Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

誘われる男

2015-06-29 07:30:09 | コラム
自分の口癖は、たぶんだが「なるほど」。

「なるほど」と思っていなくとも「なるほど」といってしまうほどに、「なるほど」を多用している、、、と思われる。

鋭いひとに突っ込まれたことあるもの、

「いま、なるほどって思っていないでしょ?」と。

まぁそんなときは、満面の笑みで切り返すほかはない。


口癖ではないが、41年間生きていると、自分にとっての決まり文句「みたいなもの」も出来上がってくる。

こっちがなんらかの親切をした際、向こうから礼をいわれる。

「すいません、なにかお礼を―」
「いいですよ、いいですよ。自分が路頭に迷ったとき、助けてくれれば」

そういうと、向こうは必ず笑ってくれるしね。

目標は、一日一笑。 なのである。


ニコラス・ケイジとエリザベス・シューがキャリアで最高の演技をみせた、アル中の脚本家の物語『リービング・ラスベガス』(95)。

主人公は、彼女に「俺に、酒を呑むな、、、っていうな」という。



そういえるほど酒に溺れている男もすごいが、それを受け入れる女もすごい。

好いた女子に対し、そんな風にはいえないなぁ。

・・・あ、ベクトルもレベル? も、まったくちがうが、こういうことはいう。

「俺の前で、スカート以外は穿くな」



何様? 発言のような気もするし、基本ズボンの子には「え~・・・」という反応をされたこともある。

だからちゃんと、フォローする返しも用意してある。

「汚い脚だったら、スカート穿けとはいわないんだからね」

これがけっこう効いて、相手は少し照れながらも「じゃあ、穿いてあげる」といってくるわけなのです。


で、呑み会の話。

「まっき~はあちこち動くひとだから、この日はきついよね」などという、誘っているのか「来るな!」と忠告しているのか、よく分からない質問を受けることがある。

なにをいっちゃっているんですか。

そんなときは、「仕事でポカして怒られても落ち込まないけど、呑み会に誘われなかったら人生やめたいほど落ち込む」と返す。

実際、それにちかいところあるし。

そんな風に「吹いて」ばかりいるから、呑み会の誘いは多くなった。
なったが、口だけ野郎と思われないために行動に移していくのは、なかなかに難儀である。

呑み会お開きの時間になって、やっとのことで到着した―なんてことも、一度や二度ではない。

それでも、それで笑いが起きるのであれば、自分は汗かっきかきで向かいますよと。


決まり文句も、リアリティを宿らせるには「それなりの努力」が必要って話である。





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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『これ観ておけば間違いねぇ! 上半期の劇場映画セレクション』

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1 コメント

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今夜も?美味しく飲めますように♪ (夢見)
2015-06-29 09:26:28
知人友人は星の数ほどーなのでしょうか^^
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