つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

散歩で見た花 (142)

2024年04月27日 | Weblog
1.ハゴロモジャスミン

4月18日に「カロライナジャスミン」を取り上げましたが、その数日前に別の場所で濃いピンクの蕾を沢山つけた植物の様子を画像検索したところ、「ハゴロモ(羽衣)ジャスミン」と分かりました。

初めはハゴロモの開花を待って、二種類のジャスミンを一緒にアップしたかったのですが、数日待ってもなかなか開花しません。仕方なくハゴロモの方は暫く開花を待つことにし、先にカロライナだけをアップしました。

昨日また花の様子を見に行ってみると、半分くらいは開花していましたので、ようやくこちらもアップすることができました。
カロライナジャスミンは本来のジャスミンとは別種の植物で、言わば「ジャスミン擬き」ですが、ハゴロモジャスミンは正真正銘の「ジャスミン」だそうです。

2.ホウチャクソウ

花辞典などによれば、「ホウチャクソウ」の漢字は「宝鐸草」で、チゴユリ属に分類される植物。また、宝鐸とは、お堂や塔の四隅につるす大型の鈴のことだそうです。

3.コデマリ

漢字表記は「小手毬」。科名 / 属名はバラ科 / シモツケ属。
数年前まで、我が家の庭にあったコデマリは1本だけでしたが、昨日近所の公園で撮ったコデマリは多くの樹が密集してなかなか見事でした。

4.ハルジオン

数日前、早朝のラジオでハルジオンという花(雑草)について話しているのを聴きました。
そのときは、漢字で書けば「春紫菀」であること、よく似ているが、「ヒメジョオン(姫女菀)」という別種の植物もあることなどが話題でした。
話しの内容から、『至る所でよく見かけるあれだ!』と思い、写真を撮り、やはり「ハルジオン」と確認したのですが、それ以上の興味は湧きませんでした。

昨日は、ホウチャクソウを撮った少し大きな公園でややピンクがかったハルジオンらしい花を見付けました。調べてみるとウィキペディアに興味深い記事がありました。
「また、花弁の白い部分がやや紫がかる(ピンクや薄紫)の個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育ったときにできるものである。このため、ある程度ではあるが地域の大気汚染の度合いの目安とすることもできる。同一地域であっても、道路わきの個体とそこから少し離れた場所の個体では花の色に違いが見られることも多く、本種が車の排ガスなどの大気汚染物質に対し敏感であることが見て取れる。」

確かにこの場所は交通量の多い広い車道から少し離れた公園の花壇ですから、上の記述内容とも合致するかも知れません。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (141)

2024年04月24日 | Weblog
1.マツバウンラン

マツバウンラン(松葉海蘭)はゴマノハグサ科(オオバコ科)の一年草または二年草で、葉の形が松葉、花がウンランに似ていることからこの名がついたそうです。
見た目は可憐で可愛い花ですが、国立環境研究所の「侵入生物データベース」に載っている外来植物で、繁殖力が強く雑草扱いされているようです。何処かに「奇麗なので庭に植えたら増え過ぎて困っている」という記事もありました。

2.ワスレナグサ

以下、ウィキペディアの引用です。
ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。
ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。季語は春である


別の図鑑に拠ると、ワスレナグサエゾムラサキの見分けは難しいそうですが、ここに記されているエゾムラサキは日本の山野(特に北海道や上高地)に自生する植物だそうですから、写真の花はワスレナグサと判断しました。

3.ウンナンハギ

雲南萩という漢字表記から分かるように原産地は中国雲南省だそうです。

秋の七草の一つの花に似ていることからついた名前のようですが、日本で流通しているウンナンハギは四季咲きだそうです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (140)

2024年04月22日 | Weblog
1.タツナミソウ

学名:Scutellaria indica
和名:タツナミソウ(立浪草)
科名 / 属名:シソ科 / タツナミソウ属

タツナミソウ」の漢字は「立浪草」。
花の咲く様子が、泡立って寄せてくる波を思わせるのでついたそうです。
細かく分類すれば ”〇〇タツナミソウ” は沢山あるようです。

写真で見ると荒れ地のようですが、一応市の指定緑地で、近所の方が世話をしているようです。

2.ユーフォルビア

下記は「趣味の園芸」の引用です。
「ユーフォルビア属は、2000種以上もある大きな属で、形態も一年草、多年草、多肉植物、低木とバラエティに富み、日本にもナツトウダイなど数種が自生しています。
花壇や鉢植えに利用される耐寒性のある宿根草には、ポリクロマ種、キャラシアス種、キパリッシアス種などがあり、いずれも個性的な草姿と花が魅力で、植え込みの中でもひときわ目立つ存在となります。」


上の説明のように、ユーフォルビア・〇〇という仲間は非常に多いようです。その中で、この写真の花はどれなのか特定はできませんでした。

『ユーフォルビアの日本名はトウダイグサ』と記しているネット図鑑がありますが、『トウダイグサはユーフォルビアの一つ』としている別の図鑑もありますので、『ユーフォルビア=トウダイグサ』なのかどうかよく解りません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BitLockerのこと

2024年04月21日 | Weblog
下の画像はネットから借用してたPCの「ブルースクリーン」の例です。
これはWindows11 PCに実装されている「BitLocker」がデータ漏洩の恐れを検知して作動したとき、或いは何らかのPCの誤作動でBitLockerが作動したときの画面です。

迂闊なことに、私はWindws11のパソコンは初期設定で「BitLocker」という機能がオンになっていることを最近知りました。

調べてみると、これはPCからの情報漏洩を防ぐ機能であることが分りました。
万一、盗まれたPCや、適切な処理がなされないま廃棄処理業者に渡ったPCから、データ記憶装置であるSSDまたはHDDが取り外されても、そこに記録されているデータは全て暗号化されているため、データが流出する心配はないという仕組みだそうです。

詳細は省きますが、情報漏洩の対策としては極めて強力である反面、パソコンの異常で画面が「ブルースクリーン」になってしまったとき、このPCを起動するためには48桁の「回復キー」が必要になるのだそうです。そして、その ” 回復キー ” は予めPCの所有者には知らされてはいないのです。

その事態に備えるためには、予め回復キーを自分で探し出し、紙に記録しておくかデータファイルとしてそのPCとは別のUSBメモリーなどに保存しておく必要があるのです。(別のPCを使ってMicrosoft Accountから回復キーを見つける方法もあるようです)
そのようなPCの異常は、PCがフリーズしてしまい、やむを得ず電源ボタンの長押しでPCを「強制終了」したときや、Windows Update に絡むトラブルなどに起因して生じることがあるようです。
詳しいことはネット上に沢山あるBitLockerの情報が参考になります。

BitLockerは、現在販売されている大部分のWidows11 PCに実装されており、初期設定でオンになっているようですが、Windows10には実装されていません。
私がメインで使用しているデスクトップPCのOSはWindows10ですからこの機能は無く、そのため関心が無かったのですが、サブ機として昨年購入したノートPCのOSはWindows11ですから、BitLockerに無関心でいるわけには行かなくなりました。

数日前、偶然BitLockerについて解説するYouTubeの動画を見付けました。
【Windows危険!】パソコンが急に起動しなくなる!『BitLocker誤作動に備えよう!』
類似の動画は他にもありますが、私はこの方の動画はよく見ていますし、時折参考にしています。

この動画では、BitLockerの目的や仕組み及びその価値や問題点を解説した上で、個人のパソコンはこの機能をオフにすることを勧めています。
他のいくつかの情報も参考にした後、私も個人のPCに取ってはメリットよりこの機能をオンにしておくリスクの方が大きいと考え、BitLockerはオフにすることにしました。

以下の画像はBitLockerをオフに設定し直すまでの過程をスクリーンキャプチャ―したものです。省略した画面もありますから、必要があれば、上記の動画を参考にして下さい。

① ” PC ”/” ディスクドライブ ” アイコンの ” 鍵マーク ” は、BitLockeが有効であることを示しています。


② ” コントロールパネル ”/ ” システムとセキュリティ ”/ ” デバイスの暗号化 ”/ ” 回復キーのバックアップ ” を選択します


③ バックアップ方法をどちらか選択します。ここでは先ず「回復キーを印刷する」を選びました。


④ 続いて外付けのUSBメモリー(この例では「重要データ」)をセットし、「ファイルで保存する」を選択してその中に回復キーのファイルを保存しました。


⑤ 紙に印刷した ” 回復キー ” です。
実際はこの前後に簡単な説明や注意事項なども印刷されますが、下の画像では編集でカットしてあります


⑥ ” 設定”/ ” プライバシーとセキュリティ”/ ” デバイスの暗号化 ” を選択すると、” デバイスの暗号化 ” のスイッチが ” オン ” になっていますので、BitLockerを停止する場合はこれを ” オフ” にします。


⑦ オフにすると赤い警告画面が現れますが、オフにする場合は ” オフにする ” を選択します。
(この部分は前述の動画の画面とは少し違いました)


⑧ 暗号化の解除が進行します。所要時間はデータ量やPCの仕様などによって異なるようですが、私の場合は15分~17分ほど要しました。


⑨ ②と同じくドライブのアイコンを表示すると、” 鍵マーク ” は消えていました。


Bitlockerは確かによく考えられた安全対策だとは思いますが、その仕組や注意事項等について、Microsoft社からユーザーに対してそれに関する情報が殆ど何も開示されないまま、そして回復キーの告知もないまま、このような機能が実装され有効にされていることは腑に落ちません。

現在はWindows10のPCをメインにしている私も、2025年10月のWindows10サポート終了に備えてWindows11にもっと関心を持つ必要がありそうです。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (139)

2024年04月19日 | Weblog
1.オオツルボ

初めて見た花です。
以下は植物図鑑で調べました。
学名:Scilla peruviana(シラー・ペルビアナ
英名:Cuban lily
和名:オオツルボ(大蔓穂)
別名:ワイルドヒヤシンス、星のソナタ
科名:キジカクシ科
属名:オオツルボ属
原産地:北アフリカ、ヨーロッパ
(学名のシラー・ペルビアナで呼ばれることも多いそうです。)

和名のオオツルボは、大きなツルボというのが由来です。
鱗茎には有毒成分があり、学名のScillaはギリシャ語の有毒を意味する言葉にちなみます。

因みに、ツルボとは、
「北海道から九州まで日本各地の低地に見られるキジカクシ科の多年草。晩夏に咲く穂状の花が美しく、かつては貴人が皇居に参上する際、後ろから差し掛ける傘をすぼめた様子に見立てて、参内傘(サンダイガサ)と呼ばれた」
花で、こちらの開花時期は8月~9月だそうです。

2.ウスゲショウ

ウスゲショウは昨年2月の「散歩で見た花 (118)」でも取り上げました。(場所は別です)
このときとは全く印象が違いますので、再度取り上げました。

前回の画像は果肉が花の形にも見えたもので、そのとき「趣味の園芸」から借用した画像の花が今回の写真の花です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (138)

2024年04月18日 | Weblog
1.クルメツツジ

ツツジの一種であるらしいことは私にも分かりますが、ツツジは種類が多いので、ネット図鑑で調べた後もツツジの種類を特定することには迷いがありました。
株の大きさ、花が密集している様子、花の色彩などから「クルメツツジ」と判断しました。
なお、左の写真の花を取り囲んでいる大きな葉は別の植物のものだと思います。

以下はウィキペディアの引用です。
「ツツジは日本では古くから園芸品種として交配され美しい品種がたくさん生まれた。中でもサタツツジとヤマツツジやミヤマキリシマなどをかけ合わせて生まれたクルメツツジはその代表で種類も多く色とりどりの花が咲き、満開の時期はまさに圧巻である。」

次も別の花図鑑の引用です。
「花自体は小さめですが、花つきが良く、開花時期にはひとつの株にたくさんの花が咲きます。 花は赤・白・桃色など、鮮やかな色が多めです。 開花時期は春で、4〜5月にかけて満開になります。」
或る花図鑑にはこの写真にそっくりのクルメツツジの写真が載っていました。

2.カロライナジャスミン

カロライナジャスミンの基本情報
 学名:Gelsemium sempervirens
 和名:カロライナジャスミン
 その他の名前:イエロージャスミン、ジャスミン
 科名 / 属名:ゲルセミウム科 / ゲルセミウム属

以下は趣味の園芸の引用です。
「カロライナジャスミンは北アメリカ南西部、亜熱帯・熱帯アメリカ原産で、自生地のサウスカロライナ州では州の花とされています。香り高い花木として知られるハゴロモジャスミンやマツリカ、ソケイなどが含まれるジャスミンの仲間(モクセイ科ソケイ属)の花に似ていますが、まったく異なる種類です」
普通のジャスミンとは別物だそうですが、良い香りがする点は共通だそうです。

色々調べていて、興味深いことが分りました。
以下は或るお茶屋さんのHPにあった記事の一部です。
「最近ではペットボトル飲料でもよく見かけるジャスミン茶ですが、どうやって作られているのか知っている人は少ないかもしれません。実は、ジャスミン茶は緑茶をジャスミンの花で香り付けしたもの。あくまでも、花の香りを付けた緑茶なのです。」

また、ウィキペディアには次のような記述もありました。
「全草にゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビリンなどの有毒成分を含む有毒植物である(特に、根茎にシクトキシンを含む)。脈拍増加、呼吸麻痺、中枢神経刺激作用、血圧降下、心機能障害の症状。ジャスミンティーとしてカロライナジャスミンの花に湯を注いだものを飲み、中毒した事例があるが、一般的な栽培で、根に触れたり、剪定を行うなどによって中毒を起こすことはない。」


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族と位置情報を共有する

2024年04月16日 | Weblog
iPhoneに「ファミリー共有」や「探す」という機能があることは、2022年6月19日の「AirTag」を投稿するに当たって色々調べましたので、多少の知識はありました。
AirTagを携行品に取り付けておけば、もしそれを何処かに置き忘れたり盗まれたりしても、AirTagの現在地を知ることができるというものでした。
これは探索の対象が「物」ですが、家族の持ち物や衣服などにAirTagを付けて外出すればその現在地が分かりますので、「人」を対象にした所在確認も可能になります。

それに対して、今回はiPhoneを所持する者同士が、お互いの位置情報を共有しようというものです。(Android相互やiPhone/Android間の位置情報の共有も出来るようですが、確認していません。)よく知らない場所で家族が待ち合わせをする場合などには便利かもしれません。
例え家族間であっても、常時位置情報を共有することには抵抗がある場合も多いと思いますが、共有する時間は1時間とか無制限とかに設定することもできますから、必要な時だけ設定するような使い方もできます。
しかし、時折市の防災無線から流れる行方不明者の情報を聴くと、何れそうしたことが他人事ではなくなる日が来ることが絶対無いとは言い切れない不安を覚えることもあります。そうした不安を少しでも解消するために、常時共有の設定は一つの安心材料になると思います。

私たち高齢の夫婦としては、位置情報を共有することに対する抵抗感より、必要があれば相方の所在を確認できる安心感の方が大きいと思い、二人で話し合った結果、万一に備えてその使い勝手を試してみることにしました。

AppleのHPをネット検索するとファミリー共有に関する情報は容易に見つかります。
下記はその一つです。
https://support.apple.com/ja-jp/105107
下図はこの記事の冒頭のページです。

この図でわかるように、ここにはファミリー共有の仕組みや設定方法とその利用法が詳しく書かれています。
ファミリー共有は位置情報の共有だけを目的とするものではありませんが、少なくとも現在の私はそれ以外の機能には興味が無く、詳しいことは未確認です。

下図は私のiPhoneの設定画面と、共有状態を示す一例です。

①と②は設定後のiPhoneの画面ですが、設定方法等については上述のAppleのHPに詳しく説明されています。勿論、共有する双方のiPhoneに同様の設定を行う必要があります。

③は、昨日相方が近くの病院へ行った際に、私が「探す」を押すと表示される画面で、Google Mapに連れ合いの現在地が表示されている画面です。(勿論、Appleの ” マップ ” でもOKです。)
画面の下部には探索対象のiPhone所持者の名前と現在地の地名・番地などが表示されますから対象者の現在地を知ることができます。ただ、現在日本のGPS精度は意図的に低く抑えられているようですから、現在では ” ピンポイント ” と言える程に正確ではないと思います。

対象者が施設を出て帰路につくと、現在地を示す円がほぼリアルタイムで移動していきます。
一方、出先の相方のiPhoneで私が自宅にいることを確認できることはテスト済みです。
この機能は、旅行先などで ” 迷子 ” になった場合にも役立ちそうです。

もし家族がiPhone を出先に置き忘れたり、盗難にあったりした場合は、メンバーの位置の確認はできませんが、iPhoneの現在地を知ることはできる筈ですから、置き忘れた場所を思い出すことができるかも知れません。
なお、家族がiPhoneの電源を切っているときも、バッテリーが残っている間は現在地を確認できることは勿論です。
また、私たちは共有する時間を無制限に設定していますが、目的によっては1時間とかに設定することも可能です。
更に、子供もファミリーに登録しておけば、子供のスマホで両親の現在地を確認することが可能になりますから、ファミリーの状況によっては有効な利用法かも知れません。

高齢者にとってこの機能は認知症による行方不明対策には役立ちそうですが、そのような時が来ないことを願っています。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (137)

2024年04月15日 | Weblog
シバザクラ3種

下の写真の花は、花図鑑などでは何れも「シバザクラ(芝桜)」として扱われています。
私には別々の植物のように見えましたが、品種改良などで生み出されたのかも知れません。
3枚目の花は、3月30日の「散歩で見た花(132)」で取り上げたものですが、比較の意味で改めて掲載しました。






或る植物図鑑に拠ると、植物分類上は以下のようになります。
植物名:芝桜(シバザクラ)
学 名:Phlox subulata
英 名:Moss phlox
和 名:芝桜
別名・流通名:花詰草、花爪草
科 名:ハナシノブ科
属 名:フロックス属
原産地:北米

以下はそれに続く説明です。
「開花時期の春になると、地面が花で覆われるほどたくさんの花が開花します。好みの環境に植えれば、株は次第に広がっていきます。花の色は、ピンク系濃淡をはじめ、白、紫などバラエティー豊富です。最近は、複色や花の大きさが500円玉サイズの大輪種など、特徴のある品種も育種されています。
「芝桜(シバザクラ)」の名は、桜と同時期に桜に似た花を芝のように咲かせることにちなみます。英名では「Moss phlox」と呼ばれ、地面を這う姿が苔(Moss)にたとえられています。」




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (136)

2024年04月12日 | Weblog
今回は ” 花 ” というより、相模原北公園で見た ” 雑草 ” です。

1.タチツボスミレ(?)、or シチトウスミレ(?)

画像検索すると「タチツボスミレ」と出るのですが、ウィキペディアによるとタチツボスミレは「丸い葉が特徴」と書いてあります。この写真の葉は丸いというより細長いですし、葉の縁が鋸歯状になっている点からタチツボスミレとは違うような気がします。

或るサイトの記事にあったタチツボスミレの変種だという「シチトウスミレ」の方が葉を含めてよく似ているようにも見えます。ただ、シチトウスミレは伊豆七島や伊豆半島でよく見るスミレとも書いてあるので、そのように断定するのも迷っています。

2.キランソウ

以下ウィキぺディアの引用です。
キランソウ(金瘡小草、学名: Ajuga decumbens)は、シソ科キランソウ属の多年草。道端などに生える雑草。別名、ジゴクノカマノフタともよばれる。

和名キランソウの由来は諸説あり、はっきりしない。一説には、ランに似た紫色の花を意味する「紫蘭草(しらんそう)」が転訛したものとする説。また、「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色を意味するところから、花色から紫藍色に由来するという説。茎を地面に伸ばして群生する様から、織物の金襴にみたてて「金襴草」と名付けたとする説などがある。

別名で、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という呼び名もあるが、これは根生葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋(ふた)に見立てられたもので、さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず、「これで地獄に落ちないで済む」という意味や、「病気を治して地獄の釜にふたをする」という意味が由来だといわれている。』


3.クサイチゴ

以下もウィキペディアの引用です。
『落葉広葉樹の低木で、高さが20 - 60センチメートル (cm) 。樹高が低く草本のように見えるため「草」と名がつくが、実際は木本である。地下茎が長く横に這い、新苗を出して繁殖する。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。

枝や葉の全体に短い軟毛が密生し、まばらに腺毛やトゲがある。葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形で先はとがり、長さは3 - 7 cm。葉縁には細かい重鋸歯がある。

花期は4 - 5月。花は白色で、直径40ミリメートル (mm) ほどの5弁花をつける。花弁は卵円形で、長さは15 - 20 mm。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。

果期は5月。果実は集合果で大型で赤熟し、食用となり、酸味は少なく甘い味がする。』


4.タンポポ(在来? or 外来?)

タンポポは2月頃からやたらに目立つのですが、あまり興味を感じなかったので、これまでは無視してきました。
近年、都市部で見かけるタンポポの殆どは外来のセイヨウタンポポであると言われています。
在来のタンポポと外来のセイヨウタンポポの見分け方について、或るネット記事には次のように説明されていました。
「最大の違いは、花のつけ根にある総苞片(そうほうへん)の形です。セイヨウタンポポは総苞片の外片が下に反り返っていますが、二ホンタンポポは上向きで内片に付いています」

私の撮った写真には花の根元部分がよく見える花が少ないのですが、多少は見える花を拡大してみても、総苞片が反り返っているように見える花はありません。従って、この点だけで判断するなら在来種のタンポポということになります。
ただ、私がこれまでに何度も接した多くの情報では、「在来のタンポポは外来種に駆逐されて、特に都市部においては殆ど見られなくなった」ということですから、この写真の花を在来種のタンポポであると断定することには躊躇しています。

一方で、「近年、両者の交雑が進み、環境庁の調査によると、在来種と外来種の区別が難しくなった」とか、「総苞片の反りが殆どないセイヨウタンポポもある」などのネット記事も見ました。素人にはますます難しくなったようですから、私は断定するのを諦めました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (135)

2024年04月10日 | Weblog
1.ルッコラ

マンションの敷地の隅に咲いていました。花壇の一部のような、荒れ地のような微妙な場所ですが、かなりの数の花がまとまって咲いていました。
昨年も同じ時期に何度も通った道ですが、昨年は多分無かったと思います。

特徴のある花なので画像検索で直ぐに「ルッコラ」と確認できました。
イタリア料理などでその名前は知っていましたが、植物として見たのは多分初めてです。
植物図鑑の他に、料理関係のサイトにも関係するページが多数ありました。

以下はウィキペディアの引用です。
ルッコラ(伊: Rucola)は、アブラナ科キバナスズシロ属の1種の、葉野菜・ハーブである。地中海沿岸原産の一年草。英語名から別名でロケット(英: Rocket)ともよばれる。ゴマに似た風味のある若い葉が利用され、主にサラダなどにして生で食べられる。
日本ではイタリア料理の普及とともに一般に知られるようになったため、園芸分野で広まったロケット(英語: rocket)よりもイタリア名ルッコラの方が知名度が高い。」


属名に ”スズシロ” の文字が見えますから大根の一種だと思います。

2.シジミバナ

画像検索すると似たような花がいくつかあり、正直のところ自信はありませんが、私が見比べた範囲ではシジミバナが一番似ていました。
以下は「花と緑の図鑑」の引用です。
「名前:シジミバナ(蜆花) 学名:Spiraea prunifolia
別名:コゴメバナ
科名:バラ科
分類:落葉低木
原産地:東アジア
大きさ:背丈1.0~2.0m、横幅1.2~2.5m、葉3~5cm前後(互生)
主な見所:花(4~5月)

シジミの内臓に見立てたという八重咲きの白い花を枝にたくさんつけます。花には雄しべ雌しべがなくタネはできません。葉はツヤのある小さめの楕円形で、鋸歯があります。株は枝が直立して株立ち状になりこんもりします。庭に植えられるほか、丈夫なので公園など公共の場所にもよく植栽されています。株の印象も育て方も近縁のユキヤナギに似ていますが、こちらのほうがコンパクトなので狭い庭では管理しやすいでしょう」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気料金改定の影響

2024年04月08日 | Weblog
少し前から電気料金値上げに関するニュースや話題を見聞きすることが増えました。
その中で私は深夜料金が高くなる(なった)という話題が気になっていました。(我が家の使用量の40%近くは夜間です)

3日前にTEPCO(東電)から4月分(3月使用分)電気料金データの更新案内が届きましたので、TEPCOのHPにアクセスし料金データを確認したところ料金は1万9千円余りでした。
昨年4月分料金は1万6千円ほどでしたから、初めはこれが値上がりの影響か?と思ったのですが、実績を確認したところ、電気使用量が499kWhから677kWhに増えたことがその理由でした。使用量が増えた点には心当たりがありますので、特別違和感はありません。
ただ、数値をよく見ると、使用量は36%も増えたのに料金は19%しか増えていません。これでは値上がりどころか値下がりしたことになります。
そこで、もう少し中身を細かく見てみました。

下図は、今年4月分の料金と、もし昨年4月に今年と同じ使用量だったと仮定した場合の料金を比較した結果です。

最も気になる今月の夜間の料金単価は28.85円 ですが、昨年は15.71円でしたから83.6%の値上がりです。他の時間帯の単価も上がっていますが、30%台ですから夜間の値上げ率が突出していることは間違いありません。

今年4月の実績と、もし昨年4月に同じ電気量を使用したと仮定した場合の計算値を比較すると、今年は昨年より48.5%高くなった計算になります。12%弱高くなった基本料金を加えて計算しても43.9%上がる筈です。

電気料金には「燃料調整費」と「激変緩和措置」などによる増減分が含まれています。その額は為替相場や国際情勢による燃料の輸入価格の変動に影響されることは勿論ですが、政府の激変緩和措置の拡大・縮小または終了などによっても大きく変わります。

過去のデータを見ると、昨年7月からここまでこの部分は赤字(即ち割引)が続いてきました。我が家の場合、今年4月のその額はマイナス6,241円ですから、昼間の電気代をチャラにするほどの値です。
一方、昨年4月の仮定の計算ではプラス2,700円になります。
それらを合わせると、今年4月は激変緩和措置のお陰で、昨年4月より逆に5.5%値下がりしたという試算結果になりました。
政府は激変緩和措置の縮小⇒終了(5月使用分までで終了)を決定していますから、6月分以降は相当な値上がりになるのではないかと案じられます。

参考:
「激変緩和対策事業」については資源エネルギー庁のページが参考になります。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (134)

2024年04月06日 | Weblog
桜とチューリップ

この辺りでも桜がそろそろ見ごろかと思いますが、天候があまり良くないのと、次第に遠くまで出かけるのが億劫になって、なかなか花見に出かけようという気分になりません。

散歩で立ち寄った橋本公園のサクラも、樹によってはほぼ満開を迎えていました。
チューリップも見ごろです。
背景のマンションをボカシしたいところですが、一眼レフでないのが残念です。

これから暫くはまさしく「花の季節」ですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機能性表示食品について (No.3)

2024年04月03日 | Weblog
私は「機能性表示食品」について、昨年4月20日「機能性表示食品の信頼性」、および本年3月29日「機能性表示食品の危うさ」と題してここに掲載してきました。
1回目は、当時私が購入を検討していた味の素の『グリナ』について遊び半分に調べた際の感想を記しました。
2回目は、最近大きなニュースになっている小林製薬の機能性表示食品『コレステヘルプ』について、同社の申請内容を確認したかったのですが、既に届け出が撤回されていたため、それは叶わなかった経過をなどを記しました。

今回は、私が数年前から飲用し続けているサントリーウエルネス社の機能性表示食品『ロコモア』の届け出内容を確認してみた結果を記します。

下図は、「機能性表示食品」を所管する消費者庁のホームページのです。(抜粋)


「機能性表示食品の検索」をクリックすると下図が開きましたので、ここに届出者名と商品名を入力して検索を実行しました。(下図・抜粋)


この検索条件に該当する件数は3件でしたが、” 販売中 ” に☑されていた項を選択すると下図になりました。これは ”一般消費者向け” と記載されているように、この届出の概要を表示するページの冒頭部分です。

更に以下の情報が続きます。(抜粋)
1.安全性に関する基本情報 (下図)

これを見るとサントリー・ウエルネス社はロコモアの安全性について『喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している』を☑していますから、この申請のために特別な試験などはしていないようです。
確かに同社は機能性表示食品の制度が始まる2015年以前からロコモアを販売していましたので、そう言えるのでしょう。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

製品はGMPの認証を受けた施設で生産されていると記されていますが、
「GMPとはGood Manufacturing Practiceの略。 日本語では「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」と呼ばれます。 これは簡単に言うと「患者が安心して使える安全な医薬品を製造するために、医薬品製造所(工場)が守るべき基準」
だそうです。

また、機能性の評価は、「最終製品ではなく機能性関与成分に関する研究レビューで機能性を評価している」ことが分ります。

3.機能性に関する基本情報

「参考にしたデータベース名又は出典」は全部で60件近くリストアップされていますが、最終的に採用した論文は2件と記されています。


以上はあくまでも「一般消費者向けの情報」という位置付けで、より専門的な詳細は「様式Ⅱ」以降に記載されているようです。(下図)


「機能性表示食品」の仕組みについては、今回の小林製薬の問題を契機に見直しが行われることは間違いないと思います。
機能性効果の確認方法はともかくとしても、安全性の確認方法については、それが適切か否か第3者による審査が必要なのではないでしょうか?

私はグリナについては信頼性に欠けると感じたのですが、ロコモアについては少なくとも外見的には信頼できそうな感想を持ちました。宣伝する気はありませんが、私にとっては効果があるように感じています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (133+)

2024年04月02日 | Weblog
昨日の続きです。
今日は黄色のヒヤシンスを見かけました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩で見た花 (133)

2024年04月01日 | Weblog
1.ジンチョウゲ

今の時期は街のあちらこちらでジンチョウゲをよく見かけます。
以前は我が家の庭にもありましたので、花の名前に迷うことはありませんでした。

以下は或る花図鑑から引用しました。
ジンチョウゲ(沈丁花、学名: Daphne odora)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。別名でチンチョウゲともいわれる。原産地は中国南部で、中国から日本に渡来して、室町時代にはすでに栽培されていたとされる。クチナシ、キンモクセイとともに、日本の三大芳香木の一つに数えられる。
「沈丁花」という漢字名は、香木の沈香(ジンコウ)のような良い匂いがあり、丁子(クローブ)の香りを合わせたような香木という意味で名付けられた。

雌雄異株であるが、日本にある木は雄株が多く、雌株はほとんど見られない。

2.ヒヤシンス・ホワイト


ヒヤシンスはごくありふれた花ですし、私も青色は「散歩で見た花 (38)」、赤色はつい最近「散歩で見た花 (127)」で取り上げました。

調べ見ると白いヒヤシンスもごくありふれた花のようですが、私としては白色は見た記憶がなかったので、重複を承知で取り上げました。
写真の左下に見える紫色の花は多分ムスカリだと思います。

写真で見ると随分荒れた土地に見えますが、よく整備されたマンションの敷地の隅にある、何故かここだけあまり手入れの行き届いていないように見える狭い場所です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする