Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

whisper

2009-10-21 00:50:11 | 日記
表現技法は種々様々だ。

汗が飛び散るほどのソウルフルなシャウトは、勿論心を打ち震わせる。



それとは、まったく逆に、肩の力の抜けたWhispering Voiceが心を打ち震わせることもある。

「囁きやつぶやき」の中に秘められた「内なるSOUL」



この手の音楽はどうしても「お洒落アイテム化」してしまいがちだが、音楽としての表現技法

として、とてつもなく高等かつ計算されたものだと思う。



なかなか若かりし頃は、そこまでのニュアンスが分からなかったが

歳を重ねた今となっては、汗臭いシャウト以上に心に飛び込んで来る。



「マイケルフランクス」の声やサウンドはこの手の類の最高峰であろう。



かつて彼のライナーノーツでムッシュかまやつ氏が言っていた。


「マイケルフランクスの歌が下手というヤツがいるが、そんなヤツは死ね」と。



まさに脱力感の中に秘めたソウルを持つ、実にムッシュらしい言葉である。



そんな訳で、ここ数年はマイケルフランクスを聴くとやけに気持ちが高揚する。


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