなことは承知していませんが、上の数字は政府による一時限的な価格抑制策も作用した後の数値と思われますから、ますます正確に理解することは難しそうです。

ところで、東電EPのウェブページに「電気料金見直しによる影響額の試算(簡易試算)」というページがありましたので、早速試してみました。
下図は6月(5月使用分)の数値によるシミュレーション結果です。


下図は1月(12月使用分)の数値による結果です。


比較的電気使用量の多い時期と少ない時期の数値によるシミュレーション結果に大きな差異はないようなので、ある程度結果の信憑性はあるように感じますが、燃料費調整額の変動による影響の方がはるかに大きいような気がします。
このシミュレーションによれば、値上がり率は6%程度ですから、私が思ったよりは小幅ですが、果たして結果はどうなることでしょう・・・

東電EPのウェブページには、簡易試算ではなく「電気料金見直し後の影響額について、お客さまの実際のご使用量に基づき試算を行います。と謳うページがありましたので早速申し込んだところ、結果が出るまで1~2週間要するという連絡がありました。返信が届き次第また取り上げる予定です。簡易試算との数値の違いにも興味があります。

散歩で見た花 (60)

2023年06月08日 | Weblog
以下どれも相模原北公園で見た花です。
1.ハナショウブ

この2年ほど、この公園の菖蒲田は荒れ果てていました。
恐らくコロナ対策などで相模原市の財政が逼迫し、公園整備の予算が縮小されたためだとは思いますが、大変残念な思いをしていました。
今年は昨年よりはマシですが、数年前の様子にはとても及びません。



2.アジサイ

アジサイは相模原市のシンボルですし、バラと共に北公園が整備に力を入れている花です。
昨年はアジサイ畑にもあまり手入れの行き届いていないスペースが見られましたが、今年はかなり回復したように感じました。

アジサイをスケッチする大勢の方の姿が見られました。


散歩で見た花 (59)

2023年06月04日 | Weblog
1.ホタルブクロ

これを見て私でも名前を知っている「ツリガネソウ」だと思ったのですが、帰宅してから花アプリで調べてみると、2つのアプリが「ホタルブクロ」と答えました。
ウィキペディアにはホタルブクロの別名が「ツリガネソウ」であると記されていますが、図鑑によってはその逆に記載してあるものもあります。また、両者を別種とする図鑑と、近縁とする図鑑がありました。素人的には同じものでしょう。
ツリガネソウ」はその花の形からきた名前でしょうが、「ホタルブクロ」はウィキペディアには子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来すると記されています。

2.アメリカオニアザミ

国立環境研究所や各地の自治体などのHPによると、「特定外来生物」ではありませんが「生態系被害防止外来種」に指定されており、畑作物や牧草の他、家畜にとっても有害な植物とのとです。既に全国的に蔓延しているようです。

3.クレマチス プリンセスダイアナ

クレマチスは既に2回取り上げていますが、前にも書いたようにクレマチスの種類は多い上に、以前の花とはその形が全く違うので、再度取り上げました。
クレマチス プリンセスダイアナ」という名前は、英国の故ダイアナ妃に因んで付けられたもので、1984年に英国で作出された花だそうです。