つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

ボケの簡易実測

2022年05月25日 | Weblog
確かCanonのWeb広告で見た記憶があるのだが、カメラのボケ具合を直観的に示す手段として、縦に置いた物差しを斜め上から撮影した写真があった。その記憶を頼りに、先日買ったばかりのカメラで同じような撮影を試みた。言わば「ボケ具合の簡易実測」である。

正確さという点では問題点はいくつもあるが、大体のことを知る上では参考になると思う。

下の写真はレンズを最も広角寄りにセットし、その場合の最小撮影距離10cmの位置にスケールの中央(0mm)が来るようにセットして絞りを変えながら撮影したものである。

絞りを最小の2.8で撮影すると実用的にほぼボケないと言って良い範囲はフォーカス面の前後1~2mm程度であることが分かる。(実際には大きな画像で確認した)
当然ながら絞り(F)を大きくすればこの範囲は拡大し、F16では前後2cm程度はほぼピントが合っているように見える。

絞り値、焦点距離、撮影距離が分かればボケない範囲(被写界深度)の計算は出来るのだが、ここで試したような少々極端な撮影条件の場合は誤差が大きくなるらしい。

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新カメラのテスト

2022年05月20日 | Weblog
13年間使ってきた一眼レフカメラに飽きた上、最近は交換レンズと一緒に持ち歩くのが少々苦痛になってきた。
これまで買い替えるときは予算の範囲内で「最新型」「高機能」などを選択の基準にしてきたのだが、今回は「小型軽量」を第一の基準にして候補をを探した。
そうは言っても、当然ながら従来の一眼レフで撮った写真と比較して、なるべく同等レベルの写真を撮りたいという希望は捨てきれなかった。
そこで、できるだけ大きな画像センサー(フルサイズまたはAPS-C)、ズームは光学3倍以上、小型軽量、GPSデータの記録などを条件として絞った結果、Canon PowerShot G1X MarkⅢに決定し購入した。

早速北公園出かけ満開のバラを試し撮りしてみた。








従来機に比べてズーム範囲が物足りないのは仕様から分かっていたが、最も重視した「ボケ具合」に大きな違いはなく、取り敢えずホッとした。
また、パソコン上で画像を拡大してみても画像の荒れが従来機より大きいということはなかった。

このカメラの発売は2017年11月で些か古く、昨年から後継機の発表が噂されていたらしい。また、これに対抗する製品としてLumix(Panasonic)にも良いカメラがあるのだが、ネット上の信頼できそうな店にはどこも在庫が無く、何れの店も納期は不明または3~4か月先となっていたので諦めた。
開発の遅れも、生産の遅れも半導体不足の影響なのであろうか。
もう少し待てば更に進化した新機種が手に入ったかも知れないが、どんどん先が短くなっていく身としては今手に入るもので満足している。
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バラの季節

2022年05月12日 | Weblog
今年もバラが一番映える季節を迎えた。
相変わらず代わり映えしないが、花の撮影には絶好な薄曇りの昨日、北公園に行ってきた。
開花は昨年より若干遅れ気味で、あと数日後にはもっと咲き揃うのではないかと思ったが、先に開花して萎れた花が殆どなく、その意味では良かった。








ハチが蜜を探しているらしい花もあったが、バラを撮っていてハチに刺される心配をした記憶はない。


帰宅後にWebで調べたら、「花屋でよく見かける美しい観賞用のバラは蜜を持っていません。蜜があるのはダマスク・ローズなどの産業用のバラ(オールドローズ種)だけです」という記事を見つけた。
やっぱりそうか。
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Appleの顧客対応は素晴らしい!

2022年05月10日 | Weblog
キャッシュレス時代の到来に合わせて以前からモバイルSuicaやPayPayは便利に使ってきたが、この度クレジットカードをiPhoneのWalletに登録することを試みた。
所が設定の最後にトラブって完了できず、某カード会社とApple社にサポートを依頼したのだが両社の対応は対照的であった。

クレジットカード会社も電話口の担当者の対応が特別悪いというわけではないが、担当者に繋がるまでがとにかく面倒で時間がかかる。初めの「ただいま電話が大変混み合ってでおります。このままお待ちいただくか・・・・」から始まって、録音音声の質問に応えて何度もボタン操作をするなど、イライラが続く。おまけに、この電話は「ナビダイヤル」で1分10円だという。結局最終的に問題が解決するまで、4~5回電話することになり、時間は繋がってからの待ち時間も含めれば1時間(600円)以上に及んだと思う。
解決した後に冷静に思い返せばこちらの操作にも若干問題があったことは否めないが、途中の段階では担当者から「カードは登録され使える状態になっています」という誤った回答もあったりして窮地に陥ってしまった。
この会社に限らないが、そもそも顧客からのSOSに有料電話で対応することには「顧客第一」の姿勢が感じらない。

途中の段階ではiPhoneの側にトラブルの原因がある可能性もあったので、Appleのサポートにも相談することにした。
Webでサポート窓口の電話番号を探すと世界中のサポート電話番号が記載されている頁が直ぐに見つかった。最近は電話号を一切記載しない企業もある中で極めて珍しい。
今回はパソコンでログインし、用意されている選択肢をクリックしていくと、チャットか電話かを選択する画面が表示され、そこには待ち時間が表示されており、どちらも2分以内となっていた。
  
電話を選択したら、何と「こちらから電話します」、「確認メールをお送りします」との表示が現われた。
  
そして1分もしないうちに登録済みの固定電話に電話がかかってきた。何と言う違いだろう。
担当者はスマホの画面を共有して懇切丁寧に説明し、「恐らくはカードの認証が完了していないと思われます」と判断してくれた。そして電話の終了後にはメールが届き、再質問のためにサポート番号とフリーダイヤルの電話番号が記されていた。

そこで、またもカード会社に電話する羽目になったのだが、ようやく担当に繋がったと思ったら「何度も操作ミスがあったので、認証システムがロックされています。24時間以上経過後に再度初めから登録をやり直して下さい」との話にはがっくりした。
担当には「こちらが操作ミスをした認識はない」と伝えたが、窓口担当を責めても仕方ないので、昨日初めからやり直し、今度は電話で認証する方法に変えて、ようやく全て終了した。

サポート業務は直接的な利益を生む部門ではないので、企業としてはコストカットの対象になり易いのではないかと思うが、企業イメージと言う意味では顧客の印象を大きく左右する存在だと思う。(なお、私は有料サポートには入っていない)

概してApple製品は他社製品より高いという印象があるが、それも納得できる気がした。
やはりスマホはiPhoneが一番!
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カナメモチの花

2022年05月06日 | Weblog
近所にある小さな公園とその隣の建物の敷地の境界にある大きなカナメモチの樹に白い花が咲いていた。
カナメモチは住宅地の生垣としてよく見かける樹であるが、その花を意識して見たのは初めてである。
生垣のカナメモチは頻繁に剪定されるので、街中で花を目にする機会は少ないのだと聞いた。
これが赤い実になるころ、また写真を撮りに行こう。



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なんじゃもんじゃ

2022年05月03日 | Weblog
今日は散歩に丁度良い日よりだったので、北公園に行ってみた。
この公園には数本のヒトツバタゴ(別名ナンジャモンジャ)があるのだが、今年もきれいに咲いていた。


毎年この樹を見ると、中学か高校かはっきりしないが、国語の教科書にこの樹の話が出てくる短文があったことを思い出す。そして、「なんじゃもんじゃ」という珍しい名前と共に「明治神宮」と「飛行機」のことが書いてあったような漠然とした記憶があった。
これまでは花を見る度に思い出すだけだったのだが、今年は帰宅してからWebで調べてみた。
キーワードは「なんじゃもんじゃ」、「明治神宮」、「飛行機」。

見付かった!
それは寺田寅彦の随筆で、「年配の人は中学の教科書で読んだ記憶があるのでは?」 と記されていた。間違いない。

 若葉のかおるある日の午後、子供らと明治神宮外苑(めいじじんぐうがいえん)を ドライブしていた。ナンジャモンジャの木はどこだろうという話が出た。昔の連兵場時代、 鳥人スミスが宙返り飛行をやって見せたころにはきわめて顕著な孤立した存在であったこの木が、 今ではちょっとどこにあるか見当がつかなくなっている。
 こんな話をしながら徐行していると、 車窓の外を通りかかった二三人の学生が大きな声で話をしている。 その話し声の中に突然「ナンジャモンジャ」という一語だけがハッキリ聞きとれた。 同じ環境の中では人間はやはり同じことを考えるものと見える。
 アラン・ポーの短編の中に、いっしょに歩いている人の思っていることを あてる男の話があるが、あれはいかにももっともらしい作り事である。 しかしまんざらのうそでもないのである。

寺田寅彦随筆集 藤棚の陰から


教科書に載っていたのはこの文章だったと思うが、随筆の要旨については記憶がないので確信は持てない。
でもすっきりした。
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