Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

お里が知れる、すごい表現よね^^

2023-07-29 00:10:00 | コラム
派遣先の新人さんが、とても面白い考えの持ち主で、一緒に働いていて飽きなくてありがたい。

同世代、女子。
仕事はきちんとこなす。
仕事に関する愚痴などいったことはないが、ただ関わってくるひとに対しては厳しく、問題のあるひとと揉めるとすぐに新しい職場に変えるという。
じつにアクティブだなぁ、

「自分も若ければそうするかもしれんけど、そんな元気も勇気も、もうないかなぁ。イヤなことがあっても我慢するかな~」
「あたし、その逆。若ければ耐えると思う」
「どういうこと?」
「何歳まで生きられるか分からない、でも確実にいえるのはウチらはもう折り返し地点を過ぎてる」
「まあね」
「だからさ、もう最後のことを考えて生きていかなければならない人生だっていうのに、つまらないことでストレスためたり、我慢したりするのってよくないと思うの」
「なるほど」
「それを耐えることによって人生の徳・得になることなんて、まずないでしょ」
「うん」
「イヤなことをしてくるヤツは、単にストレス解消をしているだけだったりして」
「うん」
「お里が知れるよね、そこに意味なんてない。だから…」
「…やめて、とっととちがうところに行くと」
「そういうわけ」

それが若いころからずっと繰り返していることだと、本人に問題がある。
でもわたしは、若いころは「これも人生経験かな」とずっと耐えてきた。

つまり長つづきしないのではない、相手が悪いのだと。

分かる。
分かるが、転職も体力が要るからね。

真似は出来ないが、こういう考えのひとが居てもいいのかもね、、、とは思うのであった^^


※エミネム主演の『8Mile』(2002)は、監督(カーティス・ハンソン)にも恵まれ、出来のよい青春映画に仕上がっていると思う。
ラップ対決ばかりが注目されがちだが、いやいや、ブルーカラーとしてきっちり地に足をつけて生活していこうとする主人公のキャラクターがよいのだよね。。。


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明日のコラムは・・・

『丸1日、さいたまです^^』
コメント
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