つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

「つれづれなるままに」は休眠しました

2024年08月02日 | Weblog
本日、新たなブログ「よもやま話」を開設し、「つれづれなるままに」は休眠します。

ブログの引っ越し

2024年08月01日 | Weblog
私がこのブログを始めたのは2005年2月ですから、20年近く前のことです。
新しいものに対する興味と、現役を退いた後のヒマ潰しが動機ですから、特定のテーマに絞ったブログではなく、まさに「つれづれなるままに・・・」でした。
従って、ブログのアクセス数には関心がありませんでしたが、当時のサークル仲間が時折書いてくださるコメントは励みになりました。

私にはますます暇な時間が増えましたので、投稿する数も以前より増え、アクセス数の増減にも次第に興味が湧いて、2年ほど前から毎日のアクセス数を記録するようになりました。
下のグラフは過去1年間の月間アクセス数のグラフ(PV:閲覧数、UU:訪問者数)です。

アクセス数は昨年秋ごろから多少増加傾向にはあったのですが、私の投稿数が増えたからだろうと思っていました。
所が、7月に入ってから突然アクセスが急増して驚きました。PVは1万7千近く(537/日)、UVは1万3千近く(407/日)に達したのです。
何か異常な事態が生じているとしか思えない増え方ですし、異常な数値です。

gooブログの事務局に尋ねたり、ネット情報を調べたりした結果、自分のブログのアクセスの急増を心配している方はかなり多いらしいこと、 ”クローラー” というGoogleやYhooなどの検索ロボットがネット空間を這い回っていることが原因の一つらしいことなどが解りました。

クローラーは、ブログの管理者に取って意味のあるアクセ数の把握が難しくなるという点では厄介者ですが、クローラー自体は有害ではなく、注目される情報の多いサイトほど更新の有無を確認する目的でクローラーのアクセスが増えるという情報もありました。

一方、「リファラースパム」という単語を初めて知りました。
私は、リファラースパムに関する詳細を理解したわけではありませんが、ブログの編集画面に表示されるアクセス元サイトのURLを見て、ブログの閲覧者がどのサイトを経由して自分のブログを見に来たのかを知りたいというブログ管理者の気持ちを悪用して有害なサイトに誘導し、ウイルスに感染させたり、詐欺犯罪に引き込むことを狙う仕掛けらしいと理解しました。

従って、ブログの管理者が「アクセス解析」に表示される怪しげなリンク元のURLをクリックしなければ問題は生じませんし、まして、単にブログを閲覧した人に害が及ぶことはない、と私は理解しました。もしこの理解が間違っていたら、指摘して頂くことをお願い致します。

ネット上には「リファラースパム」への対策法もいくつか載っていますが、今の私には荷が重いと言わざるを得ません。
しかし、やはり意味のある有効なアクセス数は知りたいですし、納得できる範囲の数値の増減は刺激になります。

そこで、これを機会に別のgooブログを開設し、このブログは ”休眠” させ、新しいブログに ”引っ越す” ことを計画しています。決して望ましい解決法ではありませんし、再び同じ問題が起こる可能性もありますが、 ”気分一新” には良い機会かも知れません。

新しいブログが出来次第このブログと相互にリンクを張って両方を行き来できるようにしたいと思います。
ブログがウイルスに感染しているわけではありませんから、リンクを通じてトラブルが伝染するようなことはない筈です。

準備が整い次第このブログでご案内しますので、今後も宜しくお願い致します。


散歩で見た花 (171)

2024年07月28日 | Weblog
このところの猛暑で散歩は控えていますが、近所のコンビニへ行った帰りに撮った花です。

1.ハツユキカズラ

 学 名:Trachelospremun
 和 名:ハツユキカズラ
 別 名:斑入りテイカカズラ
 科 名:キョウチクトウ科
 分 類:多年草(常緑)
 原産地:東アジア   
(以上、花と緑の図鑑より)

ハツユキカズラは、2年前の7月と昨年12月にも取り上げています。
なるべく同じ花は載せたくないのですが、涼しげな姿に惹かれてまたスマホのカメラを向けてしまいました。

花のようにも見える部分が「葉」であることは私も承知ですが、本当の「花」は咲くのかどうか知りませんでした。

ネットを調べてみると花も咲くことが分かりました。
下の写真は或るブログ(?)に載っていた写真を無断で拝借したものです。
撮影時期は5月初めで、花の直径は2cmほど、変わった形をしていますが、別の記事も参考にすると、この写真は花が盛りを過ぎて花弁が萎んだ状態の写真のようです。

そこに書かれていた記事によると、数年前から鉢植えで育てたものらしいのですが、花が咲いたのは初めてだそうです。
別のネット記事でも同様の記述を見ましたので、何等かの条件が揃わないと咲かないのかも知れません。剪定し過ぎると花は咲かないという記事もありました。
毎年ハツユキカズラを取り扱っている園芸業者でさえ、花を見たことがない人もいるそうです。

ハツユキカズラは住宅街でもよく見かけるポピュラーな植物ですが、繁殖力が強く、地植えすると根が張って根絶するのに苦労するとか、フェンスなどに絡みつくので、剪定は欠かせないとか、毒性がある、・・・など、ネット上にはネガティブな記述も多くありました。

2.グラジオラス

グラジオラスは私も子供の頃自宅に植えた記憶があるごくありふれた花ですから、当然このブログでも過去に取り上げたものと思っていました。
ただ昨日はコンビニの往復だけで、他に目にした花はないので、”念のため” ハツユキカズラと共にスマホのカメラに収めてきました。
所が、帰宅後に確かめたところ、過去の掲載リストには載っていません。即ち、私は過去2年以上の間、グラジオラスを目にしなかったか、見落としたことになります。
何れにしても、少なくとも私の周辺の住宅街ではグラジオラスの人気が落ちていることを意味すると思います。

以下はウィキペディアの引用(一部編集)です。
グラジオラス(学名: Gladiolus)は、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。
原産地は、アフリカ・地中海沿岸など。
赤、黄、橙、白などの花を開花する。
葉(一説には花が咲く前の一連のつぼみ)が剣のようなので Gladius(ラテン語で「剣」)に因んで名づけられた。
別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)。

日本には自生種はなく、園芸植物として植えられている。
明治時代に輸入され、栽培が開始された。
根は湿布薬の材料に使われる。」


電子車検証

2024年07月25日 | Weblog
我が家の車は今月車検の更新時期を迎えました。
この車を運転する二人の年齢を考え、運転を諦めるかもう一度更新するか悩みましたが、結局最後の更新をすることにしました。
車齢10年を超えたオンボロの車ですが、走行距離は少なく(約2万km)、車検整備に関する特別な問題は何もありませんでした。

先日ディーラーから新しい車検証が届き、昨年1月から車検証が紙から ”電子車検証” に変わったことを初めて知りました。
「電子車検証」とは言え、同じ名前の ”紙の車検証” が届きました。ただ、サイズはA6(105×177.8mm)ですから、以前のA4サイズに比べると随分小さくなりました。
表面には主要な事項だけが印刷されています。

裏面にはICチップ(ICタグ)が埋め込まれていますが、その内容を読み取る際に必要となる ”セキュリティコード” は表面に記載されています。
裏面のICチップが埋め込まれている部分にはシールが貼られており、このチップ中に車検に関係する全てのデータが記録されているそうです。

国土交通省のHPに「電子車検証特設サイト」が設けれており、電子車検証に関する情報が色々記載されていました。
そこには車検証を電子化する目的が次のように記載されています。

勿論、目的の一つには ”ペーパーレス化” もあると思いますが、車の整備事業者と運輸局をオンラインで結ぶことにより、車検時に整備業者が出向いて手続きすることを不要とする制度とシステムにすることがその主な目的らしいことが解ります。

その他、特設サイトには車検証閲覧アプリが用意されており、スマホやパソコンにアプリをダウンロードすれば、チップを読取り、車検証の全データを閲覧することができます。
以下は、読取り~閲覧画面の一部です。


上の画面はスマホの例ですが、パソコンでもカードリーダーがあれば同様の読取り・表示ができるようです。ただ私はカードリーダーを持っていないので、試してはいません。

読み取った内容はPDFファイルとして表示・保存・印刷することができます。
ただ、表示されるのは ”自動車検査証記録事項” ですから、正規の ”車検証” としては扱われないと思います。

なお、これと同じ書類は今回ディーラーから送られてきた車検証の封筒に同封されていました。
車検証の記載事項を知りたいとき、敢えてアプリでICチップを読み取る必要はないことになります。

このシステムが一巡すれば、次回から車検が終わって車が戻ってくるとき、フロントガラスには仮の標章ではなく、正規の新しい車検標章(ステッカー)が貼られているかも知れません。
次回車検はあり得ない私にはどうでも良いことですが。



ブログのアクセス数

2024年07月23日 | Weblog
今月初めころ、知人から「ブログのアクセス数が急増して心配で・・・」という相談がありました。
実は私のブログにも昨年11月に同様の現象があり、goo事務局の方に問い合わせたことがありました。そのとき、担当の方から以下のような回答を頂きました。
『(前略)そのため、クローラーからのアクセスがあった際にアクセス数が増える場合もあります。
なお、クローラーとは、Googleなどの検索サイトが運用している「WEBページを自動巡回し、ページ情報を収集して検索データベースに登録するためのプログラム」のことを指します。
※「検索ロボット」や「サーチボット」とも呼ばれます。(後略)』

この経緯を知人に伝え、取り敢えずは一件落着となりました。

一方、私のブログは今年5月以降アクセス数が急増し、7月は残り9日を残して昨日までに月間アクセス数は、PV(Page View)が約9千、UU(Unique User)が約7千に達しました。(下図)

上図は、この間の私のブログのPVとUUの月間累積数をグラフにしたものです。今の勢いが続けば7月のPVが1万を超えることはほぼ確実だと思います。
私がこの種のデータを取り始めたのは2022年5月ですが、約2年2ヶ月の間にアクセス数は10倍を超えそうです。

いつかも書きましたが、私が色々なデータを記録しているのは、データが全てという元製品開発技術者の習性ともいうべきもので、ブログのアクセス数を増やす目的で工夫や努力をしたことはありません。ブログのスタイルや内容もまさに ”十年一日の如し” で何ら進化していません。

そうは言っても、何が原因でアクセスが増えたのか?・・・。 やはり気になります。
以前事務局から頂いた回答のお陰で、不安を感じることは殆どありませんが、この際アクセス急増の理由を自分なりに探してみようという気になりました。

ネット記事を漁ってみると、やはり事務局から教えて頂いた「クローラー」によるアクセスが増えたことがその理由らしいとが分かりました。
それを具体的に検証したネット記事を見つけました
【クローラーの巡回頻度】アクセス数のうち、クローラーボットが占める割合を解析してみた
はその一つです。

今の私にはこの検証の妥当性を評価する能力も根気もありませんが、結論には納得できましたので、結論のごく一部を切り取らせて頂きました。(下図)

これが事実なら、約8割はクローラーによるアクセスということですが、まさに ”むべなるかな!” という思いです。

クローラーの機能について、或るネット記事には次のように記されています。
「クローラーはリンクを辿ってWebサイト上を移動し、Webサイト内のコンテンツなどを解析・収集してデータベースに登録します。これによりGoogleなどで検索したとき、検索結果にWebサイトが表示されるようになるのです。」
これは、例えば用語として検索時のキーワードになり易い単語をコンテンツのタイトルや本文に多用してクローラーの解析・収集機能に上手くマッチさせることができれば、Googleなどの検索結果の上位に掲載されてアクセスされ易くなり、その結果コンテンツの閲覧数も増えるということなのでないかと思っています。

その実例(?)を挙げます。
下図は私のブログのアクセス解析画面の一部です。

これは7月14日の私のブログの各記事へのアクセス数ですが、「dカード情報の確認」という記事へのアクセスが突出しています。私のブログの一つの記事へのアクセス数としては明らかに異常な数値です。

その理由(の一端?)を探ってみました。
Googleでキーワードとして”dカード情報の確認” と検索すると、何とDoCoMoのサイトに続いて私のブログが上位に載っていたのです。(下図)

クローラーはコンテンツに関する情報を更新するために何度も同じサイトにアクセスするので、クローラーが注目するサイトへのアクセス数が増えるらしいと理解しました。これが正しいか間違っているかは解りません。今の私はそこまでの推測しかできません。

7月の異常についてはそれで説明できるとしても、昨年11月以降にアクセス数が上昇傾向に転じた理由は解りません。この頃にGoogleやYahooなどのクローラーボットの使い方が変わったのでしょうか?

クローラーボットではなく人による実アクセスが増加したのなら、それを目的にはしていない私でも悪い気はしませんし、次第にアクセスランキングの順位が上がって、多分一時的とは言え1,000を切ったことも嬉しいのですが、素直には喜べない複雑な心境です。

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P.S.
体力低下に加えてこの暑さでは散歩もままならず、「散歩で見た花」の更新が難しい状況です。





散歩で見た花 (170)

2024年07月22日 | Weblog
多肉植物

これらは、或る小さなマンション(アパート?)の1階駐車場の壁面に架けられた、さほど大きくない一つの鉢に植えられたものです。

写真①には数種類の植物が写っているように見えます。
これが全て多肉植物であることは私にも分かりますが、画像検索してみても自信を持って「これだ!」と判断できるものは見つかりませんでした。

初めは、3~4種類の多肉植物が混植されていると思ったのですが、近寄って見ると長い蔓性のもの以外は一つの株から違う形の植物が生えているように見えるのです。

写真②には細い葉(?)が上向きに密集している部分と、その下および右側には葉が花弁のように大きく開いて、花のような形をした部分があります。

写真③には、色は若干違いますが、②の花のような形をした部分と似たようにも見える部分があります。
その左側には垂れ下がった蔓に緑色の小さな葉が沢山付いている様子が分かります。この部分は明らかに②や③右隣の植物とは違う種類に見えました。

写真④の緑色の部分も他とは明らかに違って見えます。
写真⑤は写真②の花(葉)が開く前の姿のようにも見えますが、本当のところは分かりません。また、その根元付近にある赤い部分は何なのか全く分かりません。

もっと近づいて、場合によっては手で触れてみたりすれば、これらが同じ株から生えているのか、別の植物がそのように見えるのかくらいは分かったかも知れませんが、 ”不審者” 、”花泥棒” と間違われても困るので諦めました。

その代わり、鉢を真上から写して帰宅後に確かめることにしたのが写真⑥です。
鉢は私の背丈を超える高さに架けられていますので、スマホを頭上に掲げて上から写しました。

これを見ると、全く同じではありませんが、よく似た茎が同じところから生えているように見えて、不思議な感じがします。

初めに述べたように、これらの写真のそれぞれ特徴的な部分を画像検索してもこの植物の名前を特定することは出来ませんでした。その過程で候補に挙がったのは以下の多肉植物の名前です。
・朧月(オボロヅキ):ベンケイソウ科/グラプトペタルム属
・セネシオ:キク科 /セネシオ属
・エケベリア属:ベンケイソウ科 /エケベリア属
・レティジア:ベンケイソウ科/セデベリア属
・ルビーネックレス:キク科/オトンナ属
・アエオニウム:ベンケイソウ科 //アエオニウム属
確かに図鑑の植物と似ていると感じるものはありましたが、何れも決め手不足でした。



散歩で見た花 (169)

2024年07月20日 | Weblog
今日は雑草2題です。
どちらも道路と或るホームセンターの境界に設置されたフェンス沿いに咲いていました。
写真を撮ったのは道路上ですが、花はフェンスの隙間から道路にはみ出して咲いていました。

1.ワルナスビ

以下はウィキペディアの引用です。
『ワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense )はナス科の多年草。日本も含め世界的に帰化している外来種である。
分布:アメリカ合衆国南東部の原産。ヨーロッパ、アジア、オセアニアに移入分布する。
特徴:茎や葉に鋭いとげが多い。種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってよく繁茂する。耕耘機などですきこむと、切れた地下茎のひとつひとつから芽が出てかえって増殖する。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。

花は白または淡青色で同科のナスやジャガイモに似ており、春から秋まで咲き続ける。果実は球形で黄色く熟しプチトマトに似るが、全草がソラニンを含み有毒であるため食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。また、美味しそうに見える果実でもあるため、子供などがトマトなどと勘違いして口にしてしまう危険性も高い。厄介な雑草である。

和名は、これらのたちが悪い生態により付けられた。
英語でも「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato(悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。


2.ヘクソカズラ

これもウィキペディアの引用です。
『ヘクソカズラ(屁糞葛、学名: Paederia scandens)は、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓(つる)性多年草で、やぶや道端など至る所に生える雑草。夏に中心部が赤紅色の白い小花を咲かせる。葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。

和名ヘクソカズラの由来は、葉などをつぶすと、強い悪臭を放つことから「屁糞かずら」の意味で名付けられたもので、元々は「屁臭(へくさ)」だったものが転訛したともいわれている。カズラ(葛・蔓)は、つるで伸びる植物につけられる語である。日本最古の和歌集である『万葉集』の中にも「屎葛(くそかずら)」の名で詠まれている。


これを見ると大昔から臭いことで知られていたようですが、地方によっては、可愛い花の様子からサオトメバナ(早乙女花)、田植えをする娘(早乙女)のかぶる笠に似ていることからサオトメカズラ(早乙女蔓)とよばれることもあるそうです。
また、お灸を意味するヤイトバナ(やいと花)やウマクワズ(馬くわず)などの別名もあるそうです。

健康保険証の更新

2024年07月17日 | Weblog
8月から使用する後期高齢者医療被保険者証が送られてきました。

現在有効な保険証とは紙の色が違うだけで、有効期限と交付年月日以外の記載事項は全て同じです。

保険証の台紙には【大切なお知らせ】という文章が印刷されていました。

要するに ” あなたはマイナ保険証が利用できる状態になっていますから、なるべくそちらをを使ってください” ということです。

また、マイナ保険証の利用を勧める書類が同封されていました。下図はその一部です。

ここには「紙の保険証は令和6年12月2日で廃止されます」と明記され、まだマイナ保険証を持っていない人には「資格確認書」を送るとも書いてあります。

このことはかなり前に政府が決めたことですが、残り5か月を切った今も反対論や、混乱を心配する意見などが収まっていません。

今の政府は追い詰められて土壇場で決定をひっくり返したり、或いは先延ばしする可能性も否定できませんが、もし本当に12月2日に紙の保険証を廃止するなら、今回送られてきた保険証が使える期間は8月1日~12月1日までのほぼ4ヶ月しかありません。
これは神奈川県の後期高齢者医療保険の例で、他の健康保険のことは分かりません。
ただ、少なくとも神奈川県の後期高齢者医療保険について言えば、何とも勿体ない話です。

健康保険は社会の最重要インフラの一つには違いありませんから、単純に何が無駄とは言えないことは解りますが、せめて今の保険証の有効期間を12月1日まで延長するような措置は出来なかったのかと思ってしまいます。

病院へ行く度に、徐々にマイナンバーカードの保険証を使う人は増えていると感じます。
初めの混乱はある程度仕方ありませんが、国民も社会のデジタル化に協力することは必要ではないでしょうか。
デジタル機器の取扱いに慣れていない高齢者のサポートは必要ですが、社会全体の仕組みにデジタル技術を活用することから逃げることは最早不可能でしょう。

現在のマイナンバーカードやそれによる保険証の仕組みには何かとお粗末な点があるらしいことは心配ですが、今更後戻りできないところ迄来ているのも事実だと思います。運用しながら改善して行くしかないのではないでしょうか。


東芝凋落の象徴か?

2024年07月16日 | Weblog
猛暑の季節を迎えエアコンは欠かせませんが、扇風機の出番もそれなりにあります。
今の扇風機は殆どリモコン付きですが、その操作性の良し悪しは使い勝手に直結します。

昨年、それまで10年以上使用したリビング用の扇風機を買い換えたのですが、リモコンの性能に不満があり、その前年に買って書斎で使用していた安物(?)の扇風機と入れ替えました。
昨年、書斎では我慢して新しい扇風機を使っていたのですが、今日は東芝扇風機のリモコンの使い勝手が何故悪いのか、その原因を考えてみました。

昨年買った扇風機は東芝製、その前年に買ったのはユアサ製です。ただ東芝とは言っても、実は中国資本の傘下に入った「東芝ライフスタイル」の製品です。
扇風機本体の仕様・性能は両方ほぼ同等で、リモコンはどちらも赤外線式だと思われます。

東芝のリモコンの何が不満かというと、動作範囲が狭いのです。
取扱い説明書には以下のように記載されています。

これを見ると、水平方向の動作範囲は3m以内において60°(左右30°)以内となっていますが、垂直方向の動作範囲は書いてありません。説明図では本体の設置面と同じ平面内で左右30° のように受け取れます。
実際に試したところ、斜め45° くらい上からリモコンを向けても、リモコンの送信部を本体の受信部(受光部)に向ければ動作はしました。
ところが、リモコンを水平状態に保持したまま、上方斜め約30°以内で操作しても反応しないのです。
事務用の椅子に座ったまま1~2m先の床に置いた扇風機を操作する場合、リモコンは水平に近いまま本体方向に向けるのが自然な動作のように思います。リモコンの発信部(発光部)の位置を意識して斜め下の受光部に向ければ動作はしますが、イライラしてしまいしまいます。

一方ユアサ製の扇風機のリモコンの動作範囲にストレスを感じることはありません。
扇風機本体の前面は勿論、極端な場合、後ろ側でリモコンを操作しても反応する場合が多いのです。
デザイン的にはユアサ製はやや劣りますが、価格は半額程度だったと思います。

両方のリモコンの操作性の違いはどこからくるのか考えてみました。
下の写真を見ればその違いがある程度解ります。

受光部の位置と受光部の形状が違います。
東芝製は架台部の側面(垂直面)に沿って受光面があります。横方向は大きな曲面ですが。縦方向は垂直です。

それに対して、ユアサ製は架台上面に受光部がありますから、斜め上方向からの受光も容易です。
また、受光面はやや半球に近い形状ですから、平面より広い方向からの光を受信できる筈です。
ただ1方向からの受光量は小さくなりますから、良いことばかりではないと思いますが、両製品の使用感は全く違います。

あの東芝がこのようなお粗末な製品を販売していることに本当に失望しました。
試作段階で実際の使用シーンに即してテストしていれば、操作性の悪さは容易に認識できた筈です。

10年(?)ほど前、川崎にある「東芝未来科学館」を見学したことがあります。
そこには東芝が日本で初めて製品化した商品を展示しているブースがあり、同社の栄光の歴史を知ることができました。
最近の東芝には暗いイメージばかりが付きまとっていますが、あの施設が今どうなっているのか知りたくて、HPを探してみました。

そこには同社の栄枯盛衰を実感させる「お知らせ」がありました。
東芝未来科学館は6月29日に公開を終了していたのです。設立は63年前だそうです。

確かあの時、同社が日本で最初に発売した製品の中には扇風機もあったことを思い出し、探してみると次の説明と写真がありました。

東芝の凋落が日本全体の凋落の一コマではないことを祈るばかりです。



散歩で見た花 (168)

2024年07月12日 | Weblog
クレマチスの果球

これは「花」ではないことは私にも分かります。

私はこれまで見たことが無かったので、ネット図鑑などで調べて「クレマチスの果球」という物であることを知りました。
しかし、「果球」とは何かが分かりません。いつも頼りにしているウィキペディアや「趣味の園芸」には載っていないか、知りたいことが書いてないのです。

私の想像ですが、「果球」は植物学的な名称ではないのではないかと思います。
ただ、「クレマチスの果球」という名前でメルカリに出品されていますから、商品としての通称ではあるようです。
また、個人のブログには「クレマチスの果球」は多数載っています。
その中には「クレマチスの果球(タネガラ)」と書いてある記事もありました。
何れにしても花が咲き終わった後にできるもので、普通は枯れた花は切ってしまうので、目にすることは多くは無いようですが、一部の人には珍重されているらしいことが窺われます。

ウィキペディアで「果球」を検索すると、何故か「球果」に関する記述が表示されます。入力ミスと判断して、ご親切にも似た(?)単語に変換して回答してくれたようです。
所が、紛らわしいことに、「球果」は植物学の用語らしいのですが、クレマチスの果球とは関係無いようです。
ウィキペディアには以下のように記述されています。
球果(きゅうか、毬果)は、裸子植物の針葉樹類が形成する胞子嚢穂(生殖器官)である。「」と表現されるが、厳密には果実ではない。英語 cone は円錐を意味する単語であるが、初め矢田部良吉により「毬果」と訳され、後に「球果」として広まった。
松ぼっくり(松かさ)がこれに該当するようです。

昨日は蒸し暑い中での散歩でしたが、珍しいものを目にし、何の役に立ちそうもない知識を得ました。

詐欺SMS

2024年07月08日 | Weblog
今朝、私の携帯にショートメッセージ(SMS)が届きました。(下図①)

先ず、発信番号に日本の国際番号である「+81」 が付いているのが気になりました。
私は三菱UFJ銀行に口座を持っていますので、初めから無視することはできないのですが、その内容・表現が如何にも詐欺っぽいので、記載されているURLをクリックしようとは思いませんでした。そもそもこのようなことを銀行がSMSで送ってくることなどあり得ません。

頭に「+81」が付いた電話番号ですから、外国からの発信である可能性が大です。更に、文面の不自然さからは日本人によるものではないような気もします。
但し、「+81」について調べてみると、やや特殊な例らしいですが、国内発信の電話であっても頭に「+81」が付く場合があるそうです。

これが電話の着信であれば、7月4日の電話帳ナビの効果」で紹介したアプリのお陰で、着信画面に詐欺を警告する文字が現われる筈なのですが、SMSの着信には対応していないようです。

そこで、スマホの「電話帳ナビ」を起動し、検索ウインドウに「+81」を付けたまま電話番号を入力したところ該当する番号は見つかりませんでした。
次に「+81」を「0」に変えて検索した結果が上図②です。「詐欺メール/URLは危険」と表示されています。国内ではこの番号が詐欺に使用されたことが分ります。

続く画面③の「ブロック」を選択することで、再びこの番号から着信があった場合、電話はブロックされるようになりました。(SMSには効かないと思います)

更に③の右向きマークから「より詳しい情報を確認する」ことができるのですが、この先はPC版の電話帳ナビで確認することにしました。
ネットの電話帳ナビを立ち上げ、この電話番号を検索すると、下図④の画面が開きました。

事業者名の欄には「詐欺メール/URLは危険【注意】」と記されていた他、次の画面にはこの番号を検索するアクセス数の推移を示すグラフが表示されていましたが、それ以上の情報はありませんでした。
グラフによると、この番号の検索は1年ほど前から始まり、今春以降その件数が増えているようです。

この先も際限なく新手の詐欺が続出するのでしょうか。
これまではどうにか被害を防いできましたが、この種の詐欺にもAIなどが悪用されるようになれば、高齢化が進行中の私も絶対に引っかからないとは言い切れない空恐ろしさを感じます。

散歩で見た花 (167)

2024年07月06日 | Weblog
1.ニオイバンマツリ

 和名:ニオイバンマツリ(匂番茉莉)
 学名:Brunfelsia
 別名:ブルンフェルシア
 分類:ナス科ブルンフェルシア属
 原産地:南アメリカ
 花期:5~7月 夏や秋に返り咲きすることも

以下、ウィキペディアの引用です。
「和名の匂蕃茉莉は、匂(香り)があり、蕃(外国)からの、茉莉(ジャスミン類)の意味で「香りのある外国からのジャスミン」を意味する。 但し、ジャスミンはモクセイ科ソケイ属であり別属。
日本には明治時代末期に渡来し、「ブルンフェルシア」という名でも流通している。
花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、1本の木で2色咲いているように見える」


図鑑で見るニオイバンマツリには花が沢山咲いているのですが、この写真では2つしか咲いていません。本当にニオイバンマツリなのか、自信はありません。
ニオイバンマツリの花期は5~7月ということですから、写真の花は最盛期を過ぎているのかも知れませんし、或いは時季外れの ”返り咲き” かも知れないと思っています。

2.キキョウ

 学名:Platycodon grandiflorus
 和名:キキョウ(桔梗)
 別名:アリノヒフキ、ボンバナ、ヨメトリバナ
 分類:キキョウ科 / キキョウ属

私は、 ”桔梗の花は紫色” と思い込んでいたのですが、今回白花の桔梗があることを初めて知りました。花図鑑などによれば、白い花は園芸種だそうです。

「秋の七草」の一つとして、また家紋の一つ ”桔梗紋" の図柄としてもよく知られた桔梗ですが、実は日本では絶滅危惧種に指定されていることを知りました。或るサイトには次のように記述されています。
「キキョウの自生環境は草原です。 人が野焼きや草刈りで草原を維持しなくなったことや、開発し続けたことが、キキョウが絶滅しつつある原因です」

街中には無数の花が溢れていますが、その多くが園芸種らしいことは素人にもよく分かります。旧来の花より大きく美しいこと、珍しいことなどばかりが尊重されているように思います。花も商品である限りそれも仕方ないのでしょうが、あまりに人工的な花ばかりでもな~・・・という感じです。

「電話帳ナビ」の効果

2024年07月04日 | Weblog
昨夜8時過ぎ、スマホの電話着信音が鳴りました。

左は呼び出し中の画面です。
一見して怪しそうな電話番号の一部と「電力プラン切替・・・」という文字が表示されています。電話番号の一部は見えません。(私が画面を拡大表示にしているせいかも知れません)
右は10回ほど鳴って切れた後に撮った着信履歴の画面です。こちらには電話番号が全て写っています。
因みに、080で始まる電話は旧PHSの携帯電話であることが多く、勧誘などに使われる例が多いという記事を何処かで見たような気がします。

「電力プラン切替・・・」の文字を見て、1~2ヶ月前、自宅の固定電話に『東京電力と契約している方に新しい電力プランのご案内をしています・・・』というような自動音声が流れた電話があったことを思い出しました。
その時は冒頭部分だけ聞いて電話を切りましたので、内容が真面目な営業活動だったのか、いかがわしい内容だったのかは分かりません。

6月13日に、私は「不審な国際電話」という投稿をしましたが、この電話を契機として、以前YouTubeで知った「電話帳ナビ」というスマホアプリをiPhoneにインストールしていました。
その後スマホに心当たりの無い人からの着信は無かったので、その効果を実感する機会はこれまでありませんでした。

下はApp Storeにある「電話帳ナビ」を紹介する画面です。

迷惑電話をブロックするなど、「電話帳ナビ」の全ての機能を利用するには有料版を契約する必要がありますが、呼び出し中の画面や通話後の履歴画面で電話の素性をある程度確認するだけなら、無料版でも十分利用価値がありそうです。

この電話番号の利用者についてもう少し知るために、パソコンの「電話帳ナビ」の画面にこの番号を入力して検索してみました。(下図)

ここでは、事業者名として「電力プラン切替営業」と記されていますが、これが正式な社名なのか、営業の実態を示すものなのかは分かりません。

その下にはこの電話番号を検索するためのアクセス回数の推移を示すグラフが表示されています。(下図)

これを見ると、今年の5月頃からアクセスが急増していることが分ります。
私の携帯に届いた電話と同じ電話がこの頃から急に増えたのだと思います。

このアプリの安全性が若干気になりましたので調べてみましたが、かかってきた電話番号との照合は予めスマホにダウンロードした電話番号のデータベースとの間で行われるので、アプリ利用者の電話番号がサイトの運営者などに伝わることはないようです。
ただ、 ”いわく付き電話” は日々増え続けますので、アプリのデータベースは頻繁に更新されます。それに応じてスマホ内のデータベースも更新しないと最新の情報は得られないことになります。
アプリを開き、「保守」というアイコンを選択したとき「アップデートが必要です」と表示された場合は、「電話番号情報を更新」を選択してスマホ内のデータベースを更新する必要があります。データベースの更新がどの程度の頻度で行われるのかは不明ですが、週1回、せめて月1回は更新しようと思っています。ただ忘れていても、知らない相手から着信がある度に思い出すのではないかと思っています。

なお、Androidにも同じアプリがあるようです。
また「電話帳ナビ」以外にも有料/無料の同様のアプリがあるようですが、私は自分が信頼している或るYouTuberが推薦するこのアプリを選択しました。

散歩で見た花 (166)

2024年07月03日 | Weblog
1.ガザニア・シルバーリーフ

ガザニア」は過去に2回取り上げていますが、素人目には同じ植物とは思えませんでしたので、また取り上げました。

ネット上にあった以下の記述からすると、シルバー系は、ガザニアに限ったことではなく色々な植物に存在するらしいことが分ります。
シルバーリーフは、カラーリーフの中でも、白や銀色の葉を持つ植物のことです。単植で楽しむだけでなく寄せ植えのアクセントや、他の植物と組み合わせることでプランターや花壇が、ワンランク上の雰囲気に変化します。」

ただ、 ”シルバーリーフ” は正式な植物名ではなく、商品名として付けられた名称の一部であるような気がします。
6月17日に掲載した「シロタエギク」もシルバーリーフの一つでした。このとき分かったことですが、シロタエギクの花にはそれほど人気はなく、価値は葉の美しさにあるようでした。
ガザニアは花にも人気がありそうですが、この写真を撮った場所は半ば荒れ放題でしたから、植えたものか自生したものか分かりません。

2.ヒメジョオン

 学名:Erigeron annuus
 分類:キク科ムカシヨモギ属

4月27日の「散歩で見た花 (142)」で取り上げた「ハルジオン(春紫菀)」とよく似ていますが、特徴の違いから「ヒメジョオン(姫女菀)」(別名ヒメジオン)と判断しました。
両者の違いはいくつかあるようですが、素人には 『ハルジオンの花弁はヒメジョオンの花弁より細い』という点が一番分かり易いように思いました。
今はどちらも街中に蔓延り「雑草」扱いされているようです。

なお、「女菀」とは「中国産の野草」という意味だそうです。



散歩で見た花 (165)

2024年07月01日 | Weblog
今回はどちらも「花?or 実?」と迷った ”珍種” ですが取り上げることにしました。

1.ヤブミョウガ

和名:ヤブミョウガ(薮茗荷)
学名:Pollia_miranda
分類:ツユクサ科ヤブミョウガ属(普通の茗荷はミョウガ科)
分布:関東地方以西の暖地の林縁など、湿気の多い土地

或る図鑑に以下の記述がありました。
「1株の中に雄花と雌花があり、雄花では雌しべは小さく、雌花では雌しべは大きく、花柱が長くつき出し、雄しべは短い。」
これを参考にして写真の花をよく見ると、多くの花から細いものが長く突き出しています。もしこれが「花柱」であるならば、この花は「雌花」であると思われます。
また、数は少ないですが、「花柱」らしいものが見えない花もあります。これが「雄花」なのかどうか、この写真でははっきりしません。

2.ヨウシュヤマゴボウ

和名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
別名:アメリカヤマゴボウ
学名: Phytolacca americana
原産:北アメリカ

ヨウシュヤマゴボウは明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物で、ベリーや山ぶどうに似た果実を含む植物全体に毒性がある危険植物だそうです。

荒れ地の茂みでこれを見たときは、垂れ下がっている房が花なのか、若い果実なのか分からなかったのですが、写真を拡大して花図鑑の画像と比較してみると、緑色の丸い部分は花が咲き終わった後の「未成熟果」らしいことが分りました。ただ、「萼(がく)」らしいものも見えますので、咲き終わってまだ日の浅い花ではないかと思います。