Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(496)

2024-03-27 00:50:16 | コラム
まーくえるれす「たー」→「たー」みねーたーつー。

きょうは蘊蓄とかではなく、ただただ映画好きとしての「楽しい話だけ」になると思います(^^;)(^^;)

先日、X上で「#映画好き人生を開幕させた映画」というハッシュタグが作られ自分も参加しました。

答えたのは、成龍の『スパルタンX』(84)。
実際にそうだから。

みなさんの回答も面白かったのだけれど、びっくりするのは『ターミネーター2』(91)の多さ。訂正、「異様な」多さ。

世代もあると思う、ただそれでも多い。
そりゃ自分も好きですよ、好きだけどあまりにも多過ぎる!笑

はっきりいうと。
キャメロンは『アバター』の五部作だかなんだかを思いっきり投げちゃって、彼自身の手で「正」続編を創り「ほんとうに完結。」させたほうがよいのかもしれない。
って思うくらいに愛されている映画。

パート2でこれほどの支持率を獲得した映画は、あとは『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)くらいじゃないかな。
個人的には『ロッキー2』(79)、『バットマンリターンズ』(92)や『グレムリン2』(90)あたりも好きだけどね^^


さて。
『T2』成功の要因はなにか。

まず、登場人物のキャラ設定がみんなよい。

シュワ氏。
前作と同型のマシンなのに目的がちがう。

見た目が同じだからサラ・コナーも最初は恐怖心を抱く。

そんなサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトン。
柔らかそうな身体と野暮ったさこそ魅力だった前作とはちがい、シャープな体つきになって90年代に相応しい戦うヒロイン像を確立。


ココに、美少年のエドワード・ファーロングを絡ませてくるところも抜群。



登場人物の顔見せを終えたところで、初めてきっちりとしたアクションを展開させるのもさすが。

※途中で出てくるアジア系の関係者?は、ライターの小峯隆生


そしてもちろん、初めて触れるCGの感覚と可能性。
さらにいえば、マシンがヒトの涙を理解するに至る結末の感動。

・・・まぁこれは、愛されるわな。

だから「もっと以前にタイムスリップして、サラの親を殺せばいいんじゃね??」などというツッコミをしてはいけない。

それは無粋というものですよ!!




次回のしりとりは・・・
たーみねーたー「つー」→「つー」あうと。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『Trinity』
コメント
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