季節の花と言葉の花束

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季節の花「三叉 (みつまた)」

2015-03-05 04:09:32 | 暮らし
一日一言

責任を持つ

何か事が起こった際に、しに責めを引き受ける

義務を持っていることを表す場合に用いる。

★両親は自分の子供に対して責任を持つのは、

当り前であろう。


歳時記

啓蟄(けいちつ)


3月6日頃(2014年、2015年は3月6日)。および春分までの期間。

太陽黄径345度雨水から数えて15日目頃。

啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、

大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。

菰(こも)はずし を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。

まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも

徐々に暖かくなってきます。

春雷がひときわ大きくなりやすい時季でもあります。

八百屋さんの店先に山菜が並び始めます。旬の食材で春の訪れを味わいましょう。


※実際に、動物や虫(種類によって違いますが)が冬眠から目覚めるのは、

最低気温が5度を下回らなくなってから、平均気温が10度以上になってからだそうです。


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3月から咲く花「三叉 (みつまた)」

開花時期は、 3/ 5 ~ 4/10頃。
・原産地は
 中国中南部、ヒマラヤ地方。
 江戸時代初期に渡来。

・花芽は、
 ちょっと不気味な、不思議な形。
・花は、蜂の巣が
 ぶら下がったような形。
枝が3本ずつ分岐する。
 (不思議!)
 これが名の由来♪


・樹皮には強い繊維があり、
 和紙の原料になる。
 しわになりにくく高級で、
 また虫害にもなりにくいので、
 1万円札などの紙幣や証紙など
 重要な書類に使われる。

 1876年(明治9年)に、
 政府印刷局で三叉を原料として
 紙幣を作ってから、
 三叉の利用度は
 非常に高くなった。
 紙幣以外でも、
 証書・地図用紙・コピー紙など
 各種の紙とその原料として
 幅広く使われている。


・「三椏」とも書く。
 「椏」は”あ”とも読み、
 「木の股」の意味がある。

・「赤花三叉
 (あかばなみつまた)」は、
 戦後、愛媛県の栽培地で
 発見され、
 今では黄色花とともに
 よく栽培されている。


・「春されば
  まず三枝(さきくさ)の
  幸(さき)くあらば
  後(のち)にも逢はむ
  な恋(こ)ひそ
  吾妹(わぎも)」
   柿本人麻呂

(季節の花300より)

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