Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん男優列伝(302)保阪尚希

2015-10-25 05:44:49 | コラム
67年12月11日生まれ、47歳。
静岡出身。

公式ブログ

モノスゴ格好よくて雰囲気も「持っている」保阪尚希(ほさか・なおき)さんですが、このひとを知っている(おそらく)すべてのひとが、俳優としてよりも布袋寅泰に喧嘩を売った男、、、と認識してしまっています。

嫁の高岡早紀と布袋さんが不倫関係に。



フライデーされた布袋さんは「火遊びが過ぎた」と報道を認めます。

すると保阪さんは「ひとの嫁を寝取っておいて、火遊びとはなんだ」と激怒、こんなデカいひと相手に宣戦布告。



プライベートで何度も骨折した経験のあるドジ? な布袋さんはいろんなことを恐れてか、以降、しばらくのあいだボディガードをつけて生活したそうです。

早紀ちゃんデビュー時から好きだったけど、たしかに魔性の女っぽいところがあるしなぁ。

・・・・・。

3人とも小馬鹿にしたような書きかたですが、3人とも好きですよ笑


もう10年も前のことなのに、こんな風に書くヤツが居るわけですよ。
それくらいのインパクトがあったということですが、それゆえに、俳優としてのキャリアを(みんな)忘れがちなのです。

ちょっともったいないよなぁ、、、と。


※テレビドラマでの代表作といえば、これになるのかな




<経歴>

幼いころに両親を自死で亡くす。
その経験により、自身が高岡と離婚する際は子どものためにしばらく同居を続けていたそうです。

高校卒業後、大道具係などのスタッフとして働きながら俳優を目指す。
テレビドラマの端役を経て、87年の『名門!多古西応援団』で映画俳優デビューを飾る。

『この胸のときめきを』(88)、『電影少女 ―VIDEO GIRL AI―』(91)、『パ★テ★オ』(92)、
『ジューンブライド 6月19日の花嫁』(98)、『サラリーマン金太郎』(99)、『ムルデカ17805』(2001)、『旅の途中で FARDA』(2002)、『極道の妻たち 情炎』(2005)などに出演しているのですが、残念ながら、あまり印象に残りません。

2007年―。
熊本県合志市の六水院で得度を受ける。

自死をした両親の33回忌供養のため「のみに」仏門に入りました。
供養が終わると法名を返納、僧侶ではなくなった―というインパクトを前にしてしまうと、どうしたって「俳優」としての印象は薄くなってしまいますよね。

『蒼き狼 ~地果て海尽きるまで~』(2007)、『マリッジリング』(2007)、『オンナゴコロ』(2009)、『クールガールズ』(2009)、
そして最新作は『BOX 袴田事件 命とは』(2010)。

繰り返しになりますがモノスゴ男前なので、ひとつでも代表作と呼べるものが出来れば、グンと伸びる俳優さんなのではないでしょうか。


次回のにっぽん男優列伝は、細川茂樹さんから。

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明日のコラムは・・・

『好きなもの、みっつ』

コメント (2)
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