ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
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そうなの~ じち会 1

2014年08月24日 | やってますこんなこと
昨年4月から住まいのある地区の自治会役員を承っております。
自治会長のような重職ではありません。
吹けば飛ぶような、昔で言えば木っ端役人程度の役職であります。

この穂玖仙地区の自治会を構成している住民の戸数は相当数あって、
市内では大きな方に入る地区であります。
町の中心部周辺にあるため、非構成住民はその倍以上いて、アパートの住民や
新しく住宅を構えても、ウザイ!的感覚で、義務を背負いたくない人間は自治会には入りません。

そんな穂玖仙自治会の役員をして初めて分かったり、
そうなの~というような話の顛末をご報告いたしましょう。
ま、できうる限り各方面に支障を及ぼさない範囲でということで。

自治会は、どこでもそうかは定かではないですが、自治会費を集めます。
月々500円とか、多いところでは1,000円とかです。
年間2,000円といったところもあります。
この自治会費で自治会の運営をするのですが、どんなことを運営しているのか。

純粋に自治会で、それらしいことを何かしているかというと、
体育的、文化的行事くらいで、それに付随する事務的なことくらいでしょうか。
そのため、役員は会長他4,5名でいいのです。

その他に、穂玖仙自治会には、少人数に区割りされた小組の組織があって、
ほぼ全戸がその小組の何れかに属しています。
その小組では1年交替の持ち回りで、小組長という役が押しつけられます。
その小組長が自治会に持ち込まれる、市やその外郭団体等の文書をこ組内に回覧するなど、
自治会の下部組織としての役割を担います。

近年、市町村自治体は、自治会にいろんな事を押しつけてきます。
本来、自治体が配布すべき文書を自治会に丸投げするなどは言うまでもなく、
ゴミ収集所の管理や河川の堤防の美化(これには若干の補助金が出ますが)などなど。

その見返りでしょうが、自治体からは自治会長だけには報酬が支払われます。
ほぼ全国の地方自治体がそのような制度になっています。
その報酬が幾らになるかですって?さぁ、我々木っ端役人には分かりません。

自治会長宅には、その他に様々な文書や出席依頼の会合がひっきりなしに舞い込んできます。
余程の情熱と責任感がなければ自治会長など務まらないのが実情です。
今や、自治会がなければ地方自治体は非常に困った事態になるでしょう。


自治会に駆り出されての堤防草刈り

我々木っ端役人でさえ、その付け足しのようにして駆り出されることが多々あります。
役員には自治会費から報酬がありますが、
これを年間の大まかな従事時間で割ってみると、時給100円にも満たない額です。
だから、木っ端役人も年俸目当てでする仕事ではありません。
ちなみに、小組長は無給です。はっきり言って有給にする程の仕事量ではないからです。
岡っ引きくらいの位置でしょうか。

当自治会の概要の紹介はこれくらいにしまして、次回からはその活動にまつわる話などを致しましょう。

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