名言名句(266)
「歳月は人を待たず」『陶 淵明』
時はどんどん過ぎ去って、人を待ってはくれない、ということ。
陶淵明(365-427)は、李白とか杜甫よりも古い中国六朝時代の
東晋の詩人。酒を愛したことでも有名な人です。十数年の間役人
生活をおくりましたが、役人生活を嫌って官を辞したのちには隠
遁生活を送りました。この詩句は、陶淵明の「雑詩」という題の
詩の一行で、この詩句の前に「一日(いちじつ)再び晨(あした)
なり難し/時に及んで当(まさ)に勉励すべし」とあります。
一日に二度の朝はやって来ない、だから、このチャンスに、充実し
た勉学の時間をもたなければならない、というのです。若い時代は、
このように、時間に対して切迫した感情を持つことはありません。
平均的に、健康な肉体と、そして有り余る時間を持っています。と
ころが、中年から老年に差し掛かると、あまりにも時間の経つのが早
いことに吃驚します。いささかの焦りも生じます。
=============================
5月から咲いている花「山法師」
開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃。
・「山法師」の名前は、
中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びらを
白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の
「山法師」になぞらえた。
・秋には実が
イチゴのように赤く熟す。
・花水木とよく似ているが、
咲く時期が
花水木より2週間ほど遅く、
また、花の先端がとがっている。
(花水木は丸い)
・中国名は「四照花」。
枝いっぱいに花が咲いたときの、
四方を照らす様子を表現している。
・別名
「山桑(やまぐわ)」
実の表面が桑のように
ブツブツしているので。
ちなみに 桑 の
別名も「山桑」。
・6月15日の誕生花(山法師)
・花言葉は「友情」(山法師)
・「この夕(ゆうべ)
柘(つみ)のさ枝の
流れ来(こ)ば
梁(やな)は打たづて
取らずかもあらむ」
柘(つみ)= 山法師
万葉集 作者不詳
(季節の花300より)
「歳月は人を待たず」『陶 淵明』
時はどんどん過ぎ去って、人を待ってはくれない、ということ。
陶淵明(365-427)は、李白とか杜甫よりも古い中国六朝時代の
東晋の詩人。酒を愛したことでも有名な人です。十数年の間役人
生活をおくりましたが、役人生活を嫌って官を辞したのちには隠
遁生活を送りました。この詩句は、陶淵明の「雑詩」という題の
詩の一行で、この詩句の前に「一日(いちじつ)再び晨(あした)
なり難し/時に及んで当(まさ)に勉励すべし」とあります。
一日に二度の朝はやって来ない、だから、このチャンスに、充実し
た勉学の時間をもたなければならない、というのです。若い時代は、
このように、時間に対して切迫した感情を持つことはありません。
平均的に、健康な肉体と、そして有り余る時間を持っています。と
ころが、中年から老年に差し掛かると、あまりにも時間の経つのが早
いことに吃驚します。いささかの焦りも生じます。
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5月から咲いている花「山法師」
開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃。
・「山法師」の名前は、
中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びらを
白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の
「山法師」になぞらえた。
・秋には実が
イチゴのように赤く熟す。
・花水木とよく似ているが、
咲く時期が
花水木より2週間ほど遅く、
また、花の先端がとがっている。
(花水木は丸い)
・中国名は「四照花」。
枝いっぱいに花が咲いたときの、
四方を照らす様子を表現している。
・別名
「山桑(やまぐわ)」
実の表面が桑のように
ブツブツしているので。
ちなみに 桑 の
別名も「山桑」。
・6月15日の誕生花(山法師)
・花言葉は「友情」(山法師)
・「この夕(ゆうべ)
柘(つみ)のさ枝の
流れ来(こ)ば
梁(やな)は打たづて
取らずかもあらむ」
柘(つみ)= 山法師
万葉集 作者不詳
(季節の花300より)