Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

さぁTOKYOの出番だ + 9月コラムの目次

2013-10-01 00:15:00 | コラム
今年の世界三大映画祭も終わり、世界の映画の傾向や展望が「ぼんやり」とではあるが、見てきた。

カンヌ・ベルリンはともかく、ベネチアは不調だった・・・とはいわれているけれど、野心的な表現者が居るかぎり、映画が死ぬことはないと思う。

是枝さん(=『そして父になる』)や園さん(=『地獄でなぜ悪い』)、松ちゃん(=『R100』)などの海外での評価は喜ばしいが、
母国で支持を受けないと映画は撮りづらい、そういう意味で国内で開催される映画祭というものは、
外国の映画だけでなく、世界のなかで日本映画がどう位置づけられているのかを考察するのに適した場、、、なのだよね。

これは行かねばならんでしょ、学校休んでも会社休んでも。
デートがあろうが呑み会があろうが、下痢気味だろうが。


10月17日より、東京国際映画祭が開催される。

今年で26回目。
以前は渋谷をメイン会場としていたが、数年前からは六本木が中心となっている。

日本色を出そうとレッドカーペットではなくグリーンカーペット(トップ画像は、そこを歩く学生応援団の子たち)を敷き、エコ全開な感じで頑張っている。

自分は取材班のひとりとして参加、コッポラ親子やデ・ニーロを拝めそうなのでウキウキだが、
個人的に入場券を購入して観るつもりなのは日本映画のみ。


夢のような数日間は、至福を感じているあいだに過ぎてしまう―ここ数年はそんな参加のしかただったが、
今年はきっちり、世界のなかの日本を捉えてみたいと思う。

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※現時点における、本年の良質映画

(新規)
『サイド・エフェクト』
『マン・オブ・スティール』
『許されざる者』
『アップサイド・ダウン』
『わたしはロランス』
『エリジウム』
『甘い鞭』
『凶悪』
『そして父になる』
『ビザンチウム』

(下から鑑賞順)

『トゥ・ザ・ワンダー』
『ワールド・ウォーZ』
『パシフィック・リム』
『タイピスト!』
『エンド・オブ・ウォッチ』
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
『上京ものがたり』
『スタンリーのお弁当箱』
『10人の泥棒たち』
『風立ちぬ』
『SHORTPEACE』
『サウンド・オブ・ノイズ』
『ペーパーボーイ 真夏の引力』
『イノセント・ガーデン』
『はじまりのみち』
『箱入り息子の恋』
『嘆きのピエタ』
『スプリング・ブレイカーズ』
『フィギュアなあなた』
『俺はまだ本気出してないだけ』
『華麗なるギャツビー』
『インポッシブル』
『さよなら渓谷』
『アンコール!!』
『コンプライアンス』
『探偵はBARにいる2』
『フッテージ』
『クロユリ団地』
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
『体脂肪計タニタの社員食堂』
『グランド・マスター』
『中学生円山』
『オブリビオン』
『君と歩く世界』
『舟を編む』
『桜、ふたたびの加奈子』
『天使の分け前』
『リンカーン』
『カルテット!人生のオペラハウス』
『コズモポリス』
『ハッシュパピー バスタブ島の少女』
『戦争と一人の女』
『セックスの向こう側 AV男優という生き方』
『野蛮なやつら/SAVAGES』
『愛、アムール』
『千年の愉楽』
『クラウド アトラス』
『恋する輪廻』
『ザ・マスター』
『暗闇から手をのばせ』
『東ベルリンから来た女』
『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』
『ムーンライズ・キングダム』
『フラッシュバックメモリーズ 3D』
『脳男』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『奪命金』
『同じ星の下、それぞれの夜』
『遺体~明日への十日間~』
『横道世之介』
『世界にひとつのプレイブック』
『ジャンゴ』
『リンカーン』
『カラカラ』
『テッド』
『鈴木先生』
『96時間/リベンジ』
『レ・ミゼラブル』
『ももいろそらを』
『東京家族』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『みなさん、さようなら』
『アウトロー』
『サイド・バイ・サイド』


【今月のスケジュール】

★本日・・・さぁTOKYOの出番だ + 9月コラムの目次
☆2日・・・恐怖の報酬、府中篇
★3日・・・うつくしいもの、みにくいもの
☆4日・・・役に勃つ
★5日・・・ストップウォッチ・シンドローム
☆6日・・・き、ら、き、ら、
★7日・・・怒れる牡牛の物語

~ロンド形式連載~

(1)にっぽん男優列伝・・・月6~7回。田口トモロヲさんから。
(2)初体験 リッジモント・ハイ・・・週1~2回
(3)シネマしりとり「薀蓄篇」・・・週1回

では皆さん、お楽しみに。

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~9月度のコラム一覧~

1日…「出血」の確認 + 8月コラムの目次
2日…水着の女王
3日…死にゆくものへの祈り
4日…あなたが、あたしにくれたもの。
5日…どうかしてるぜっ
6日…3分の入浴
7日…39歳男子、カレンダーに悩む。
8日…うろたえベストテン
9日…怒れる牡牛の物語

10日…肉も野菜も果物も
11日…初体験 リッジモント・ハイ(51)
12日…初体験 リッジモント・ハイ(52)
13日…いつ隣人は出来るのか
14日…りぼん
15日…シネマしりとり「薀蓄篇」(51)
16日…シネマしりとり「薀蓄篇」(52)
17日…ぶりっ、ぶり。
18日…許されざる者@町田のスーパー篇
19日…喫煙者がアスリートを名乗ってもいいですか?

20日…にっぽん男優列伝(204)高松英郎
21日…にっぽん男優列伝(205)宝田明
22日…黒く、塗りたかった。
23日…灰皿の下に、なにかを敷きますか
24日…映画小僧を自称したものは、死ぬまで映画小僧なんだな
25日…初体験 リッジモント・ハイ(53)
26日…初体験 リッジモント・ハイ(54)
27日…20代女子に贈る映画
28日…20代男子に贈る映画
29日…顔と、声
30日…(パーカー羽織って)歩いてかえろう

…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『恐怖の報酬、府中篇』

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2 コメント

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吸血鬼が好きなので (夢見)
2013-10-01 06:54:09
「ビザンチウム」が気になります

いつの頃からか 自分の中で穏やかな映画を好む傾向ができてきました

笑えるアクションものも ホラーも嫌いではないけれど

昔 退屈だと見向きもしなかったジャンルに心ひかれるようになりました
返信する
邦画 (oyajisann)
2013-10-01 21:40:56
タイトルにひかれて『地獄でなぜ悪い』観たいなんて
衝動に駆られてるのですが・・・。
今月もよろしくです。
返信する

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