祝『ドライブ・マイ・カー』、米オスカーノミネート!
という話は明日に譲るとして。。。
去年同様、小さな日本映画が好調。
塩田明彦が原点回帰を目指した『麻希のいる世界』が素晴らしい。
塩田監督のデビューは鮮烈だった。
カメラ抱えて自主制作を撮りまくる、若者たちの希望的存在といっていいかもしれない、少なくとも自分はそうだった。
しかしその後、商業と芸術の狭間で苦悩し、ファンを納得させるような映画を撮れずにいた。
おそらくそのことに自覚的だった監督、新作ははっきりと「原点回帰」を公言しているからね、期待値を上げに上げて劇場に行ったが、いやぁそれ以上でしたね。
いっぽうで大作のほうは、相変わらずというか…。
『大怪獣のあとしまつ』への酷評が止まらない(^^;)
『シン・ゴジラ』(2016)的世界観をコメディで描いたというか、まぁそれがうまくいっていないのはたしかだが、
みながいうほど酷いとは思わなかったり。
たしかに面白くないし絶対にお薦めしないけど、世紀の駄作として名高い『デビルマン』(2004)を引き合いに出すほどじゃない。
あそこまでの高み(笑!)には、到底及ばない。
つまり『デビルマン』は後世に語り継がれるであろう駄作だが、『大怪獣のあとしまつ』は「今年中に忘れ去られるであろう」程度の駄作でしかないと。
きのう―この映画のプロダクションデザインに関わったスタッフの呟きを読んだ。
酷評騒ぎにこころを痛めている内容だった。
こういうの読むとね、つらいけど。。。
「よーし、駄作を創るぞ!」などと意気込んで映画を創るチームなんて存在しないわけでね。
失敗の責任を負うべきは、やっぱりプロデューサーか監督なんだと思う。
三木監督、あとしまつする準備は出来ていますか?
公開直後なのに、もう「1日1回上映」とかになってますけど、これじゃあ制作費は回収出来ないでしょ涙涙
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『オスカー予想2022 早刷り版』
という話は明日に譲るとして。。。
去年同様、小さな日本映画が好調。
塩田明彦が原点回帰を目指した『麻希のいる世界』が素晴らしい。
塩田監督のデビューは鮮烈だった。
カメラ抱えて自主制作を撮りまくる、若者たちの希望的存在といっていいかもしれない、少なくとも自分はそうだった。
しかしその後、商業と芸術の狭間で苦悩し、ファンを納得させるような映画を撮れずにいた。
おそらくそのことに自覚的だった監督、新作ははっきりと「原点回帰」を公言しているからね、期待値を上げに上げて劇場に行ったが、いやぁそれ以上でしたね。
いっぽうで大作のほうは、相変わらずというか…。
『大怪獣のあとしまつ』への酷評が止まらない(^^;)
『シン・ゴジラ』(2016)的世界観をコメディで描いたというか、まぁそれがうまくいっていないのはたしかだが、
みながいうほど酷いとは思わなかったり。
たしかに面白くないし絶対にお薦めしないけど、世紀の駄作として名高い『デビルマン』(2004)を引き合いに出すほどじゃない。
あそこまでの高み(笑!)には、到底及ばない。
つまり『デビルマン』は後世に語り継がれるであろう駄作だが、『大怪獣のあとしまつ』は「今年中に忘れ去られるであろう」程度の駄作でしかないと。
きのう―この映画のプロダクションデザインに関わったスタッフの呟きを読んだ。
酷評騒ぎにこころを痛めている内容だった。
こういうの読むとね、つらいけど。。。
「よーし、駄作を創るぞ!」などと意気込んで映画を創るチームなんて存在しないわけでね。
失敗の責任を負うべきは、やっぱりプロデューサーか監督なんだと思う。
三木監督、あとしまつする準備は出来ていますか?
公開直後なのに、もう「1日1回上映」とかになってますけど、これじゃあ制作費は回収出来ないでしょ涙涙
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明日のコラムは・・・
『オスカー予想2022 早刷り版』
上記映画レンタルで観てからこのお二人が気になって検索した事あるのでびっくりです。
こんにちは。
朝から雪が降り続いていますね。
凍らないとよいですが。チャリ通勤だと大変ですよね。その間だけ交通機関かな?
お気をつけ下さいね。
「麻希のいる世界」は、ゼイリブを観た時に予告を観て気になっていました。
写真の女の子の横顔が素晴らしいですね。
後世に語り継ぐべき駄作ってすごいですね。
逆に観たくなります。。。
色々な人がいる。
色々な作品があっていい。
でも責任をとる人は大変ですよね。
覚悟がいりますね。
ちょっと思わぬ方向へと向かう、とってもスリリングな青春映画に仕上がっています。
でも日~月も積雪だとか?涙
『デビルマン』は一周まわって、ひょっとしたら傑作なのかも?と思わなくもないです笑
森田芳光は大尊敬する監督ですけど、『模倣犯』を観たときの感覚に近いかもしれません。
ひょっとしたら、観ている我々の感性が遅れているだけなのかも…?って。
残念ながら『大怪獣のあとしまつ』は、そのレベルには到達してないですね~。