５８分も、２０６分も

公開中のアニメーション映画、『ルックバック』の出来が素晴らしい。

そもそもの原作（藤本タツキ、まだ３１歳！）が出色の出来だったのだが、理想的なスタッフ・声優キャストが結集し、ほぼほぼ完璧な映像作品に仕上がっている。

強めにおすすめしておきます。

が、少し疑問視されたのは・・・

上映時間が５８分なこと。
１時間にも満たない。
それでも料金は、１２０分前後の一般的な映画と同額であると。

そんなこといいだしたら自分がガキだったころの、
２本立てと１本のみ、料金一緒はおかしくね？問題はどうなるのかって話にはなるよね。

まぁそれは置いておいて。

慣れないことに対して疑問視する声があがることはよく分かる、
分かるが、この漫画を好き、あるいは、映画版を期待しているひとは、この料金だからって「観るの、やーめた！！」ってことにはならないと思う。

要は賭け、、、ですよね。

クオリティは保障しますよ、あとはみなさんにお任せします―くらいのスタンス、嫌いじゃない。
そもそも商売でもあるわけだから、どうしたって映画ってゲージツ面で有難がられる傾向にはあるのだけれど、そこが厄介ではあるのだけれど、いやいや喰う手段でもあってさ。

『ルックバック』５８分も、
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』２０６分も、
同じ映画で、同じ料金。

創作者の、そこの自由。だって保障されるべきだよね。


・・・そういえばアンパンマン劇場版も、６０分前後だったはずだし＾＾






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明日のコラムは・・・

『今度こそ完成させたるぜ！！』