つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

盗難iPhoneの保護 (iOS17.3)

2024年01月30日 | Weblog
iPhoneは数日前からiOS17.3へのアップデートが可能になりました。
昨年9月にiOS17にアップデートした際、私はそれ以前との違いをあまり感じなかったのですが、今回のアップデートでは「盗難デバイスの保護」という新しい機能が追加されたことを知り、興味を持ちました。

アップデート完了までに30分近くかかったような気がします。その点からもかなり大きなアップデートであることを予感しました。
iOS17.3に関するネットの情報によると、盗難デバイスの保護以外にも複数の機能の追加があるとのことですが、あまり興味がないので確認していません。以下は、盗難デバイスの保護に的を絞った内容です。

① 機能の設定方法です。
「設定」(歯車マーク)から「Face IDとパスワード」を選択し、求めに応じてパスコードを入力します。
② この画面が開きます。
初期設定では「オフ」になっていますから、「保護をオンにする」を選択するのですが、その前にその下に書かれている概要を読み、更にそれに続く青い文字の盗難デバイスの保護に関する詳しい情報・・・をタップし、開いたページに一通り眼を通すと目的や保護の仕組みがよく解ります。
③ これはその盗難デバイスの保護に関する詳しい情報の初めの部分です。内容は盗難デバイスの保護の概要ですが、これに続いて使い方や保護の仕組みが詳しく説明されています。

「保護をオンにする」を選択すると、iPhone所有者の自宅や職場など本人が所持していると思われる場所以外においては、セキュリティに関係する重要な操作をパスコードで完了することができず、生体認証(顔認証 or 指紋認証)が必要になりますがそれによって所有者本人が不便になることは殆どないと思います。

一方、他人がこのiPhoneを操作する場合、仮にパスコードを盗み見たり、生年月日や電話番号などから推測したコードが合致したりしても、特定のアクションについては生体認証が必要になりますので悪用を防止することができることになります。
上述の詳しい情報には特定のアクションとして8項目挙げられています。以下にその主なものを記します。
・保存されているパスワードやパスキーを使う
・Safariに保存されている支払い方法を使う
・紛失モードを解除する
・すべてのコンテンツと設定を消去する

その他、盗難デバイスの保護を有効にしておくと、重要なセキュリティ設定やApple IDの変更などは、所有者本人でも操作してから1時間経ってから再度生体認証する必要があります。(例えば、Apple IDのパスワードの変更、Apple IDからのサインアウト、生体認証の追加や削除、パスコードの変更、盗難デバイスの保護をオフにする、 など)
これについては「盗難デバイスの保護について」の記述を引用します。
「iPhoneを盗まれた場合でも窃盗犯に致命的な操作をされないようセキュリティ遅延が阻止してくれるため、その間にデバイスを紛失としてマークし、Appleアカウントの安全を確保できます」

iPhone所有者本人が自宅や職場など以外の場所でこうした操作をする場合も、1時間後に再度生体認証する必要があるそうなので、それについては多少の不便さを感じることはありそうです。そうすることが必要な理由はよく解りませんが、Appleのことですから何か尤もな理由があるのだと思います。

試しに、散歩中に盗難デバイスの保護をオフにしようとしたら④,⑤の画面になりました。

このときは「セキュリティ遅延を開始」をクリックしませんでしたので、その結果については確認していません。

私もiPhoneを使い始めた当初は ”探す” などの機能や使い方について色々確認したのですが、いざというときにそれを活かせる自信はありません。
せいぜい置き忘れには注意しようと思っています。

散歩で見た花 (117)

2024年01月29日 | Weblog
1.カリブラコア

カリブラコアについては昨年8月8日の散歩で見た花 (73)で取り上げたことがあります。このときは「カリブラコア・レモンスライス」という花と判断しました。

今日の花も画像検索で探し、花や葉の形などからこれもカリブラコアと判断したのですが、花辞典などによるとカリブラコアの花期は4月~12月頃となっているので、その点では疑問があります。
画像検索の結果、花の色まで含めて最もよく似ていた花には「カリブラコア・カメレオン」という名前が付いていました。咲き始めから終わりまで花の色が変化するのでそうです。

私もできれば正しい花の名前を知りたいとは思いますが、名前の特定が目的ではないので、間違いを恐れず今後も散歩中に目に留まった花は取り上げていくつもりです。

2.マーガレットコスモス

つい先日アップした散歩で見た花 (115) の中でユリオプスデージーを取り上げた際、マーガレットコスモスとの見分け方に迷ったことに触れました。

今回も花の形は先日の花とそっくりですから、大いに迷いました。
前回の記事ではネット上の記事を頼りに、両者の違いは葉の色や形にあると記しました。
今回もその記事を頼りに、ユリオプスデージーの葉はシルバーがかった緑色マーガレットコスモスは明るい緑色という点と、葉の形を見比べてマーガレットコスモスと判断したのですが、全く自信はありません。

詐欺メールとGmail

2024年01月27日 | Weblog
相変わらずフィッシングメールが毎日届いています。
以前からAmazonや三井住友カードをネタにした詐欺メールが多いのですが、25日~26日に見たことのない差出人から、ほぼ同じ内容の怪しいメールが4通届きました。(後述しますが、下の画像はその一つをスマホのGmailで受信したものです)

私は「エポスカード」というものについて全く心当たりがないのですが、一応メールの本文を読みました。
メールの要旨は、24日にカードで9,860円利用されているが、利用した覚えがないなら以下に表示するサイトにアクセスして確認するように、というものでした。メールの宛先は「エポスカードご利用のお客様へ」で氏名はありません。顧客であるカードの利用者に対して、宛名無しのメールで重要な問題の事実確認を求めることなどあり得ないと思います。

パソコンで受信したメールの標題には ” Norton AntiSpam ” が付いていませんので、Nortonはこれをスパムメールとは判断していません。
そこで、スマホのGmailでこのメールの着信を確認したところ、通常の受信フォルダにこのメールは無く、迷惑メールフォルダに入っていました。従って意識して探さなければ、これを目にすることはありません。
上の画像はスマホのGmailからこのメール画面をキャプチャー/編集したものです。パソコンのメールには左側の赤枠部分の表示はありません。この部分はGmailが注意喚起のために付記したものです。

エポスカードについて調べたところ、これはマルイ傘下のクレジットカード会社のカードであることが分かりました。
また、ネット上にはエポスカードに絡む同様の詐欺メールが届いたという情報が多数ありました。

下の画像はGmailの迷惑メールフォルダに入っていたメールの一部です。

ざっと見ただけで三井住友カード絡みの詐欺メールが多いことが分かります。メールの前にはGmailが付けた印が付いています。”?” は「怪しい」、”!” は「要注意」、赤い ”釣り針マーク” は「フィッシングメール」の意味だろうと思います。
興味半分に釣り針マークのメールをクリックしたところ、右側の画面が現れました。

このようにGmailが怪しいと判断したメールを隔離してくれるのは良いのですが、これらの迷惑メールに混じって、赤線で囲った1月15日着信の友人からのメールがあることに気付きました。
私はメールの送受信はパソコンで行いますから、勿論このメールは読んでいました。従って実害はないのですが、もしスマホのGmailを主にしていたら大切なメールを見落とす危険があったことを再認識しました。Gmailを主にするなら、やはり原則通り時々迷惑メールフォルダの中身をチェックすることは欠かせないようです。
パソコンでもGmailを重用することを考えたこともあるのですが、こうしたことが現実にあると、なかなか踏み切れません。







散歩で見た花 (116)

2024年01月26日 | Weblog
1.キルタンサス

どこかでこれと似た形の花を見たような気がしたのですが、名前を思い出せないので画像検索で探したところ、形も色も全く同じ「キルタンサス」という花が見付かりました。

以下は或る花図鑑の引用の一部です。
キルタンサスは南アフリカに45~50種が自生する球根植物で、大別すると冬咲き種と夏咲き種があり、花形は細い筒形から壺形、盃状に大きく開くものなどで、下垂するものから上向きに咲くものまであります。
細長い筒状でやや湾曲したラッパのような花が、冬の間次々と咲き続けます。赤、オレンジ、黄、ピンク、白があり、半耐寒性ですが植えっぱなしでも手がかからず、冬花壇の彩りとして重宝します。
笛吹水仙” の和名もありますが、スイセンとは少し趣の異なるエキゾチックな感じのするユーモラスな花で、群生させると見事です


2.オキザリス

二つの鉢に、同じ形をした紅白の花が並んでいました

以下は1と同じ花図鑑からの引用です。
オキザリスはカタバミの仲間で800~850種があり、世界に広く分布しています。
日本には、ミヤマカタバミ(Oxalis griffithii)など6種が自生するほか、7種ほどの外来種が帰化植物となっています。花は夜間や雨天には閉じていて、日中の日ざしを受けると盃状やロート状に大きく開きます。満開のとき、株を覆うように咲く様子は非常に見ごたえがあり、人目を引きます


このような冬咲きもある、四季咲きの花だそうですが、確かに花の少ないこの時期には特に目立つ存在でした。

散歩で見た花 (115)

2024年01月24日 | Weblog
1.ユリオプスデージー

花や葉の形からキク科の植物であることは直ぐに分かりますが、その先は画像検索などに頼りました。その過程で、この花はユリオプスデージーまたはマーガレットコスモスであるらしいことが分かりました。

ネット上の写真で両方を見比べても花の形はそっくりです。
その見分け方を探すと、家庭画報.comのページに以下の記事が載っていました。
「この花は本当に偉いな〜と以前から思っていました。周囲の花が次々に枯れてシーズンを終わらせる中、11月から明るい黄色の花を咲かせ始め、それが冬の間ずっと続くのですから…。
ユリオプスデージーが属するユリオプス属には、もう一つよく似た花があります。やはり低木に分類されるマーガレットコスモスです。こちらの花期は4月〜12月。花期が重なる11月〜12月は、両方の黄色い花を楽しむことができます。
そこで、その見分け方を紹介します。違いがいちばんよくわかるのは葉です。ユリオプスデージーは、シルバーがかった緑色で、切り込みが深く繊細な葉形をしているのに対し、マーガレットコスモスは明るい緑色で、切り込みはそれほど深くありません。花色はほぼ同じですし、花形もマーガレットコスモスのほうがやや花心が大きいかな?という程度の違いなので、葉をチェックして見分けてください。」

この記事を頼りに、マーガレットコスモスの写真と比較し、開花期も考慮して、ここに取り上げた花はユリオプスデージーと判断しました。

2.ヤエザキスイセン

スイセンであることは直ぐに分かりますが、街中で見慣れたスイセンとは花の形が違います。画像検索で確認するとヤエザキスイセン(八重咲水仙)ということでした。
スイセンは過去にも一度取り上げましたが、ヤエザキということで再度取り上げました。
正式な学名は一重咲と八重咲では違うのかも知れません。
また、八重咲の ”咲き方” も色々あるようです。

散歩で見た花 (114)

2024年01月22日 | Weblog
1.ストック

ストックは2022年12月15日の散歩で見た花(25) で一度取り上げました。ただその時は ”ストック(?) ” と半信半疑のまま載せていました。
今回は前回よりは自信を持ってストックと判断しました。

ウィキペディアによると、アラセイトウ属の植物(48種)を総称してストック(stock)と呼ぶこともある」のだそうです。
さらに、以下のように記述されています。
アラセイトウ(紫羅欄花) 英名 ガーデンストック(garden stock)
単にストックというと、ほとんどはこの種のことである。
南ヨーロッパ原産で原産地では多年草であるが、日本では秋蒔き一年草として扱う。開花期は早春~春。花壇に植える他、切り花にされることが多い。西洋では古くから香りの強い植物(バラ、スミレ、ユリなど)が好まれてきたが、ガーデンスストックも同様によい香りを持っている


ストックと判断するに当たって花辞典などで花期を調べると、多くは「3月~5月」、中には「10月~12月、2月~5月(種類による)」と書いてある記事もあります。また、ウィキペディアでは「早春~春」となっています。この写真の撮影は1月21日ですから、このような記事との時期のずれがは若干気がかりです。

2.キンギョソウ

キンギョソウも2022年11月8日の 散歩で見た花 (16) で取り上げました。
この花についても開花期を調べると色々あるようです。
園芸種は特に種類が多く、温室栽培であればいつでも咲かせることができるらしいので、もはや開花期は花の名前を知る手掛かりにはならないのかも知れません。

前回も今回もキンギョソウだとしても、その印象はかなり違いましたので、今回も取り上げることにしました。
ウィキペディアでは以下のように記述されています。
キンギョソウ(金魚草 Antirrhinum majus)は、オオバコ科キンギョソウ属の植物。南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部を産地とする。
特徴
その名の通り金魚のような花を穂状に数多く咲かせる。花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色。
種は微細だが性質は強健で、こぼれ種でよく殖える。一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにする。本来は多年草の植物であり、年月が経つにつれて茎が木質化する。」


電気代のシミュレーション

2024年01月20日 | Weblog
昨日、知らない会社から「電気温水器を使っているなら東電の電気料金が安くなる契約に切り替えませんか?」という電話がかかってきました。
このブログに何度も取り上げているように、電気料金には関心がありますから話を聞いてみると、「東電の ”スマートライフ” という契約にすると大抵の場合安くなります」という話でした。
今は電化上手だけど、本当に安くなる?」と聞くと、「場合によっては・・・」という曖昧な返事でしたので、それ以上は尋ねませんでした。

本当に安くなるなら、直接東電に申し込めば良い話なので、東電(TEPCO)のウェブサイトにアクセスし、契約別料金に関する情報を探したところ、スマートライフの料金と現在契約中の料金を比較してくれるページがありました。
下図はスマートライフプランの宣伝ページの一部です。

下図は、TEPCOの ”電気・ガス料金プラン試算” というページに、現在のデータ(郵便番号・家族構成・ライフスタイル・オール電化か否か・現在の料金プランの名称・契約容量・任意の1ヶ月の電気代)を入力すると、新プランの料金を試算し、新旧の料金を比較してくれるページの初めの部分です。

ここには「現在の電気の使い方」(年間電気使用量・年間電気代・1年の電気使用量推移を推測するグラフ)が表示されていました。
続いて、新しい料金プランによる予測料金と現行プランの料金を比較した結果が ”おトクなプラン順” に示されました。

ご契約中のメニューが最もおトク” という結果ですから、 取り敢えずは満足しましたが、シミュレーションの精度についてはいくつかの懸念があります。
① 任意の1ヶ月のデータを基に他の月の使用量を推測するのは妥当か?
② 輸入原油の高騰等に対する激変緩和措置はシミュレーションに反映されているか?
③ 上記① ②はどのプランにも同様に作用するので、無視して良いということか?

”電化上手” は昨年夏から深夜料金の割引率が以前より小さくなって、今でも本当に得なのか多少疑問があったのですが、取り敢えず悪い結果でなくて良かった! と思うことにしました。

散歩で見た花 (113)

2024年01月19日 | Weblog
クリスマスローズ(ヘレボラス・ニゲル)

クリスマスから3週間余り過ぎましたが、この写真をネット図鑑などで検索すると多くは「クリスマスローズ」と教えてくれます。
この名前には記憶がありましたので、過去に私が取り上げた花のリストを検索したのですが ”クリスマスローズ” は見つかりません。ただ、「レンテンローズ」を取り上げたときに、クリスマスローズとの違いについて記された図鑑を参考にしたことを思い出しました。そこでリストを検索すると、確かに昨年2月26日の「散歩で見た花(32) 」でレンテンローズを取り上げ、それとの関連でクリスマスローズにも触れていました。
あの時も困ったのですが、今回もまた混乱しました。

今回は少し長いですが、或る花図鑑の記事を引用します。(アンダーラインは追記)
レンテンローズ(Lenten rose)とは、キンポウゲ科クリスマスローズ属の耐寒性常緑多年草です。 日本で見られるヘレボラス(Helleborus)は、ニガー種(niger)と、オリエンタリス種(orientalis)ですが、 特に、ヘレボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)をレンテンローズ(Lenten rose)と呼んでいます。
しかし、どちらも同じヘレボラスなのでよく似ています。レンテンローズ(Lenten rose)という名前は、 キリスト教のアッシュ・ウェンデー(Ash Wednesday:聖灰水曜日)からイースター(Easter:復活祭)までの期間である レント(Lent:キリスト教の四旬節)に咲くことから付けられました。 花のように見えるものは、萼(ガク)で、実際の花は中心部にある線状のものです。
クリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose) と間違えられることが多いですが、 両者共にキンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草で、違いは以下の通りです。
クリスマスローズは、クリスマス時期に咲くヘレボラス・ニゲルのことを指し、花色(萼弁色)が白で、冬咲きです
一方、レンテンローズは花色(萼弁色)が赤や桃、白、緑色などの園芸種が作られており、 花色が豊富で、初春(2~3月)に開花する春咲きの花です。


以上を参考に、クリスマスから3週間余り経っていますが、今回私が見た花はクリスマスローズであるとしました。




散歩で見た花 (112)

2024年01月17日 | Weblog
相模原北公園の梅
久し振りに相模原北公園へ行ってきました。
予想していたことですが、梅以外の花は管理事務所前の花壇に咲くパンジーやハボタンなどの園芸種だけでした。

ロウバイは今が見ごろ(または少し過ぎた?)という感じでしたが、その他のウメの多くはこれから盛りを迎える、又は開花するようです。







散歩で見た花 (111)

2024年01月16日 | Weblog
ネメシア3種
この時期は庭の地植えや空地などに咲く花は少なく、プランターや鉢植えの花ばかり目につきます。なるべく自然に近い花を見付けたいのですが、今回は園芸種であることを承知で写してきました。



私はどれも名前を知らないのでGoogle の画像検索などで確認したところ、何れも「ネメシア属」という判定でした。
撮影場所はそれぞれ違うのですが、3ヶ所ともネメシア属ということは、他の花が少ないこの時期故に目立つのか、最近人気を集めている花なのか、その辺のことは私には解りません。

以下はウィキペディアのからの引用です。
ネメシア属 はゴマノハグサ科の植物。南部アフリカの固有属で、南アフリカ共和国を中心とする熱帯アフリカに分布。約60種程度が確認されており、多年草、一年草、亜灌木が含まれる。 また、自然種のほかにも、交配など品種改良された園芸品種も多く、栽培が盛んである

今回取り上げた花にもそれぞれ固有の名前がある筈ですが、園芸種の場合は ”通称” や ”商品名” などが多かったりして断定が困難ですので、名前の特定は諦めました。

ネメシアの和名は「ウンランモドキ(海蘭もどき)」だそうです。
また、別の花図鑑には次のような記述もありました。
ネメシアは、ぷっくりと膨れた金魚を連想させる、可愛らしい花を咲かせます。 このことから、古代ギリシャのキンギョソウの一種の名前をとって「ネメシア」と名付けられたそうです。
確かにキンギョソウに似ていますね。でもネメシアはゴマノハグサ科、現代のキンギョソウはオオバコ科だそうですから、植物の分類上はそれほど近くないようです。


”サクラチェッカー” を評価する

2024年01月15日 | Weblog
Amazonに出品されている商品のページには、それを購入した人の評価(レビュー)が載っています。無数にある商品の全てにレビューが付いているのかどうかは分かりませんが、星の数(1~5)と共に、そこに記載されている購入者のコメントを参考にすることはよくあります。
勿論、それを鵜呑みにはしませんが、良い評価も悪い評価もそれなりに参考にはなります。
悪意を感じさせるコメントや、逆に根拠不明のままベタ褒めするコメントも多いのですが、中には具体的な事項について客観的に評価していると思われるコメントもありますから、これまで買ったことのない種類の商品を買う場合は特に参考になります。
一方で、Amazonや「食べログ」などの通販サイトや紹介サイトなどにおいては、所謂 ”サクラ” の存在が公然と語られています。

いつ頃かは忘れましたが、ネット上に「サクラチェッカー」と称するサイトがあり、そこではAmazonの商品ページに付いているレビューの信憑性を評価し、その ”サクラ度” から商品や出品者を評価してくれるサイトがあると言う情報を見たことを思い出しました。
そこで、1月4日の「スポットライト」で取り上げたLEDスポットライトはこのサイトではどう評価されているか確かめてみました。

サクラチェッカーのページは検索で簡単に見つかりました。

この図の上部にある検索ウインドウに、Amazonの商品ページのURLまたは商品名をコピペし、”Go” すると直ちにサクラチェッカーの評価が表示されました。
その結果は、1.59/5でした。
即ち、星の数で言えば5個中の1と2の間という意味だと思います。更に ”危険” とも表示されています。これには些か驚きました。
もう少し詳しい表示を見ると下のように項目別に評価されていました。

更に詳しい表示もありました。

これらを見ると、”メーカーやホームページが怪しい” 、”サクラを沢山使っている” 、などなどマイナスの評価が並んでいます。

下図はAmazonのページに載っているカスタマーレビューの星の分布(図左)と、サクラチェッカーの総合評価(図右)です。

星の数の分布は他の多くの商品のレビューでもよく見る形だと思います。
このサイトの解説の中に、「サクラの影響が大きい場合、星5つと星1つの数が突出する傾向がある」と書いてあるのを見た記憶がありますが、私には、特にサクラの影響を受けた異常な形には見えません。
それに対してサクラチェッカーは、「通常製品より39%安く設定し、粗悪品にサクラを使い低価格&高品質に見せかけているので注意が必要です」と断じています。続けて「ユーザーがサクラチェッカーしまくって最終的に選んだブラケットライトランキング」と言う別のページへのリンクが張られています。
サクラチェッカーは、この製品が低価格であると判断した理由として、通常製品の平均価格が6,029円であるのに、この製品の価格は3,714円であるから安価だと顧客を誤認させると判断したようです。
このリンクを選択すると、下の表示へ飛びます。

ここにはアイリスオーヤマなどの製品が上位に並んで、何れも「合格」と表示されています。このページの上位の製品は安価ですが、下位にある多くの製品は比較的高価なので、それらを含む全ブラケットランプの平均価格に比べればこの製品は安いと判断しているようなのです。しかし、高価な製品の仕様をよく見ると私が購入した製品とは全く使用目的が違っていたり、装飾が施された製品が多いように見えます。

私はこの評価には強烈な違和感を覚えました。
この種のランプを全て ”ブラケットランプ” と括るのが妥当なのかどうか疑問ですが、ここに載っている製品を見ると確かに私の使用目的に近いものもあります。しかし、私が選択に当たって決め手とした
① 取付場所や照射方向を簡単に選定・調整できる
② 明るさや色調を選択できる
③ 電源は充電式バッテリーである
④ リモコン付き
などを全て満たすものはありません。
即ち、私の使用目的からすればここに挙げられたものは「別の商品」ですから、別ものと価格を比較しても無意味なのです。
Amazonでこの製品と競合すると思われる他の製品と比較するとむしろ若干高めの印象ですが、元物造りの技術屋の視点から見ると、私の購入価格3,699円は妥当な金額であると考えています。

実際に私が購入した製品に対する私の評価はどうかと言えば、今のところは全く問題ありません。
まだ使い始めて10日余りですから、大きな関心事であるバッテリーの持ちは分かりませんし、Amazonのレビューに見られる 「直ぐに壊れた」という状況が起こるかどうかも分かりません。
ですから、”今のところ” としか言えませんが、取り敢えず満足しています。

そんな訳でサクラチェッカーに対する私の評価は星1つですが、これからも参考にしたいとは思っています。また、ボランティアでこのようなサイトを運営している方(個人のようです)には敬意を表します。

なお、Chtromeストアにアクセスし、Google Chromeの拡張機能として「サクラチェッカー」をインストールすれば、Amazonのページにある商品の評価を表示する隣に、「サクラチェッカー」へのリンクを示す青い文字が表示されるようにできることが分かりました。(下図)

今回の評価結果には大いに疑問がありますが、URLなどをコピペすることなく容易にサクラチェッカーを利用できますから、これからも大いに利用させて頂くつもりです。












白黒画像のカラー化 他

2024年01月12日 | Weblog
偶然の機会に、白黒写真をカラー化したり、〇〇風の画像に変換したりしてくれるサイトがあることを知りました。インターネット環境さえあれば、ソフトのダウンロードや会員登録などは不要、そして無料で利用できます。
下はこのサイト(ImageChef)のURLとそのトップ画面です。
https://tech-lagoon.com/datachef/index.html

この画面を下へスクロールすると「機能一覧」があり、その中に「色の変更(カラー/白黒)」があります。機能一覧で分かるように、ImageChefは白黒写真のカラー化の他にも多彩な機能があるのですが、取り敢えず白黒写真カラー化の実力を試してみました。

顔や手の色はかなり良好ですが、国旗の色(赤)はNGです。

次に、カラー化の目的を人物写真に絞ってテストしました。
東洋人の黒髪ではなく、西洋人の金髪でテストするためにマリリンモンローの写真を探して使用しました。

右端の写真は、カラー化の出来栄えを確かめる目的で用意した別のカラー写真です。
この結果から人物像に関してはかなりの出来栄えだと感じましたが、口紅の色は良くなさそうです。日中の国旗の赤も口紅の赤も、赤い色は苦手なのでしょうか。(別々に撮った写真ですから、口紅の色が違う可能性はあります)

次に風景写真でカラー化のテストと、オリジナルのカラー写真を〇〇風に変換する機能を試しました。適当な白黒の風景写真が無かったので、カラーの原画の色情報を削除して白黒画像を作り、これをカラー化してみました。

原画と再カラー化した画像を比較すると、陸上にある気球の色はかなり再現していると思いますが、空の色はイマイチ、水面に写った気球の色はNGという感じです。但し、これは鮮やかな原画と比較しての感想であって、通常の使用目的は白黒写真のカラー化ですから、そう考えれば、素晴らしいと言うべきかとも思います。

上の右下の画像と、下の4枚は、それぞれカラーの原画を「水彩画風」、「鉛筆スケッチ画風」、「ゴッホ風」、「浮世絵風」、「冬景色」画像にアレンジしたものです。遊びとしては面白いと思います。

下はこのサイトで選択できる機能の一覧です。(これでも一部は載っていません)


使い方は極めて簡単で、画面の指示通りに操作するだけですから、ここでは省略します。

下は、このサイトの基本的な方針を示す文章です。非常にオープンな感じです。

どのような組織(または個人)なのか興味を感じ、関連するページを漁ってみましたが、それらを見る限り、個人的には安心して利用できるのではないかと思っています。
但し、画像の変換は運営者のサイトにアップロードして実行されますから、写真が運営者に渡ることになります。その点だけは承知しておく必要があるでしょう。

これに関連して、類似の他のサイトやアプリをネット上で探してみましたが、面白そうに感じたものは有料でしたので、試していません。




電気使用量と料金の5年比較

2024年01月10日 | Weblog
6日にTEPCO(東京電力エナジーパートナー)から1月の電気料金等更新のメールが届きましたので、ウェブサイトからデータを確認しました。1月分電気料金の実際の使用期間は12月2日~1月1日です。
昨年11月~12月には、輸入原油の値上がりとそれに対する政府の激変緩和措置などに関するニュースを何度か目にしましたが、電気料金に対して具体的にどう反映されるのか分り難い状況が続いていました。この問題が我が家の電気料金にどのように影響するのかという点には大きな関心を抱いていましたので、早速最新のデータをチェックすることにしました。

そこで、過去5年間の毎年1月分(実際はほぼ12月使用分)の電気使用量と料金が激変緩和措置の前後でそれぞれどう変わったかを対比するグラフを作成しました。私は、2015年以降のデータをExcelに入力していますので、この種のデータをグラフ化することは簡単です。

下のグラフは、過去5年間の1月(実際は12月)の時間帯別電気使用量を比較したものです。

私が契約している契約プランは「電化上手」ですが、時間帯別に単価が異なり、夜間は安く、昼間は高く設定されています。(残念なことに、夜間の単価が最近値上がりしました)
各時間帯は以下の通りです。
夜間:23時~7時、朝晩:7時~10時と17時~23時、昼間:10時~17時

下のグラフは、1月の電気料金を年別に比較したものです。

これを見ると、同じ1月でも年によって夜間や朝晩の電気使用量はかなり変動し、当然料金もそれに応じて変動します。使用量が変動する理由については多少思い当たるふしもありますが、年による外気温や水温の違い、電気設備・器具の更新などによる影響が大きいと思われますので、今回それについては触れません。

今回私が注目したのは、電気使用量と電気料金の5年間のグラフ形が大きく違う点です。
使用量の合計が2021年から2024年にかけては減少しているのに対し、料金は2023年まで上昇しています。
中でも2022年から2023年は使用量が減っているにも関わらず、料金は高騰しました。そして、2023年から2024年にかけて、使用量の減少は少し減っていますが、料金は大幅に安くなりました。

料金グラフの横軸は時間帯別料金およびその「合計」と「その他」、そして「合計」に「その他」を加えた「全料金」から成ります。「その他」には「基本料金」の他、「再エネ発電賦課金」や「全電化住宅割引」もありますが、額も変動も大きいのは「燃料費調整額」です。
2023年1月の全料金は、使用量799kWhで32,972円、その内、燃料費調整額は10,379円です。
2024年1月の全料金は、使用量693kWhで19,347円、その内、燃料費調整額は6,687円です。
使用量の減少は13%ですが、料金はそれを大幅に上回る41%低下しています。
その第一の原因は、2023年1月と2024年1月の燃料費調整額の差が17,066円もあるからだと思います。
燃料費調整額がマイナスということは、その大部分が政府の補助であることを意味すると思います。

今後もこの仕組み(激変緩和措置)が長期間続くなら、我々消費者にとっては有難いことかも知れませんが、この種の ”急場しのぎ” 的な対策を長く続けられる筈もなく、更なる財政悪化やそれによる ”激変緩和措置の終了” によって逆に思わぬ ”激変” が生じてしまう危険もあり得るのではないかと危惧します。
このような場当たり的な対策ではなく、原油の輸入価格が高騰した一因でもある ”異常な円安” 解消への取り組みこそが重要なのではないかと思っています。
支持率低下に喘ぐ今の政府にそれを望むことは無理と解っているのですが……





スポットライト

2024年01月04日 | Weblog
2,3ヶ月前から、調理中の鍋やフライパンなどを照らすために、キッチンの換気扇に付属しているランプが点灯しなくなりました。
どうやらスイッチの機械的な故障らしいことは突き止めたのですが、簡単には交換できそうになく、メーカーへ修理を依頼しても古い型式なのでで断られる可能性が大きいと判断しました。
Amazonで手許照明用の小さなスポットライトを探し、多くの候補の中から一つを選択して注文したところ、正月にも関わらず翌日届きました。それが下の写真です。

製品は、本体(LEDランプ)、直径20mmほどの金属球が接着されている取付け部(ベース)、リモコン、本体内蔵のバッテリーを充電するためのUSBケーブルから成ります。
本体は直径75mm、高さ45mm、重さは本体と標準のベース部で190gです。

本体外側の凹部をベースの金属球に近付けると、磁力で本体とベース部が合体します。磁石で球体を吸着しているだけですから、本体部を広範囲に回転させることができます。
本体の裏側にはスイッチがありますが、on/offや明るさ、色調の調整はリモコンで操作しますので、本体に触れる必要はありません。
充電は本体をベースから取外して行いますが、磁石で吸着しているだけですから、取付け/取外しは容易です。

下は取付け部分の画像です。

本来の設置方法は、ベース裏側の白い紙(写真左上)を剥がして両面テープで壁などに固定するようになっています。しかし、これでは後からスポットライトの取付位置を変えることは困難です。
そこで、ベースを薄い木の板に両面テープで固定し、板の裏側に磁石を6個接着してこれを換気扇の金属板に吸着させることにしました。(写真左下。木の板はおせちの重箱の仕切り板を黒く塗って流用しました)
これで取付場所が金属部分なら、明るく照らす範囲を試しながら最適の設置場所を探すことができるようになりました。我が家の換気扇は大きな金属製のフードに覆われている古い型ですので、その点では役に立ちました。

下左の写真は手製の磁石付き板を含めた完成品です。
下右の写真は本体にボール紙製の ”フード” を被せた様子です。

取付け位置にもよりますが、フードなしの場合は光が眼に入ってしまい、眩しいことがあります。また、照射範囲が広過ぎて光が拡散する感じがします。
そこで、ボール紙で円筒を作り、フードにしてみました。これで眩しさを防ぐとともに、不必要に光が拡散することがなくなり、中心部の明るさが多少増したような気がします。

後、気がかりな点は1回の充電で使用できる時間です。
説明書では5H(高輝度)~24H(低輝度)となっています。
我が家の使い方でどれくらいか興味のあるところです。

蛇足ですが、少々残念なことがありました。
私の購入価格は3,699円だったのですが、何と品物が届いた昨日、Amazonのページを見たら、全く同じ製品が  ”タイムセール” で2,559円となっていました。1,140円の損失です。
良い買い物をしたと喜んでいたのですが、残念!