Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(105)裕木奈江

2024-03-29 00:10:00 | コラム
~裕木奈江のキャリア10傑~

デビュー当初、なぜか異様に嫌われていた裕木奈江さん53歳、



純の恋人役や、


緒形拳を惑わせたキャラの影響か、いわゆる「あざとい」ってことなのでしょうけれど、それでもあの嫌われかたは異常でしたねぇ。
ネット時代が訪れていたら、もっと嫌われていたのかも。。。

ちなみに自分は好きでした。
訂正、大好きでした。

その後に渡米、リンチやイーストウッドに起用された未来は本人も、自分のようなファンでも想像出来なかったことでしょう^^


(1)『光の雨』(2001)

連合赤軍についての「映画を制作する面々を捉える、映画」という二重構造になっている意欲作。

奈江さんは、「上杉和枝を演じる女優」役。



(2)『ツインピークス』(2017)

眼を潰された謎のキャラクター、NAIDOを好演。

映画ではないけれど、ビッグインパクトなので特例的に入れておきます。



(3)『曖・昧・Me』(90)

初主演作。
奈江さんの魅力炸裂、このひと拝んでいるだけで飽きなかった。

脚本は新人シナリオコンクール入選作、
それを佐藤闘介が演出、
ちなみに監督のお父さんは、俳優の佐藤允。


(4)『硫黄島からの手紙』(2006)

イーストウッド戦争二部作のひとつに出演。

現代っ子っぽい感じがするけれど、こういうのも似合うね^^



(5)『ピカレスク 人間失格』(2002)

太宰治を多角的に捉えた猪瀬直樹の傑作を、河村隆一主演で映画化。

奈江さんは、太宰の妻を演じている。


(6)『インランド・エンパイア』(2006)

リンチの怪作。
本編とは無関係なエピソードに顔を出し、多くの映画ファンを驚かせた。



(7)『カンゾー先生』(98)

イマヘイの映画にも顔を出す。

尤もこの作品に関しては、麻生久美子の「お尻」がすべてを持っていってしまうところはあったのだけれど(^^;)(^^;)(^^;)


(8)『あさってDANCE』(91)

中嶋朋子がエッチなアイドルみたいな感じで頑張った?青春映画。

つまり『北の国から』組の共演、ふたりとも好きな自分は物語そっちのけで楽しんだ。


(9)『おしまいの日。』(2000)

ヒロインの精神的危機をホラーテイストで描いた主演作。



(10)『セイジ ―陸の魚―』(2012)

俳優・伊勢谷友介の、映画監督としての第2作。

よいもの持っているんだけどな伊勢谷くん、俳優復帰したのだよね?
もう寄り道せず、突っ走ろうよ。。。

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明日のコラムは・・・

『動かない・動けない』
コメント
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