つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

Excelのトラブルとマイクロソフト コミュニティ

2018年02月08日 | Weblog
パソコンに大小のトラブルが生じたとき、その現象を現す数個のキーワードでネット検索すると適切な解決策が見つかることを何度も経験してる。
多くの検索結果の中には「マイクロソフトコミュニティ」への質問/回答の記事が含まれることが多いのだが、これまで私にとってマイクロソフトコミュニティ関係の記事が問題解決に役立った経験は殆どなかった。


しかし、昨年5,6月ころから、Excelの最初の計算が遅い、数式を含んだファイルの起動時間が長い、セルを選択すると「応答なし」になり回復まで時間がかかる、などのトラブルに悩まされるようになった。それらの遅延時間は何れも10秒~20秒程度であり、しかも起動時や初回の計算だけでそれ以降は普通に使えたので、我慢しながら使っていた。勿論、その間何度も解決策を探してネット検索を繰り返したが、有効な解決策は見付けられなかった。
そこで昨年8月、思い切って初めてマイクロソフトコミュニティに投稿してみた。


翌日マイクロソフトの社員(?)から返信があり、そのアドバイスで一旦は解決したかに思えたが、1~2日後には問題が再発し、結局元通りになってしまった。
昨年末に再度投稿し、問題が未解決であることを訴えたのだが、暫くは何の反応もなく、半ば諦めかけていたところ、突然今年1月下旬から「私のPCにも同じ問題が生じた」という趣旨の投稿が相次ぎ、多くの情報が飛び交うようになった。
それらの情報を総合すると、私を悩ませた現象は全てのExcelに生じるのではなく、Office2016 Home and Business PremiumやOffice365にのみに生じるらしいことが分かった。
そしてついにマイクロソフトの社員から、「マイくロソフトもこの問題を把握しており、2月6日のアップデートで修正予定です」という情報がもたらされた。

時差を考えて昨日7日のWindows Updateに期待したのだが、アップデート後も何も変わらずがっかりした。今朝も同様だったのだが、Office Updateが可能になっていることに気付き、早速実行した。


アップデート完了後にテストしたところ、問題は解消していた。
その後、マイクロソフトが運営している「Sway]のページには、「本現象は2/8のアップデートにて改善されました」という表示がなされていた。


まだ100%安心したわけではないが、今回はコミュニティへの投稿が大いに役立ったことは間違いなく、私のマイクソフトコミュニティに対する見方も大きく変わった。

なお参考までに付記すると、このアップデートの前後のExcelのバージョン(ビルド)は以下の通りである。
  前:バージョン1801(ビルド9001.2138) 
  後:バージョン1801(ビルド9001.2144)