Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

注ぎたい。

2014-04-09 00:53:48 | コラム
自分の住んでいる区域のゴミの回収は、燃えるゴミが月・木の週2回、瓶・缶が土曜の週1回。

燃えるゴミは独り暮らし「らしい?」量で大したことないが、瓶・缶が異様に多く、同じ棟の奥さんからは「アル中?」と突っ込まれることもしばしばである。

まぁ、誤りではない。
花見や壮行会など呑む機会の多い季節だが、そこでしこたま呑んでいるにも関わらず、家でもきっちり呑んでいる。
その結果、ゴミ捨て場に捨てる瓶・缶の量が、ほかのどの世帯よりも多いんだ。この棟における唯一の独り暮らしなのに。

収入のある原稿執筆においても呑んでいる。
アルコール入れたほうが「いいものが書ける」と信じているところがあって、これはもう酔拳の世界だろう。

何度も書いているが、基本はビール党。
銘柄に対するこだわりはないが、呑みかたに対してはひとつだけある。

部屋で呑むときはもちろん、外で呑むときもグラスに注ぎたいのだ。

缶のまま呑むと、美味さは半減してしまう。
ときどき「やっぱり缶だよねぇ」とかいうヤツが居るが、なにいってんだコイツは!? と本気で思う。

ただ、グラス派による「缶のままだと、アルミっぽい味がして…」という主張にもピンとこなかったりする。
それほど繊細な味覚を持ち合わせていないので、アルミ臭どうこうは気にならない。
実際、缶コーヒーはそのまんまで味わっているわけだし。

雰囲気、単に雰囲気の問題なんだな。

瓶は雰囲気あるんじゃね? という意見がある。

まぁ缶よりは、ある。

米国映画などで見る、瓶による乾杯。
その気楽さ―日常と地続きのような感じ―は、たしかに雰囲気抜群である。

トップ画像、そしてこの動画は、その最たる例か。
『ショーシャンクの空に』(94)より、屋上で瓶ビールを呑むシーン。

このシーンのよさは、「彼らにビールを与えてくれ」と要求したティム・ロビンスが「自分は、いいよ」といって呑まないところ。





うーん、美味そう。

美味そうだし、このシーンは瓶だからこそ、、、というのは分かる。

分かるが、それでも「グラスに注げば、もっと美味なのになぁ…」なんて思ったり。

というわけで。
自分の家には、じつに沢山のグラスがある。

世界のビールを届けてくれる頒布会に申し込んでいたからね、その特典が世界のビールグラスで、溜まりに溜まって50は超えている。
それだけあるのに使っているのは2~3だが、そういうお気に入りグラスを洗う「ときも酔っている」ため、しょっちゅう割ってしまう。

あぁ割っちゃった~、、、と、ヘラヘラの酔いどれ顔で破片を始末する。

洗ったら寝よう―そう思っていたのに、あすからどれで呑もうかなとグラス選びが始まり、これだと決めると「注ぎ心地」「注ぎ具合」はどうかなと、1杯試したくなる。

で、さらに酔う。

結果、土曜のゴミ処分の日に山盛りの空き缶を抱えることになると。


酔いどれ天使、ここに誕生。

志村喬のように他者を想うこころは育っていないが、「天使な資格?」だけは持っていると自負する、単なる泥酔者なのだった。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(71)』

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2 コメント

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ビールの種類はいっぱいあって (夢見)
2014-04-09 10:15:47
酒屋さんでは迷ってしまいます

缶ビールごくごくが絵になる時もあれば 瓶ビールこそって時もあり 
おしゃれなグラスがいい 
ばかデカジョッキこそ最高だぜーと 気分で飲み方も色々あるのでしょうね 

ドラマや映画でも
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Unknown (ゆみ)
2014-04-09 19:52:30
ビールは旅行に行った時一杯~じやなくて一口飲みます。温泉に入ったあとだから冷たくて美味しいですが一口でお終いです~(^^

世界のビールのグラス見ているだけで楽しいそう~♪
折角のグラスだから割らないようにしてください~(^o^)丿
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