Cape Fear、in JAPAN

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令和版・海外俳優列伝(79)ゲイリー・クーパー

2023-06-19 00:10:00 | コラム
1901年5月7日生まれ・61年5月13日死去、享年60歳。
アメリカ出身。

高身長191cmの伊達男。
ハリウッドクラシックで、最も格好いい俳優を挙げろといわれたら自分はクーパーと即答する。

批評家筋?からは大根役所と腐されたこともあったようです、
そんな感じしないけれどなぁ!!


映画ファンに最も愛されたのは『昼下りの情事』(57)あたりかな、


自分のような、技巧とかにうるさいクチにはコレでしょう圧倒的に。



<経歴>

父が所有する牧場で働きながらデザイナーを目指すも、友人のすすめで映画界に。
西部劇のエキストラなどをつづけるうちに関係者の目に留まり、26年の『夢想の楽園』で本格デビューを果たす。

第1回(!)のオスカー受賞作として知られるサイレント『つばさ』(27)、
『空征かば』(28)、『裏切者』(29)を経た30年、『モロッコ』でマレーネ・ディートリヒと共演。

外人部隊のトムと歌手アミーの恋―これでクーパーは、スターの仲間入り^^



『市街』(31)、『戦場よさらば』(32)、『不思議の国のアリス』(33)、名手フランク・キャプラによる佳作『オペラハット』(36)、『将軍暁に死す』(36)、『青髭八人目の妻』(38)、冒険小説を映画化した傑作『ボー・ジェスト』(39)、『群衆』(41)。

41年、信仰に目覚めたアルヴィン・ヨーク軍曹を描く伝記映画『ヨーク軍曹』でオスカー主演賞に輝く。

つづいてルー・ゲーリッグを演じる『打撃王』(42)、


イングリッド・バーグマンと共演、ヘミングウェイの名著を映画化した『誰が為に鐘は鳴る』(43)。



『征服されざる人々』(47)、『摩天楼』(49)。

52年、『真昼の決闘』に主演。
(2度目のオスカー主演賞受賞)

監督はフレッド・ジンネマン、共演はグレース・ケリー。
上映時間とドラマの進行時間が同じという実験要素の濃い異色作で、自分のなかの西部劇ベストワンになるかも??


ほかの出演作に・・・
『ベラクルス』(54)、
オードリーと共演、じつによく出来たロマンチックコメディ『昼下りの情事』(57)、
『縛り首の木』(59)、『六年目の疑惑』(61)。

61年5月13日、前立腺癌で死去。享年60歳でした。

ブラピもジョニデも好きだけれどね、ハリウッドのスターというと、まずこのひとの顔が浮かぶのであります^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(79)ケーリー・グラント』
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4 コメント

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今晩は (oyajisann)
2023-06-19 00:17:15
母の御贔屓俳優。
今の人(俳優)はゲリークーパー何かと比べると落ちるはぁが母の口癖でした。
私は子供の頃、テレビの洋画劇場で頻繁に見た俳優さんって印象です。
60歳で亡くなられたんですか!
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oyajisannさん、 (まっき~)
2023-06-19 06:22:59
昔のひとは、、、といっても、やはり60で逝去は早過ぎますよね~。。。

真昼の決闘は未だ繰り返し鑑賞します。
無駄が一切ない、緊張感の途切れない西部劇ですよね^^
返信する
哀しくも美しい「ボージェスト」 (夢見)
2023-06-19 15:15:33
全く どういう話かも知らず観た映画でね

どっかが違えば 幸せになれたかもしれないのにと

スクリーンでは長身は映えるし 見栄えも主役としての素質の一つかと

俳優としての華やオーラがあったからこそ 出演映画も当たったのだろうなと
大正一桁生まれの伯母は「モロッコ」が好きな映画だったそうです
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夢見さん、 (まっき~)
2023-06-19 20:47:33
まだ「銀幕」「スタア」が一般的なことばだったころ…って、自分、生きてない時代ですけど(^^;)モロッコのような映画は、多くのひとがキラキラ輝くスタアを、甘いため息をつきながら眺めていたのだろうなぁ、、、ということは想像に難くありません^^
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