前職の時に後輩から「ひとりごと」や「鼻歌」が多いと言われたことがある。
妻曰くは、風呂場で「ひとりごと」を言っていることも多いらしい。
当然まったく自分では自覚はない。
ただ考え事は良くするので、ひらめきや怒りがこみあげた際には
それがリアルに口から出てしまっているのだろう。
その時々の気分により頭に浮かんできたメロディが
鼻歌となって口から出てしまっているのだろう。
Paul Simonの「There Goes Rhymin' Simon」(1973)
01. Kodachrome
02. Tenderness
03. Take Me to the Mardi Gras
04. Something So Right
05. One Man's Ceiling Is Another Man's Floor
06. American Tune
07. Was a Sunny Day
08. Learn How to Fall
09. St. Judy's Comet
10. Loves Me Like a Rock
1973年にリリースのセカンドアルバム。
Staple Singersの「I'll Take You There」に魅せられ
マッスルショールズスタジオ録音を敢行した南部の泥臭いサウンドと
ニューヨークの洗練されたサウンドが同居する非常にクオリティの高い作品。
アルバム邦題は「ひとりごと」
まさに当時の素直な彼の心のつぶやきをメロディにして
パッケージングしたかのような自然な空気を感じさせてくれる。
個人的には毎年今の時期に無性に聴きたくなる一枚。
軽快なスカ的リズムと明るめのメロディ
そして畳み掛けるような後半のカントリー的味わい。
マッスルショールズに渡るという彼の狙いが見事にハマった「Kodachrome」
コーネル・デュプリーの名演も素晴らしい「Tenderness」
毎回分かっていながらエンディングのコーラスには鳥肌が立つ。
ホントに洒落たこれ以上にないエンディングである。
非常にまろやかに仕立てられた「Take Me to the Mardi Gras」
ミュートのかかったギターのリズムと
最後のニューオーリンズ・ジャズ風味の味付けが印象に残る。
アコギとフェンダーローズのシンプルな構成ながら
非常に洗練されたメロディと演奏が素晴らしい「Something So Right 」
Simonが天才と呼ばれる所以は、この手の曲を聴けば非常に良く分かる。
後半からの展開は思わずLeon Russellかと思わせるような
土臭さ満載の「One Man's Ceiling Is Another Man's Floor」
これまたマッスルショールズの良さがじわじわと滲み出た「St. Judy's Comet」
この押さえ気味の演奏はまさにツボを刺激する。
まさに彼の「ひとりごと」がこの曲に集約されているように感じてならない。
「ひとりごと」とは、言うなれば一番素直な心のつぶやき。
とはいえ他人にとってみれば、それは騒音以外の何物でもない。
身近な皆さん、今後も必要な範囲でボクも「ひとりごと」を続けたいので
是非是非おゆるしを。
妻曰くは、風呂場で「ひとりごと」を言っていることも多いらしい。
当然まったく自分では自覚はない。
ただ考え事は良くするので、ひらめきや怒りがこみあげた際には
それがリアルに口から出てしまっているのだろう。
その時々の気分により頭に浮かんできたメロディが
鼻歌となって口から出てしまっているのだろう。
Paul Simonの「There Goes Rhymin' Simon」(1973)
01. Kodachrome
02. Tenderness
03. Take Me to the Mardi Gras
04. Something So Right
05. One Man's Ceiling Is Another Man's Floor
06. American Tune
07. Was a Sunny Day
08. Learn How to Fall
09. St. Judy's Comet
10. Loves Me Like a Rock
1973年にリリースのセカンドアルバム。
Staple Singersの「I'll Take You There」に魅せられ
マッスルショールズスタジオ録音を敢行した南部の泥臭いサウンドと
ニューヨークの洗練されたサウンドが同居する非常にクオリティの高い作品。
アルバム邦題は「ひとりごと」
まさに当時の素直な彼の心のつぶやきをメロディにして
パッケージングしたかのような自然な空気を感じさせてくれる。
個人的には毎年今の時期に無性に聴きたくなる一枚。
軽快なスカ的リズムと明るめのメロディ
そして畳み掛けるような後半のカントリー的味わい。
マッスルショールズに渡るという彼の狙いが見事にハマった「Kodachrome」
コーネル・デュプリーの名演も素晴らしい「Tenderness」
毎回分かっていながらエンディングのコーラスには鳥肌が立つ。
ホントに洒落たこれ以上にないエンディングである。
非常にまろやかに仕立てられた「Take Me to the Mardi Gras」
ミュートのかかったギターのリズムと
最後のニューオーリンズ・ジャズ風味の味付けが印象に残る。
アコギとフェンダーローズのシンプルな構成ながら
非常に洗練されたメロディと演奏が素晴らしい「Something So Right 」
Simonが天才と呼ばれる所以は、この手の曲を聴けば非常に良く分かる。
後半からの展開は思わずLeon Russellかと思わせるような
土臭さ満載の「One Man's Ceiling Is Another Man's Floor」
これまたマッスルショールズの良さがじわじわと滲み出た「St. Judy's Comet」
この押さえ気味の演奏はまさにツボを刺激する。
まさに彼の「ひとりごと」がこの曲に集約されているように感じてならない。
「ひとりごと」とは、言うなれば一番素直な心のつぶやき。
とはいえ他人にとってみれば、それは騒音以外の何物でもない。
身近な皆さん、今後も必要な範囲でボクも「ひとりごと」を続けたいので
是非是非おゆるしを。