羽州街道④

羽州街道の矢立峠越ええの道は、弘前と黒石の津軽氏が参勤交代のときに使っていた。
矢立峠の津軽側の登り口である「碇ケ関」は、津軽の表玄関であった。ここは津軽藩 の口留番所が設けられ、箱根関と同じように「遠見番所」が置かれていた。
ここの遠見番所は、前もって旅人の往来を監視して関所の役人に知らせる役割を持っていた。
現在、碇ケ関の関所は復元されている。この関所には武装した役人が立ち、出入りは厳重を極めていた。役人は主に、米や大豆、金銀などの物資の移動、女性の出入りなどの取締りにあたっていた。
12月にも見られる「黒鉄もち」の実 黐の木（もちのき）科。 ・学名 Ilex rotunda Ilex : モチノキ属 rotunda : 円形の，太った Ilex は、 「holly（西洋ヒイラギ：ホーリー）」の 古代ラテン名。