つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

モバイルバッテリー(2)

2022年09月29日 | Weblog
9月19日モバイルバッテリー(1)の続報である。
フル充電した前述のモバイルバッテリーからiPhone12を何回充電できるかテストした。

このテスト条件の下では約7.6回充電でき、平均の充電所要時間は約74分という結果であった。
20%~94%という数字は現在の私の使用状況に合わせ数字なので、私の感覚では7回程度は充電できることになる。
一方、これを0%~100%で使用するとして単純計算すると、計算上は5.6回になる。
また、iPhone内のバッテリーを長持ちさせるためにAppleが推奨する20%~80%で使用する場合に当てはめると、単純計算上は9.4回充電できることになる。
ネット上には、「このバッテリーはスマホを〇回充電できます」という表現をよく見かけるが、私が調べた限りでは充電の条件が示されていないので、その数値は信頼できないと考えている。
私としては7回充電できるとすれば、災害時においても普通の使い方で2週間、節約すれば3週間程度はもつ筈なので、取り敢えずは安心した。
なお、モバイルバッテリーのフル充電時間は、65W急速充電器を使用して約2時間10分であった。この容量のバッテリーとしてはかなり短時間であると言える。またメーカーのANKERに問い合わせたところ、フル充電状態で保存して構わないが、2~3か月に1回程度の頻度で充放電することが望ましいとのことであった。

私はこれとは別に災害時にも比較的入手し易いと言われる乾電池からスマホに充電する器具、更に車の蓄電池から充電する器具も用意してあるので、通信・情報へのアクセス手段の確保という点では取り敢えず安心した。
但しこれらは家に住み続けることができることが前提なので、それが崩れたらお手上げである。

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iOS16のインストールと試用 (2)

2022年09月24日 | Weblog
昨日に続いてiOS16の新機能を取り上げる。

私が最も注目したのは写真から特定の被写体を切り抜く機能である。
iPhoneで撮った写真はiPhoneの「写真」アプリにあるので、目的の写真のファイルを開く。

写真の中から切り抜きたい対象の上に指を置くと写真がそれを感知して対象範囲の周囲が少し反応する。それを確認したら対象を指で押し上げる(または押し下げる)ように動かすと、対象部分がその方向に動く(上左)。切り取られる範囲を確認して指を話すと写真の周辺に「コピー 共有…」の表示が現われる(上中)。
メールやLメッセージなどのアプリに貼り付ける場合は「コピー」してアプリで利用する。
別の画像として保存する場合は「共有」を選択し「画像を保存」を選択すれば新しい画像として「写真」の中にPNGで保存される(上右)。PNGなので背景は透明になる。
下はオリジナル画像と青い背景に貼り付けた切り抜き画像である。

この写真の背景は単純なので切り抜きは比較的容易であると思われる。
但し、3体の人形の内、どれか1体の人形のみを切り抜くことはできなかった。これが全く異なる種類の人形であればそれぞれを区別するかもしれないが、その点は未確認である。

もっと複雑な背景の写真で試したのが下の写真である。

一見すると良好な切り抜き像が得られたように見えるが、よく見ると赤い円で囲った部分には背景が写っている。
対象範囲の認識が利用者の希望と一致しない場合は勿論あるし、切り取った画像の細かい部分には問題もあるが、現状でも利用価値の高い優れた機能であると感じた。

次に、メッセージの送信を取り消すことができるという触れ込みにも興味があったが、これはイマイチという感じである。

送信から2分以内であれば取り消したり、編集し直したりできるというのだが、送信先(受信側)もiOS16でなければ取り消しが効かず相手に届いてしまうらしい(上右)。
実際、連れ合いのiPhone7で試したところ、取り消したメッセージも届いていた。
これではAndroidスマホの所有者に送ったメッセージも取り消しが効かないと思われるので、使える範囲はごく限られる筈である。少なくとも現時点では殆ど役に立たない機能ではないかと思う。



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iOS16のインストールと試用 (1)

2022年09月23日 | Weblog
昨日、iPhoneのアップデートを確認したところ、iOS15のアップデートまたはiOS16へのアップデート(アップグレード)の何れかを選択するようにという通知が来ていた。
今回のアップデートはiPhone8以降が対象で、私のiPhone12はどちらも選択可能であったので、迷わず16を選択した。(但し、万一を考えて初めにその時点のiPhone全体をバックアップした)

アップデートの途中で、iOS16の主要な新機能に関する説明が表示された。(No.01)


今回のアップデートの目玉は、赤いアンダーラインで示した4点らしい。
① ロック画面のデザイン一新
② メッセージの改善
③ 画像の背景から被写体だけを抜き出す機能
④ メール,ウォレット、ヘルスケア などのアプリのアップデート

アップデート終了後のロック画面は時間表示のフォントが大きくなったくらいの違いしか分からなかった。(No.02)
しかし、ここでロック画面を長押しするとロック画面を編集することが出来るようになる。
No.3に用意されている多数の画像から壁紙を選択すると、その色調を修正した上でそれを壁紙にすることが出来る。
更に、自分で撮った写真を背景にすることなども出来るようであるが、まだ試していない。

取り敢えず壁紙として「アストロノミー」を選択したものがN0.04である。


その後、別の壁紙を選択した。(No.05,06)
ロック画面にはウィジェットを配置するウインドウが用意されており、下に表示されるウィジェットから2個を選択することができた。(No.05)
また、時刻表示のフォントとその色も選択が可能であった。
ウィジェットを配置し、時刻表示のフォントを変更したものがNo.06である。

その他の事項についてはテスト後に別途投稿する予定である。
特に、写真から特定の被写体を切り抜く機能には大いに関心がある。

なお、私の記事はiPhone12によるものであるが、13以前の機種では機能が一部制限されている可能性がある。


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モバイルバッテリー (1)

2022年09月19日 | Weblog
外出先でスマホに充電する目的で、以前からcheero社製の電池容量 3.6v 5,200mAh (18.72W) のモバイルバッテリーを持っていたが、これは非常用としては些か心もとない。

最近は「モバイルバッテリー」ではなく、非常用またはキャンプ用などとして「ポータブルバッテリー」に分類される大容量蓄電池が多数出回っている。それも検討したが、災害に備えるべき最も重要なことの一つは情報アクセス・連絡手段の確保であろうと考え、取り敢えず今回はスマホの充電を主目的とし、携行も可能な大容量モバイルバッテリーを購入した。


今回購入したセットは、電池本体・急速充電に対応する充電器・充電ケーブル・取扱説明書・収納ポーチから成る。(ANKER社製)
大きさは 184× 82 × 24mm、重さは 585gなので日常的な携行にはあまり適さない。

下図は本体裏面の印刷の一部を拡大したものである。


電池容量 25,600mAh / 94.72Wh とあるが、これとは別に 定格容量:15,800mAh / 定格電圧:5V とも表示されている。これは掛け算すると 79Wh になる。
リチュームイオンバッテリーの電圧は3.6V前後であるが、充電は5Vで行われる。そこで 5Vに昇圧する際にロスが発生するので、実際の電池容量を示す数値としては一見小さな値になってしまう。

私が使用するiPhone12の電池容量は 2,818mAh なので、2,818 × 3.6 ≒ 10.1W
従って、計算上は 79 ÷ 10.1 = 7.8 となり、8回近くフル充電できることになるが、充電中 iPhoneもバッテリーも多少発熱するし、他にもロス要因はあると思うので、実際はもっと少ない回数になると思われる。
ノジマ電機のHPには、スマホの充電可能回数の目安は公称電池容量の70%で計算するよう記載されているので、それによれば 25,600 × 0.7 ÷ 2,818 ≒ 6.4 回となる。現実はこの程度ではないかと思っている。

一方で、日常的にはスマホの電池残量が 0 になるまで使用した後 100%まで充電するような使い方は電池寿命の点からは望ましくないので、私は通常は20%を切った時点で充電を開始し、93 ~ 95% で充電終了を心掛けている。このような使い方であれば日常的な充電回数という意味ではもっと多い筈である。(尤も、非常時には 0% 迄使うことになるような気はする)

ところで、ANKERはこの分野では有名企業であり、世間の評価も高いようである。
しかし、製品に添付されていたマニュアルはいただけない。


75 × 110mm ほどに折り畳まれた紙片に小さな文字で印刷されているのだが、何と12の言語で記載されている上、項目ごとに同じ内容がそれらの文字で順番に記されているので非常に読み難い。しかも実際の使用に即した説明が不足しており、私が経験した中では最悪のマニュアルであった。取説を軽視するという意味でAppleの悪い面を真似しているような気がしてならない。

内容に不明な点があリ、もっと詳しい日本語マニュアルの有無をチャットで問い合わせたところ、「グローバルに展開している商品ですから・・・」との回答であった。しかし、2番目の図がバッテリー本体に表示されていたことで分かるように、これは明らかに日本向けに生産された商品であろう。このまま英語・日本語圏以外にもグローバルに出荷しているとは考えられない。
これに比べれば日本語のマニュアルを用意することくらいは容易なのではないだろうか。紙で添付しないまでも、HPに言語別のファイルを用意するくらいは簡単だと思う。

実際にスマホを何回充電できるかは現在テスト中なので、結果が出次第ここに掲載するつもりである。


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散歩で見た花 (7)

2022年09月15日 | Weblog
郵便局へ行く途中の公園で涼しげな花を見つけた。

高さ3メートルくらいのつるに多くの花が密集している。

いつもの「コノハナナニ」で検索すると、候補として「ヒトツバタゴ」、「ボタンヅル」、「センニンソウ」の名前が挙がった。
ヒトツバタゴは私も知っているし、つる植物ではないのでこれは迷わず除外。

ボタンヅルとセンニンソウはどちらもキンポウゲ科である上、花はよく似ているというので迷ったが、写真や見分け方の説明を参考にして「ボタンヅル」と判断した。



Wikipediaによれば、
「ボタンヅル」という和名は、葉の様子がボタン(牡丹)に似、つる性であることからついた
とのこと。

一方、ボタンヅルの英文名は「Clematis apiifolia」と言い、クレマチスの仲間だそうである。
ただ或るサイトの説明によれば、
日本では園芸用語としてこのセンニンソウ属の蔓性多年草のうち花が大きく観賞価値の高い品種を総称してクレマチスと呼ぶ
のだとか。
クレマチスという名前はよく聞くが花の姿かたちまでは思い浮かばないので画像検索したところ、ボタンヅルとは似ても似つかぬ写真が沢山ヒットした。花の名前とはかなりいい加減なもののようである。
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散歩で見た花 (6)

2022年09月11日 | Weblog
或るお宅の庭に咲いていたハナトラノオ


私はこの花を見た記憶はないし、「ハナトラノオ(花虎の尾)」という名前を見聞きしたことも記憶にない。
しかし頼りにしている花アプリ等で調べてみると、名前と共に以下の記述があった。

ハナトラノオは夏から秋にかけて、全国いたるところでよく見かける花です。優しいピンクの花が群れ咲く様子は、残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。(中略)日本へは大正時代に入り、丈夫でよくふえるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草の一つになっています。(後略)

失礼ながらこれを撮らせてもらった庭はあまり手入れが行き届いているようには見えなかったが、暑い日中でも一瞬の爽やかさを感じさせる花であった。
いつもの通り連れ合いに尋ねたところ、「子供の頃から見ているし、名前も知っている」との答えであった。
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PhotoFiltre11の新味

2022年09月09日 | Weblog
前回「PhotoFiltre11は有償! その価値は?」を掲載した後、11についてもう少し調べてみた。その結果、画像に手を加える機能「ツールパレット」がかなり変わっていることが分かったので報告する。

下図はPhotoFiltre7には無かった機能(ツール)を示す図である。


一見するとPhotoFiltre11ウィンドウの右側にあるツールパレットはPhotoFiltre7のそれと大差無いが、よく見ると「リタッチツール」、「変形ツール」、「ノズルツール」が新設されていた。
この内、リタッチツールは詳しく調べたわけではないが、多くは円形に選択した範囲をリタッチする機能なので、7でも目的の多くを果たすことは出来そうな気がした。また「アーティスティックペイントブラシツール」は7から変わっていないように思った。

下図右は、「変形ツール」の「ズーム」を使って、左のモナリザの目をパッチリさせてたものである。


下図左は、同じく「変形ツール」の「渦巻(Twirl)」でモナリザの顔を少し傾けてみた。
下図右は「ノズルツール」でモナリザの周囲に ”お絵描き” したもの。

芸術作品を冒涜するものとお叱りを受けるかも知れないが、著作権はとうに切れているし、この種のイタズラはよく見かけるので許してもらえるだろうと勝手に判断した。

このような機能が実用上どのくらい役立つものか分からないが、 ”面白い” とは思う。
一般的な写真の 画像処理ソフトとしては必要なものではないが、「お絵描きソフト」としては面白いだろうと思う。特に「ノズルツール」は簡単なポスター制作などには役に立つような気がするし、高齢者向けのパソコン教室などで遊ぶには打って付けではないかと思う。

ただ、私はライセンス料を払ってまでこのソフトを手に入れようとは思わない。
その内フリー版にも機能が追加されるのではないかと期待している。
無料のトライアル期間は残り17日になった。
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PhotoFiltre11は有償! その価値は?

2022年09月06日 | Weblog
PhotoFiltreはフランス製の画像処理ソフトである。(勿論日本語版もある)
Photpshopなどの高価なソフトに比べれば機能は限定的であるが、アマチュアが使うには十分な機能があり、動作も軽快で私は20年近く前から愛用してきた。

これまで開発元のサイトからダウンロードできるのは、無償でベーシック仕様のVer.6、同じく無償でレイヤー機能を有するVer.7、および有償のPhotoFiltre Studio X(10)であったが、いつの間にか「PhotoFiltre11」が加わっていた。そして、これはPhotoFiltreという名称ではあるが有償(税込34.80ユーロ、最近のレートで約4,800円)だという。
そこで、無償のPhotoFiltre7に比べてライセンス料に相当する仕様向上が期待できるのか検討してみた。

下図はPhotoFiltre11と7の「About PhotoFiltre」に表示される画面である。


PhotoFiltre7には非営利目的の使用は無償であることが記されているが、PhotoFiltre11には30日間のトライアル版であり、残りのお試し期間は21日(昨日現在)であることが表示されている。

下図は両者のメイン画面を比較したものである。

色調は違うが、表示内容は一見ほぼ同じである。(11の色調は数種類用意されている)
但し、PhotoFiltre11にはまだ日本語変換ファイルが無く、現在はフランス語または英語でしか利用できない。メニューは簡単な単語なので大きな支障はないが、一部に表示される説明文はやはり日本語の方が読み易い。
主要なメニューの項目を比較したのが下図である。


この画像では小さくて解り難いが、項目数はやや増えていることが分かる。
追加された項目を少し試してみたが、その限りではあまり興味を引く目新しさはなかった。
開発元の説明文の中にも、開発途上であることを窺わせる表現もあり、これからさらに進化していく可能性はあると思う。

開発元に対し、今後新しいバージョンがリリースされた場合、取得したライセンスキーは有効なのかメールで問い合わせたところ、「for the moment yes」という回答が返ってきた。「一応イエス」という意味であろうか。(やや曖昧?)

今後の進化をもう少し見守るつもりである。


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50年前の万里の長城

2022年09月02日 | Weblog
8月17日の「アルバム写真の保存」に書いたように、古いアルバムの整理をしている。
その一つに「中国出張」があるのだが、アルバム作成以来これをを開いたことは殆ど無かった。今回1ページずつデジタル化していると約50年前の記憶が蘇り、想定外に時間がかかってしまった。

下の写真は仕事が終わり帰国する数日前に訪れた万里の長城を観光したときのものである。


2月上旬という極寒の時期だったこともあるが、今見ると我々と中国側の案内人以外には誰も写っていないことに驚く。

出張は日中国交回復前の1971年12月29日~’72年2月14日までの約1.5ヶ月であったが、目的地の天津で本当に仕事をしたのは2週間足らず。その他は広州動物園で放し飼いのパンダを見たり、天津絨毯の工場を見学したり、北京を初め各地で豪華な食事会や京劇鑑賞に招待されたり、故宮や明の時代の遺跡を訪れるなどしていた。その内の一つが万里の長城である。
これは日中間に国交が無く北京への直行便も無い時代だったために、香港からの入国は勿論、中国国内の移動にもその都度現地当局への手続きに2~4日もかかるためであったが、下っ端の我々にとっては、何とも優雅な出張であった。

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