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http://mylibrary.maeda1.jp/0452BpOilGas2018.pdf
(米国は石油も天然ガスも世界一の消費国。一国で世界の5分の1を消費!)
(2)2017年の石油と天然ガスの国別消費量
(表http://bpdatabase.maeda1.jp/3-3-T01.pdf 参照)
消費量を国別に見ると、世界で石油と天然ガスの合計消費量が最も多いのは米国であり、同国石油・天然ガスそれぞれをとっても世界1位である。同国の消費量は石油換算で3,262万B/D、全世界の20%を占めており世界の5分の1の石油と天然ガスを消費している。
米国に次いで消費量が多いのは中国の1,694万B/D(石油換算)である。同国は石油の消費量は世界2位(1,280万B/D)、天然ガスは世界3位(石油換算414万B/D)であり、天然ガスの消費量は石油の約3分の1である。第3位はロシアの1,054万B/Dで石油と天然ガスの合計消費量が1千万B/Dを超えているのはこの3カ国だけである。日本は第4位で合計消費量は601万B/D、内訳は石油399万B/D、天然ガス1,171億㎥(石油換算202万B/D)である。
これら4カ国の消費量を前年の2016年と比較すると、中国は前年より6.5%と大幅に増加しており、ロシアは1%増、米国は横ばいであるが、日本のみは前年比-0.5%の減少である。日本と中国を比較すると、石油消費量は中国が日本の3倍、天然ガスは2倍であり、石油と天然ガスの構成比は日本が66%(石油)対34%(天然ガス)、中国は76%対24%となっており、日本は天然ガスの構成比率が高い。
5位以下10位までは、サウジアラビア(合計消費量584万B/D、石油67%、天然ガス33%)、インド(同562万B/D、83%、17%)、イラン(同551万B/D、33%、67%)、カナダ(同442万B/D、55%、45%)、ドイツ(同400万B/D、61%、39%)、ブラジル(同368万B/D、82%、18%)と続いている。
(続く)
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