マックンのメモ日記

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家庭にとどまる母、米で3割に上昇!

2014-04-09 22:11:25 | 経済・金融・投資
米調査機関ピュー・リサーチ・センターは8日、米国で18歳未満の子を持つ母親のうち、職を持たず家庭にとどまる人の割合が2012年に29%と、近年で最低だった1999年の23%から6ポイント増えたとする調査結果を発表しました。20世紀末にかけて約30年間続いた長期低下傾向が転換したことを示していると指摘しました。

同センターは背景に、アジア系や中南米系移民の流入、女性の就職難など複数の要因があると分析。専業主婦の母親は約3分の1が貧困状態にあり、貧困率が12%の働く母親と顕著な違いがあります。学歴も全体として低く、非白人で移民が多いのも特徴です。

ただ、最近注目されているのが専業主婦でも高学歴で経済的に豊かな母親の存在です。12年は働く夫を持つ専業主婦の母親の5%に当たる約37万人が修士号以上の学位を持ち、家庭の年収は7万5千ドル(約760万円)を超えています。こうした「豊かな専業主婦母」は約7割が白人、約2割がアジア系と言います。

単純比較はできませんが、日本の12年の「国民生活基礎調査」によると、「仕事なし」とされる母親の割合は36.3%で低下が続いています。

日本の厚生労動省の調査によると、政府は女性の労働参加を奨励していますが、自らの意志で結婚後に専業主婦になった女性の割合は依然として3分の1に達しているとのことです。

この調査は15歳から39歳の女性3000人をアンケートの対象としており、34%の回答者は結婚後仕事をすることを望まず、仕事を続けたいとする女性の割合はわずか38%で、残りの女性はどちらでも構わないという結果を明らかにしています。

こうしてみると日本は共稼ぎが多くなったと思っていましたが、36,3%が多いと見るか少ないと見るかは分かれるところです。米国も専業主婦が多くなったと言えども、まだまだ日本の方が女性の社会進出が遅れているという事でしょう。ただ専業主婦が良いのか悪いのかは別の話ですが・・・。