1.セイヨウオダマキ イエロークイーン
初めてみる奇妙な花を画像検索すると「セイヨウオダマキ イエロークイーン」という花でした。 ”イエロークイーン゛は正式名の一部なのか “商品名” なのかは分かりませんが、キウイやケイトウなどにも ”イエロークイーン゛という品種(?)があるそうです。
オダマキという植物の名前は知っていましたが、それについての知識はありません。
以下はウィキペディアの引用です。
「オダマキは漢字で苧環を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。
花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなく萼(がく)である。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる」
以下は別の辞典の引用です。
「オダマキの仲間で最も特徴的な部分は後ろ方向に突き出す花弁の一部である「距(きょ)」と呼ばれる部分です」
距はパンジーなどにもあるようですが、さらに別に辞典に興味深い記述がありました。
「さて、距の機能は何かといえば、ひとつは蜜を蓄えることです。パンジーにはニッポンヒゲナガハナバチ、ツリフネソウにはトラマルハナバチが吸密によく飛来します。
他の機能として、花のバランスをとる役目が知られています。弥次郎兵衛という釣合人形と同じように、花茎のつく先の花の部分と、後方にのびた距が重さをつり合わせ、風に吹かれても花の前後のゆれを防ぎ、虫達が吸蜜しやすい状態をつくっていることです。」
これが植物の進化の結果だとするなら「神秘的」としか言いようがありません。
2.タニウツギ
花だけ見るとツツジのようですが、全体の姿は明らかにツツジとは異なります。
ウツギにも色々あるようです。
ウツギまたはヒメウツギ、ハコネウツギは2023年4月16日の「散歩で見た花 (45)」、同 (55) でも取り上げたことがありますが、今回の葉像検索で示された「タニウツギ」という花は前の二つとは似ていません。非常に派手な印象です。
別名ベニウツギともよばれ、地方名でダニバナ、田植えの時期に花が咲くのでタウエバナ(田植え花)とも呼ばれるそうです。
その一方、材木を葬儀の際に骨を拾う箸に利用したことや、花が燃えるように美しく、花の時季には辺り一面が山火事になったように見えることからかカジバナ(火事花)、シビトバナ(死人花)、ソウシキバナ(葬式花)などの異名があり、忌み嫌われている地方もあるそうですから同じ花でも受け止め方は様々です。
初めてみる奇妙な花を画像検索すると「セイヨウオダマキ イエロークイーン」という花でした。 ”イエロークイーン゛は正式名の一部なのか “商品名” なのかは分かりませんが、キウイやケイトウなどにも ”イエロークイーン゛という品種(?)があるそうです。
オダマキという植物の名前は知っていましたが、それについての知識はありません。
以下はウィキペディアの引用です。
「オダマキは漢字で苧環を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。
花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなく萼(がく)である。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる」
以下は別の辞典の引用です。
「オダマキの仲間で最も特徴的な部分は後ろ方向に突き出す花弁の一部である「距(きょ)」と呼ばれる部分です」
距はパンジーなどにもあるようですが、さらに別に辞典に興味深い記述がありました。
「さて、距の機能は何かといえば、ひとつは蜜を蓄えることです。パンジーにはニッポンヒゲナガハナバチ、ツリフネソウにはトラマルハナバチが吸密によく飛来します。
他の機能として、花のバランスをとる役目が知られています。弥次郎兵衛という釣合人形と同じように、花茎のつく先の花の部分と、後方にのびた距が重さをつり合わせ、風に吹かれても花の前後のゆれを防ぎ、虫達が吸蜜しやすい状態をつくっていることです。」
これが植物の進化の結果だとするなら「神秘的」としか言いようがありません。
2.タニウツギ
花だけ見るとツツジのようですが、全体の姿は明らかにツツジとは異なります。
ウツギにも色々あるようです。
ウツギまたはヒメウツギ、ハコネウツギは2023年4月16日の「散歩で見た花 (45)」、同 (55) でも取り上げたことがありますが、今回の葉像検索で示された「タニウツギ」という花は前の二つとは似ていません。非常に派手な印象です。
別名ベニウツギともよばれ、地方名でダニバナ、田植えの時期に花が咲くのでタウエバナ(田植え花)とも呼ばれるそうです。
その一方、材木を葬儀の際に骨を拾う箸に利用したことや、花が燃えるように美しく、花の時季には辺り一面が山火事になったように見えることからかカジバナ(火事花)、シビトバナ(死人花)、ソウシキバナ(葬式花)などの異名があり、忌み嫌われている地方もあるそうですから同じ花でも受け止め方は様々です。