つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

トルコ点描 4 ≪トルコの男性≫

2005年10月30日 | Weblog
“トルコの男性”などと一括りに出来ないことは百も承知で、無限にあるトルコの男性の一面です。
「トルコの男は働かない」と、トルコ人の女性ガイドが言っていました。
確かに地方をバスで走っているときに、道路端にあるカフェ?(溜まり場?)のような所に男達が集まって雑談しているらしい風景を、よく見かけました。ガイドによれば、彼らは一日中トルココーヒーを飲みながら雑談で時間を潰し、その間女性は一生懸命仕事をしているのだそうです。
国中がそれでは社会が成り立ちませんから、一部のことなのでしょうが、このような光景を多く見かけたことは事実です。年配の人達が多いようですが、失業者もかなりいるようですから、そのような人達もいるのかも知れません。
仕事がなくて雑談で時間を潰しているのか、そもそも男はあまり仕事をしないのか、事実は良く分かりませんが、あまり楽しそうには見えませんでした。

トルコ点描 3 ≪地下宮殿のメドゥーサ≫

2005年10月27日 | Weblog
イスタンブールに「地下宮殿」があります。
「宮殿」と言っても、これは4~6世紀頃に作られた地下の大貯水池だそうです。貯水池とは言いながら、林立する柱はコリント様式の立派なもので、宮殿の名に恥じません。

その柱の中に、「メドゥーサ」と呼ばれるギリシャ神話に出てくる女性の顔を土台にしたものがあります。一つは横向きの顔、一つは上下逆さまになった顔です。
メドゥーサは髪の毛を蛇にされてしまった女性ですが、これを見たものは全て石にされてしまうという怪物です。メドゥーサの像はトルコのあちらこちらで見ることが出来ました。昔からこの彫像は沢山あったようです。

何故メドゥーサの像がこの場所に、このような形であるのか謎ですが、この地下宮殿を造った時代に、近くにあったそれ以前の時代の建築物から材料を調達したために、このようなことになったと考えられているようです。


夕日の滝

2005年10月22日 | Weblog
昨日写した滝の写真です。

実は何点か修整しています。
1.滝がやや斜めに落ちていたので、画像を約3度回転しました。
2.色調(青被り)を修整しました。
3.下に滝つぼ(?)が写っていたのですが、あまり綺麗ではないのでカットしました。その方が滝が長く続いているように感じさせると思います。
4.滝の左右に白っぽく写っていた部分を「焼きこみツール」を使って色を濃くしました。

こういう修整は「邪道」と考える人もいると思います。

トルコ点描 2 ≪ブルーモスク≫

2005年10月22日 | Weblog
 トルコは国民の99%がイスラム教徒ですから、田舎に行っても村や町の中心には必ずモスクがあって、ミナレットと呼ばれる尖塔が遠くから良く見えます。
 イスタンブールには沢山のモスクがありますが、これは「スルタンアフメット・ジャミィ(通称“ブルーモスク”)」です。
 イスラム教は偶像崇拝を禁止していますからキリスト教の教会のようなフレスコ画などはありませんが、ドーム天井やステンドグラス、青を主体にした内壁のタイルの美しさなどは、オスマントルコ建築の最高傑作の一つと言われています。

トルコ点描 1 ≪カッパドキア≫

2005年10月20日 | Weblog
 トルコというと、先ずカッパドキアを思い浮かべる人が多いようです。

 カッパドキアは、柔らかい凝灰岩と硬い溶岩の地層が風雨に浸食されて、1のような面白い形の岩が続くようになった広大な奇岩地帯です。
 多数の岩山には、2のように無数の穴が開いています。
 3はその一つですが、「暗闇の教会」と呼ばれるキリスト教の教会の跡で、中にはフレスコ画がありました。
 4はこのような穴の内部ですが、人が中腰でやっと通れる幅と高さの通路や階段が延々と続き、9階に相当する深さまで生活空間があったそうです。7,8世紀頃に、1万5千人ものキリスト教徒がアラブ人の攻撃を避けながらここで共同生活を続けていたとか。
 通気性や排水も配慮された地下都市は、原始的な穴居生活とは違ったようですが、快適とは言い難い環境であったと思います。まさに「信仰の力」なのでしょうか。



 この一帯では、現在も岩山が住居や貯蔵庫などに利用されています。陶器の工房やホテル、レストランなどもありました。
 上の写真は、ここで訪れた現代の民家の外観です。
 表は外に面していますが、部屋は岩山をくりぬいた中に作られています。夏は涼しく冬は暖かいと、この家の人は言っていました。中でお茶をご馳走になったのですが、帰りに覗いた台所には、食器洗い乾燥機の付いたシステムキッチンがあり、同行のおば様達からは、「うちより進んでいる」との声も聞かれました。

トルコ点描 0

2005年10月18日 | Weblog
トルコへ行ってきました。

10日間の訪問でトルコを知ることは不可能ですが、駈足で見たトルコの一面を数回に分けて紹介しようと思います。

今回は約1000枚の写真を撮りました。
(と言っても、約1/3は見るに耐えない失敗写真ですが・・・)

これから整理した上で、その一部を掲載する予定です。

この写真はカッパドキアの紹介によく出てて来る“ラクダ”の写真です。