つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

インボイスに対する私見

2023年08月30日 | Weblog
今年10月から消費税の仕組みを大きく変えるインボイス制度がスタートするというので、マスコミの話題になることも増えたようです。その中にはこの制度に対する批判的な論調も多いようです。
つい先日も、毎朝聴いている早朝のラジオ番組で、或る有名なパーソナリティが声高にインボイスを批判していました。その主な論点は、
① 何故、経済状況が悪いこの時期にインボイス制度を始めるのか? 岸田首相が国民の声を聴く耳を持っているというのは嘘だ!
② インボイスは、零細事業者やフリーランスから更に税金を巻き上げる庶民いじめの仕組みだ!
という趣旨だったと記憶しています。(曖昧な記憶ですが)

これからの半年~1年くらいはインボイスのことがマスコミで大きな話題になりそうなので、私にはあまり関係ないのですが、暇潰しにインボイスについて調べてみました。

この図は私が理解したことを更に簡略化して描いたものですから、細部の正確性は保証しませんし、私の認識が間違っている可能性もあります。

商品の買手や不動産の借手などは、その代金や借地料に消費税分を上乗せした額を売手や貸手に支払います。
本来消費税は国の税金ですから、受取った売手や貸手は消費税分を国に納税するのが筋だと思います。所が、今は売上が年額1,000万円未満の事業者は消費税の納税を免除されているのです。即ち、売上1,000万円未満の事業者は消費税分を丸儲けしています。国は徴税コストに見合うだけの税収増が見込めないと考えていたのではないかと私は思っています。
所が、国もいよいよ財政が逼迫し、インボイスという仕組みを整えた上で、零細事業者からも消費税分を取り上げることにしたのだろうと私は想像しています。

インボイス制度の下では、零細事業者も国が認定した「適格請求書発行事業者(以下適格事業者)」になり、インボイスを発行する必要があります。従来通り「免税業者」を選択することも可能ですが、インボイスではない単なる「領収書」では買手・借手は支払った消費税分を自分の売上から控除できず、その分税金が増えて損をします。従って、買主・借主は売主・貸主に対し、適格事業者になって正規のインボイスを発行するよう要求する筈です。
売主・貸主がその要求に応えられなければ、予め消費税分を上乗せしない金額で取引することを容認するか、取引自体を諦めざるを得なくなる可能性があります。
これまでは消費税分の納税を免除されていた事業者も、適格事業者になれば面倒な事務作業が必須になりますし、消費税を国に納税する義務も生じます。
結局、零細事業者は適格事業者になってもならなくても減収は避けられないのです。

さて、初めに記したインボイス批判の①ですが、インボイス制度に関する法律が国会で成立し、施行されたのは2016年11月、安倍内閣の時です。岸田さんはたまたま開始時期に総理大臣であるに過ぎません。
この法律が施行されてから、多くの事業主はその日に備えて準備してきた筈です。零細業者やフリーランスの方などが大変な苦労を強いられることは事実だと思いますが、直近の経済状況に合わせて開始日を安易に先延ばしするようなことは長期的には大きな損失になると思います。目先のことに囚われて抜本的な改革の先送りを繰り返して来たことが今日の日本の衰退を招いた大きな理由の一つではないでしょうか?

次に②ですが、改革には痛みを伴うものですから、個々の企業や個人に取って厳しい面があることは事実です。しかし、この改革は社会の仕組みとして妥当な仕組みなのかどうか、あるべき姿なのか否かが判断の基準だろうと思います。

数年前、消費税が8%から10%に上がったとき、或る知人から面白い話を聞きました。
その知人は住宅1軒分ほどの土地を或る事業者に貸しているのですが、何も要求していないのに消費税がアップしたら自分が受け取る賃貸料がその分(約2%)増えたというのです。そしてネットで調べたところ、売り上げが1,000万円以下であれば、消費税分をそのまま貰っても構わないといことが分かったと言っていました。二人で、「何か変だな」と話し合った記憶があります。

今、声を大にしてインボイスを批判している人の中にも、これまで消費税分を丸儲けして来た人たちがいる筈です。自分たちは弱者なのだからその不合理をこれからも続けてくれと要求するのはやはり間違いだと思います。
一方、所謂フリーランスなど個人事業主の中には、自分が受け取る報酬には消費税分が含まれていることを十分理解しないまま、不明朗な契約に従わざるを得なかった人が多いとも言われています。こうした人たちがインボイスの導入によって大きな不利益を被るとするなら、勿論それは大きな社会問題です。
ただ、世の中の仕組みとしてはどちらがあるべき姿なのか、どちらに向かって努力すべきなのか、或いは必要な手当てを考えるべきか、進むべき方向を間違えてはいけないような気がします。



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散歩で見た花 (78)

2023年08月28日 | Weblog
1.クルクマ

或るお宅の横でこの花を見たときは、花が汚れ、盛りを過ぎているようにも見えて、あまり気乗りしなかったのですが、一応写真に撮って帰りました。
初めて見る花で、勿論名前を知りませんから、いつも通り花アプリやウィキペディアなどで調べてみると「クルクマ」という聞いたことのない花でした。
正式名は「クルクマ・シャローム」、原産地は東南アジアでタイやカンボジアに多く、ショウガやウコンの仲間だそうです。
クルクマの花の種類は多いようなのですが、何とクルクマ・シャロームと説明されているネット上の写真の中に、私が見た花とそっくりの花がありました。有名種苗メーカーの写真ですから、私が「花の盛りを過ぎて花弁が変色している」と思ったのは間違いっだったようです。
なお、「本来の花は苞の間に隠れるように目立たず咲きます」という記述もありました。私が ”花弁の奥にゴミが溜まった?” と思ったのが、実は本来の花だということらしいです。

2.サフランモドキ

花図鑑によると、原産地は中米で、和名について下記の記述がありました。
サフランモドキは ”サフラン擬き” とも書き、これは薬用植物として知られる ”サフラン” に似ていたことにちなみます。江戸末期に日本に渡来した際サフランと誤認されましたが、明治初期に改められこの名前がつけられました
名前は ”モドキ” でも、この花も中国では薬用とされることがあるらしいのですが、熊本大学薬学部の薬草データベースには、「毒蛇による咬傷,吐血に煎液を服用,またはつき潰して患部に塗布する。中国で薬用にされるが、有毒なので服用は危険」と記されています。

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散歩で見た花 (77)

2023年08月25日 | Weblog
1.ゴジカ

漢字では「午時花」と書くそうですが、カナで見たり、音で聞いたのでは、この花を知っている人以外は何のことか分からないと思います。勿論,私も初めて見聞きする名前ですから、花図鑑の回答を見て「?」となりました。
ウィキペディアを見ると次のような記述がありました。
昼ごろ開いて1日で落花する一日花であり、「午時花」の名前の由来となった
また、原産地は熱帯アジアだそうですが、「日本では平安時代にはすでに栽培されており、観賞、また、古くは薬用としても用いられた」とも記されていました。
花の形は他にも似たような花がありそうですが、葉に特徴的なギザギザがありますから、見分けるのは容易でした。
背景がもう少し奇麗な場所なら良かったのですが・・・

2.ヒルガオ

アサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物だそうですから、ヒルガオの方が分類上はアサガオより上位にあるようです。
アサガオについて、ウィキペディアには「世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである」と記されており、昔から鑑賞用に品種改良されてきたことが分かります。一方、ヒルガオは少なくとも現代は雑草扱いされているように思います。この花も ”荒れ地” に咲いていました。
ウィキペディアには「アサガオは鑑賞用に栽培される園芸植物であるが、ヒルガオは地下茎が長く伸びて増殖し、一度増えると駆除が難しいため、大半は雑草として扱われる」とありました。
成る程・・・、と思いました。

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散歩で見た花 (76)

2023年08月23日 | Weblog
1.ハイビスカス(ブッソウゲ)

これに似た花は沖縄やハワイの写真や映像などでよく目にしますから、これはハイビスカスだろうと想像し、ネット図鑑で確認しました。ただ、和名は「ブッソウゲ(扶桑花)」ということは初めて知りました。
或る花図鑑によれば、「和名のブッソウゲはあまり使われず、一般的にはハイビスカスと呼ばれている。フヨウ属は英語ではHibiscusであり、ハイビスカスは広義にはアオイ科フヨウ属の種の総称である。 ブッソウゲの学名はHibiscus rosa-sinensisで、一般的にはこの系統の園芸種の総称がハイビスカスである」ということです。
別の図鑑などの記述によると、ハイビスカスには園芸種が多く、その数は3千とも1万とも言われているようです。
この花は一見丈夫で長持ちしそうに見えますが、暑さには意外に弱いこと、また一日花だということも初めて知りました。ただ、萎んだ花を毎日摘めば次々咲き続けるので、花期は長いようです。

2.サルビア・ガラニチカ

この花を見ても、これは開花した花なのか、咲き始めの花なのか、或いは萎んだ花なのかさえ分からず、ただ「変な形の花」という印象しかありませんでした。
帰宅後にいつも頼りにしているネットの花図鑑で検索すると、「サルビア・ガラニチカ」という答えで、同じ形・色の花の写真が載っていました。”サルビア” という名前の赤い花があることは知っていましたが、それに関する知識はありません。
単に「サルビア」で検索すると、「サルビア属は900種ほどありますが、最もポピュラーで親しまれているのは、赤い花を咲かせるS・スプレンデンス(ヒゴロモソウ)で、単にサルビアといえば本種を指すほどです」という記事が見付かりました。
一方、「サルビア・ガラニチカ」で検索すると、「花はシソ科の植物に多く見られる唇形花(しんけいか)です。唇形花(しんけいか)とは、筒状に合着した花弁の先が上下2つに分かれている花のことで、この様子を口に見立て、上部を上唇(ジョウシン)、下部を下唇(カシン)と呼びます」という記事がありました。
赤いサルビアとはかなり印象が違いますが、「サルビア・ガラニチカ」は沢山あるサルビアの一種ということが分かりました。


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マイナカードの医療情報問題

2023年08月20日 | Weblog
今朝の朝日新聞に、マイナ保険証問題の一つとして、「情報共有する病歴選べず」という大きな記事が出ていました。

本人の同意があれば、受診した医療機関の診療データに他の医療機関もアクセスできることになっているのですが、個別の医療情報の共有に対して同意/不同意を選択できるわけではなく、図に示す3つのカテゴリー毎に選択することになっているようなのです。従って、或る手術の情報だけは他の医療機関に共有されたくないと思っても、その場合は全ての手術の情報共有を拒否するしかないことになります。
これについては確かに人によっては大きな問題だと思います。

この記事を見て、7月26日に受けた健康診査(特定検診)のデータをマイナポータルで見ることは出来るようになったか確かめようと思いました。
健診にしろ診療にしろ、そのデータを活かすためには、結果を早く知り、活用しなければ意味が半減する場合が無いとは言えません。
医療機関による医療情報の共有の件についての情報を探したところ、昨年9月に報じられていたことが分かりました。
下図の①はマイナポータルで確認出来る個人情報です。個人的にはやはり「健康・医療」が最大の関心事です。

関係する情報を探していると、②,③に示すように、昨年9月から「医療機関で受診歴を共有可に」なっていました。個人がマイナーポータルで閲覧できるようになったのもこのときからのようです。
1年近く前から医療機関による情報共有は始まっていたのですが、③に書いてあるように、この頃は情報を共有できるシステムの普及率が27.5%と低かったので、問題を懸念する声が小さかったのだと思います。それから1年近く経って、システムを導入する機関が増えるにつれて大きな問題になってきたということだと思います。

私個人は今のところ、共有されて困る点はありません。
むしろ、共有してもらった方が無駄な検査が不要になり、早く的確な医療行為が受けられるのではないかと期待します。ただ、そのためには、手術や投薬などの医療情報は勿論、定期的な健診情報であっても、その情報が早くインプットされなければ無駄になってしまうのではないでしょうか。
私が7月26日に受けた「相模原市75歳以上特定検診」の結果は、今日現在マイナポータルで見ることはできません。
下図は相模原市の広報記事のコピーですが、他の自治体もほぼ同様らしいです。


これによると、データ登録は「健診受診月の3か月後の末日までに登録完了予定」ですから、私の場合は10月末の予定ということです。
健診の結果については紙の記録に基づいて医師から説明を受けていますので、データの登録が遅いことが大問題とは言えないかも知れませんが、気になるのは、遅い理由がシステムへのインプットを全て人手に頼っているからではないかと想像される点です。
もしそうなら、市役所や健保組合などの労力やコストも勿論大きな問題ですが、データの入力ミスは避けようがありません。

昨今、マイナ保険証の紐付けミスが大問題になっていますが、マイナンバーカードに関連する色々な事業の事務処理システムのデジタル化をないがしろにしたままカードの普及を急いでは、ますます社会の混乱は拡大するばかりではないでしょうか。
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散歩で見た花 (75)

2023年08月18日 | Weblog
1.フウセンカズラ

フウセンカズラいう名前は知っていましたので、意識してよく見るのは初めてでも、直ぐにそれと分かりました。
散歩中はフウセンカズラの「」には気付かなかったのですが、花図鑑で調べてから写真を拡大してみると、この写真にも確かに花は写っています。ただ、花の直径は3~4mm程度で、写真を拡大すると画質が悪かったので、花図鑑から写真を借用して貼り付けてあります。
鑑賞の対象は専ら風船で、花はほぼ無視されることが多いようです。
図鑑によると一つの風船の中には3個の種が入っているそうで、写真を見ると中々面白い形と色をしています。
英語名は「balloon vine」で、balloon(バルーン)は風船、vine(バイン)はつるのことだそうですから、全く同じ名前ということです。

2.タカサゴユリ

初め,これはテッポウユリだと思いました。
ところが、念のため花図鑑に当たってみると、タカサゴユリだと解りました。
その違いは、タカサゴユリの花には薄紫色の筋が入っていることと、葉がテッポウユリより細いことにあるようです。確かにご近所にまだ咲いていたテッポウユリと比較すると明らかに違いがあります。
名前は、台湾を意味する古称の高砂国に由来するそうで、元々台湾の花だったようですが、日本に移入後,在来種のテッポウユリと交雑し易いので、国立環境研究所はこれ以上増やさないように注意喚起しているそうです。
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散歩で見た花 (74)

2023年08月16日 | Weblog
1.タケニグサ

この花(?)は歩道の植え込み部分で見付けました。
私の記憶にはない植物ですし、これが花なのか蕾なのか見当がつきません。
画像をネットの花図鑑で検索して「タケニグサ」という名前を初めて知りました。
荒れ地や原野に見られるケシ科の多年草で、毒性があるそうです。
タケニグサという名前の由来には、中空の茎や冬枯れの様子が竹や笹に似る「竹似草」を由来とする説と、竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなって竹細工が容易になるという「竹煮草」を由来とする説があるそうですが、竹には似ていないし、竹と一緒に煮ても竹は柔らかくならないということです。
私が撮った写真には、ネット上の情報で見たタケニグサの花らしいものはありませんので、ネットの写真を拝借したものが下の画像です。

この画像では、同じ枝に白い ”蕾” と糸のような白い ”花” と赤っぽい ”若い実” が一緒に写っています。
記事によると、朝開花した花は夕方には散ってしまい、直ぐに若い実に変わるようです。
私が見たのは夕方だったため、私が撮った写真には花が写っていないのかも知れません。

2.キャットテール

この花はどこかで見た記憶がありました。
今回は道路脇の空地に自生しているような感じでしたが、前に見たときはバスケットに入って、花が下に垂れるようにして飾られていたように思います。
名前は思い出せなかったので、花図鑑で調べて「キャットテール(キャッツテール)」と確認しました。西インド諸島原産だそうです。

なお、同じキャットテールと呼ばれる黄・オレンジ・白などの花もあるそうですが、全く別種の花だということです。




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PCのバックアップ

2023年08月13日 | Weblog
今朝のニュースで、ランサムウエアについて報じていました。
ランサムウエアとは「あなたのパソコンを暗号化した。暗号化を解除して欲しいなら要求額を振り込みなさい」というウイルスですが、殆どの場合、高額なお金を払っても暗号化が解除されることはないという話です。

ウイルスの侵入を防ぐ対策が重要であることは当然ですが、万一ウイルスの侵入を許してしまっても、PC全体のバックアップデータがあれば、バックアップした時点まではPCを復旧させることが出来ます。
私は2~3ヶ月に一回程度はバックアップを取るようにしているのですが、ニュースを見て、前回はいつバックアップしたか気になりました。
確認すると前回は5月22日でしたので、今日はバックアップを取ることにしました。

私が使っているバックアップソフトは「EaseUS Todo Backup Home」です。中国製らしい点は少し気になるのですが、日経パソコンが推奨していたので、3年くらい前から無料版を使っています。


下は起動直後の画面に説明(赤枠、青文字)を追記したものです。
「マイディスク」はバックアップを取るパソコンのSSDまたはHDDです。この中身をDドライブ/ディスク0(1)という外付けのHDDにコピーするというイメージです。


「マイディスク」をクリックすると、バックアップの対象が表示されます。(下図)

”SYSTEM” と” ”Windows C” がメインですが、3つある ”Other” も対象としました。”Other” の詳細は分かりませんが、PCメーカーが使用する領域ではないかと思っています。
なお、私は普段接続している、自動的にファイルをBUするHDDは事前に取り外していますので、ここには表示されていません。

「開始ボタン」をクリックするとバックアップが始まり、暫くすると進行状況の表示領域に残り時間の推定値が表示されます。(図の上の部分)

バックアップが終了すると最新のバックアップ時刻が表示されます。(図の下の部分)
今回は約630GBをバックアップするのに2時間22分要しました。
パソコンはSSDなのですが、保存するドライブがHDDなので、これだけの時間がかかるのだろうと思っています。

なお、過去に一度だけこのバックアップからパソコンを復元したことがあるのですが、トラブルもなくスムースに復元できましたので、かなり信頼できるソフトだと思っています。
ですが、なるべくならバックアップに頼る機会など来ないことを願っています。



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タクシーGO を使ってみました

2023年08月10日 | Weblog
最近、街中で「TAXI GO」とラッピングしたタクシーをよく見かけます。

数年前にタクシーを呼ぶスマホアプリが現われ、いくつも似たシステムがあったのですが、3年くらい前に「TAXI GO」が出現してから一気に普及したようです。私も1年半ほど前にスマホにこのアプリを入れたのですが、何となく不安で、まだ一度も使ったことはありませんでした。

最近はタクシー会社に電話しても繋がらなかったり、配車を依頼しても来る迄15分以上かかったりすることが多くなりました。一昨日、酷暑のさ中に外出する際も電話が繋がらなかったので、やむなく初めてGOを使ってみました。

スマホ画面の画像はこのときのものではありませんが、アプリで自宅付近にタクシーを呼んで、最寄り駅まで行く場合のアプリ画面をキャプチャーしてみました。

アプリを起動すると①の画面になります。スマホの位置センサーが働いて、自宅前に迎車地点を示すマークが表示されます。
自宅前の道路が駐車にはあまり適さない形なので、②に示すように、地図を操作して少し離れた位置にマークを移動しました。下には乗車地の住所が表示されています。
「次へ進む」をクリックすると目的地を指定する画面③になります。地図で指定することもできますが、「行き先」を住所や名称「〇〇駅南口」のように建物名や地名などで指定することもできるようです。
これで良ければ「ここに行く」をクリックします。

④で乗車地と行き先を再確認して次へ進むと⑤になります。
ここでは乗車地と下車地がマークで表示されると共に、料金が表示されますから、OKなら「タクシーを呼ぶ」をクリックします。

残念ながらこの先の画面はありませんが、タクシーが到着するまでの待ち時間やタクシーの車両番号等が表示され、車が近くまで来ると地図上にリアルタイムで車の現在地が示されます。

初めにアプリを起動すると、その時予想される配車までの時間が表示されますので、いつ呼ぶかある程度参考にすることが出来ます。但し、その時間はリアルタイムで変化しますし、時間帯や天候などによって大きく変わると思います。今回、午前10時~11時頃にテストした限りでは待ち時間は1~6分程度でした。
電話で呼ぶと迎車料金がかかりますが、先日利用した際はかかりませんでした。そう言えば、どこかに「タクシー会社によっては迎車料金がかかります」と書いてあったような気がします。

実際に使った時も3分ほどで来ましたし、出先からの帰りのタクシーも4分ほどで来ました。
使い慣れれば大変便利なシステムだと思います。




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散歩で見た花 (73)

2023年08月08日 | Weblog
1.カリブラコア

カリブラコアはペチュニア族から分割されて出来た園芸種だそうです。
多くの花の色や形があるようですが、たまたまこの写真とよく似た花の写真の花には「カリブラコア レモンスライス」という名前が付いていました。その説明によれば、「レモンスライスはナス科の多年草カリブラコアの園芸品種。2013年に発表され、鮮やかな黄色に白い縁(ふち)が入り、見た目が涼しい人気品種。色合いがレモンのようなのでレモンスライスという名前がついています。別にレモンの香りや味はしません」ということです。
2013年発表ということですから、新しい品種なのですね。

2.センニチコウ

漢字表記は「千日紅」。
鑑賞の対象になっている鮮やかな丸い部分は「苞(ほう)」で、ドライフラワーにすると本当に千日色が持ちそうな気がするそうです。
そう言えば、以前妻がこの花をドライフラワーにしていたことがあったような気もします。
派手な色ですが、仏花にも使われるとか。

3.ゼラニウム

花図鑑でこの花を調べているとき、次のような説明を目にしました。
ゼラニウムは、日本では天竺葵(テンジクアオイ)とも呼ばれていますが、名前に関しては奇妙な現実があります。というのも、一般的に「ゼラニウム」と呼ばれているものは、分類学では、フウロソウ科で、以前はゼラニウム属にまとめられていたものです。しかし現在は、フウロソウ属とテンジクアオイ属に分けられており、園芸分野ではテンジクアオイ属(Pelargonium)のものを「ゼラニウム」と呼び、フウロソウ属(Geranium)のものはゼラニウムと呼ばないという、なんともややこしい状況なのです
ヨーロッパの住宅の窓辺に飾られている花にはゼラニウムが多いそうですが、確かによく見たような記憶があります。

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電気料金の怪

2023年08月06日 | Weblog
東電から8月分(使用期間は7月2日~8月1日)電気料金の通知が届きました。
早速「くらしTEPCO web」のページを見て驚きました。
マスコミには「電気料金が高くなった!」という声が多く見られるのに、我が家の電気料金は前年同月より972円(7.7%)安くなったというのです。(下図)

そんな馬鹿な!と思い、料金の内訳を詳しく調べることにしました。
このグラフの下には「ご利用明細を確認」というボタンがあり、料金の内訳を知ることが出来ます。
下図は、そこに記載されている昨年と今年の数値を比較したものです。

これを見る次のことが分かります。
① 夜 間:使用量 3.7%増  料金 2.4倍
 (深夜割引率が大幅に縮小された)
➁ 朝 晩:使用量 4.2%増  料金 1.42倍
③ 昼 間:使用量 40 %増  料金 1.57倍
④ 全時間帯の合計使用量  14%増
④ 基本料金:4.2%増
⑤ 調整/割引*:2,421円 ⇒ 4,343円
(*燃料費調整額、再エネ発電賦課金、全電化住宅割引額の合計)
この内、実際に使用した電気量の料金だけを合計したものが、右側の表の一番下にある参考の数値です。即ち、これだけを比較すれば、電気料金は1.5倍を超えたことになりますから、新聞などで目にした数値とほぼ同じです。

燃料調整額は、ほぼ3ヶ月前の原油やLNGなどの輸入価格によって大きく左右されるようです。
昨年8月は燃料価格が基準値を超えたため加算されたのに対し、今年の同時期は輸入価格が基準値をかなり下回ったので、大きく減額されたということなのでしょう。

電気料金の怪」、即ち、今年8月の我が家の電気料金が下がったのは偶然の結果であって、実際は料金体系が変わった上に、値上げ幅もかなり大きいですから、実質の電気料金は使用量が14%増えただけでも、料金は昨年の1.5倍超になったと考えるべきだと理解した次第です。
また、燃料費調整額は国際情勢や為替相場などによって大きく変動するようですから、今後もその動向に大きくに振り回されることになりそうなことも解りました。


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スマホとPCのマイナポータル比較

2023年08月04日 | Weblog
連日、紙の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに置き換えることの是非がマスコミを賑わしています。それに対する見方は色々ですが、とにかく既にカードの利用が始まっているのは事実です。
私は過去に何度か取り上げたように、実際の病院窓口でマイナンバーカードがどのように扱われているのか、大いに関心があります。
マイナンバー/マイナンバーカード/マイナポータルの細部には何かと課題があるにしろ、既に利用が始まっている大きな社会インフラですから、我々も現在の利用法をよく知る必要があると思います。

我々はマイナポータルアプリを介してこの巨大なシステムに接するのですから、先ずマイナポータルの利用に慣れる必要があります。
私はこれまでスマホ(iPhone)のマイナポータルアプリでシステムにアクセスしてきました。
iPhoneはまだスマホにマナンバーカードの機能を持たせることはできませんが、Androidは既にそれが始まっているようですから、ますますスマホ中心になることは自然の流れだと思います。ただ、スマホは画面が小さいので高齢者にとってはパソコンより扱い難い面があることは否めません。

そこで、パソコンでマイナポータルを利用するためのアプリを探してみたところ、やはりありました。
下記にパソコン用アプリのインストール方法が示されています。
◎Google Chrome用
https://app.oss.myna.go.jp/Application/resources/dousakankyou/chrome.html

◎Microsoft Edge用
https://app.oss.myna.go.jp/Application/resources/dousakankyou/edge.html

Chrome用とEddge用がありますが、私はChrome用をインストールしました。
Chromeの拡張機能としてインストールするのですが、上記のサイトにはその方法が詳しく説明されています。

インストールが終わったらマイナポータルアプリを起動します。
次はスマホ(カードリーダーとして使います)とパソコン、それにマイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインします。
マイナポータルのスタート画面にある「ログイン」をクリックし、指示に従ってログインまで進むのですが、その前にスマホにもスマホ用のマイナポータルアプリをインストールしておく必要があります。

私たちがマイナポータルを利用してアクセスできる情報や利用できる機能は色々ありますが、一例として、高齢者にとって関心のある健康に関する情報を示したものが下図です。

この中に「特定検診情報」がありましたので、その一部について、スマホとパソコンの画面を比較してみました。

・スマホの画面


・パソコンの画面


特定検診のデータは、2020年4月以降に受診した最大過去5回分のデータを見ることが出来るそうです。
私は今年も7月に受診しましたので、過去4回分のデータがある筈ですが、受診からデータが表示されるまで約2ヶ月かかるそうですから、現在閲覧可能な私のデータは3回分です。
なお、スマホ画面の画像には受診した医療機関の名前がありますが、勿論パソコンにもこれを表示する画面はあります。

スマホの画面には2回分のデータしか表示されていませんが、これは画面が小さいためだと思われます。但し、どの2回分を表示するかは選択できるようです。
一方、パソコンの画面には予め5回分のスペースが確保してありますから、過去5回分の数値の推移を見るためにはやはりパソコンの方が見易いと思います。
マイナポータルへのログインのし易さはスマホが勝りますが、データの見易さはパソコンの方が優れると思います。

マイナンバー、マイナンバーカードによって一般庶民の生活がどれだけ便利になったか、近い内に便利になりそうかと言えば、私も懐疑的です。
しかし、従来のアナログ・紙処理・人海戦術では社会が回って行かないことは、コロナ禍を通じて何度も思い知らされてきました。
巨大なシステムが初めから完璧に機能することはあり得ません。ここまで来たら、「全てリセット/やり直し」ではなく、地道に今のシステムをブラッシュアップして行くしかないのではないかと思います。

世間にはセキュリティに関して不安を感じる人がるようですが、私はさほど心配していません。
カードに載っている個人情報は、マイナンバー・住所・氏名・性別・生年月日・顔写真 くらいです。
マイナンバーが色々なデータに紐付けされることは事実ですが、他人がそれにアクセスするためには暗証番号が必要です。カードと暗証番号を記した紙片を一緒に持ち歩くことは絶対にNGですが、それはクレジットカードやキャッシュカードでも同じことです。
ただ、将来自分が認知症になったときはどうなるか? という不安は確かにあります。

また、何れ全ての銀行口座が当局に把握され、将来の資産課税に利用されるだろうと想像することは愉快ではありませんが、当局がその気になれば個人の銀行口座を調べることなど簡単らしいので、大した変わりはないとも言われています。

ところで、健康保険証について、先日思わず苦笑しそうなことがありました。
特定検診の結果を聞きに病院へ行ったのですが、帰りの窓口で「特定検診 済」と書かれた小さなシールを渡され、「保険証に貼っておいて下さい」と言われたのです。この病院の窓口には既にカード読み取り機が設置されているのですが、紙の保険証にシールを貼れとは・・・!
この病院独自のやり方なのか、相模原市のやり方なのかは知りませんが、本気でデジタル化に取り組んでいるとは思えません。
それとも、本人が最近受診したことを忘れるかも知れないから・・・でしょうか?
(それにしては、受信日を記入する欄が無いのは不思議です)


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散歩で見た花 (72)

2023年08月02日 | Weblog
1.ブーゲンビリア

住宅街にある、或る施設の玄関付近に咲いていました。
以下はウィキペディアからの引用(抜粋)です。
「原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花は花の中央部にある小さな白い部分である。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(苞葉)である。
ブーゲンビリア(Bougainvillea)は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)である」

この写真では白い花の部分は2つですが、よく見ると花の痕跡を含めると確かに3つあります。
別の花図鑑によると、肥料と水やりを加減すれば年に2~3回咲かせることが出来るそうです。

下の写真は2006年11月、ナイル川のクルーズ船に乗ったとき、途中の船着き場で撮った写真です。
このときは確か添乗員がブーゲンビリアと教えてくれたと記憶しています。


2.コリウス

この花もブーゲンビリアと同じ施設の敷地の入り口付近にありました。
以下もウィキペディアの引用です。
コリウス(Coleus)とは、シソ科コリウス属(シノニム:ソレノステモン属(Solenostemon Thonn.))の植物の総称。和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島、フィリピンに分布する」
この花(葉)は園芸店などでもよく見かけるような気がしますが、花については何の記憶もありません。それもその筈、普通、花は鑑賞の対象にならず、小さい内に摘んでしまうそうです。鑑賞の対象は葉で、花を残すと全体の成長にも悪い影響があるので、葉を長く楽しむために、種を採る目的以外の花は摘み取ってしまうことが多いのだそうです。
コメント
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