季節の花と言葉の花束

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季節の花「お茶」

2019-11-11 04:54:53 | 暮らし
人生日訓(61)

「鹿は野に鳥は虚空に」

これは漢訳の出曜経に、その原文は梵文の大事(マハーバスツ)にも出ている。仲々

文学的な表現である。このあとに、「義は分別に定まり、真人はさとりに帰するなり」

と続いている。釈迦は、この詩の中で、万物の最後のおさまりどころを示しているの

である。町や村に出た鹿も、夕方には自分の巣のある野原に戻るし、鳥はどこかの

大空に飛んでゆく。正しいか、不正か、真か、偽かということを最後に判断するのは

理性である。立派な人物、たとえば、その道の達人は最後には心の平和に達すると

いうのである。


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11月に咲いている花「お茶」

開花時期は、10/ 5 ~ 11/20頃。 ・白い花をやや下向きに咲かせる。 ・ツバキ や サザンカ の仲間。 ・「ちゃ」は、中国語の「茶」を  音読みしたもの。 ・葉は、いわゆるあの  ”お茶っ葉”になる。  「抹茶(まっちゃ)色」■   【お茶について】    (◆-いろんなお茶の名前) 1.◆緑茶    (お茶の葉を     発酵させないで作ったお茶)   緑茶にもいろいろ種類がある。 (1)4月下旬から   5月上旬頃に摘む、   その年の最初の新芽を   使用したお茶。   5月2日頃の   ”八十八夜の茶つみ”   で知られる。   八十八夜 = 立春(初日参入)          から88日目   これらは、   ◆「煎茶(せんちゃ)」や   ◆「一番茶」と呼ぶ。   「煎茶」と同じ品種で   やや高級なものに   「玉露」と「抹茶」がある。   ◆「玉露(ぎょくろ)」     栽培に手間がかかる、     やや高級品。   ◆「抹茶(まっちゃ)」     抹茶アイスクリームなど。 (2)夏以降の新芽でつくる、   二番茶、三番茶。   ◆「番茶(ばんちゃ)」と呼ぶ。     葉が大きい。     これと同じ品種に    「玄米茶」と    「ほうじ茶」がある。   ◆「玄米茶(げんまいちゃ)」     番茶に、炒(い)ったお米を     混ぜたもの。   ◆「焙じ茶(ほうじちゃ)」     番茶を     強火で炒(い)ったもの。     「焙(ほう)じる」とは、     強火であぶって     湿気をとること。 2.◆ウーロン茶(お茶の葉を      半発酵させて作ったお茶)     暑いときは     冷えたウーロンがうまい♪ 3.◆紅茶(お茶の葉を       発酵させて作ったお茶)     ミルクティー、     レモンティー、     ハーブティー・・・♪  ちなみに「麦茶」は  大麦などを  焙(ほう)じたもの。 ・薬効   へんとう炎、歯痛 ・薬用部位 葉 ・生薬名 「茶葉(ちゃよう)」 ・「朝茶のむ   僧しづかさよ 菊の霜」    松尾芭蕉   「行(ゆく)としの   めざまし草や   茶筌賣(ちゃせんうり)」    与謝蕪村   「朝々や   茶がむ(う)まく成る   霧おりる」    小林一茶

(季節の花300より)


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