ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

秋田青森の旅 -4-

2010年10月27日 | 東北の旅2010
10月12日は秋田から白神山地の日本海側にあたる、十二湖へ行く。
秋田駅からリゾート白神1号に乗り込む。
この列車は全席指定で、2日前に角館駅で指定券を取ったとき、既に残席17という人気列車。
JR東日本では、五能線を走るこの列車のコマーシャルをよく流している。


リゾート白神1号


秋田地方の掛け干し。九州では見られない方法。


五能線の見所では列車はスピードを落とす。

東能代駅で進行方向が逆になった列車は、能代駅で5分ほど停車し、
駅のホームに設けられたバスケットボールのゴールに一人1回シュートのゲーム。
さすがに能代工業でならしたバスケの町。
日本海の海岸線を列車は走り、観光目的だけに作られた十二湖駅に着く。

十二湖の風景














ブナ林の森


本場も真っ青の日本キャニオン

駅前から、奥十二湖バス停までバスで移動し、
湖、というよりそこかしこの池を散策しながら見ていく。
一番奥にある青池という澄んでいながら真っ青な池を皮切りに、
ブナ林の中をゆっくりとしたペースで回る。
最後は、日本キャニオンという、
本場のグランドキャニオンが聞いたら、青筋立てて怒りそうな名所を見て、十二湖駅に着く。


十二湖駅からの日本海

駅からは、再度バスで「ウェスパ椿山」へ行く。
今日の宿があるところで、初めての1泊2食付きの宿だ。
本来ここは家族やグループで来るところで、宿泊施設はコテージになっている。
ただ、ビジネスプランというのがあって、一人でも泊めてくれる。
コテージは2階建てで、温泉が出るバスルームに台所、
ベッドは1階と2階に計4つある。
ここに一人は贅沢だが、ちと虚しい。


ウェスパ椿山のコテージ。奥が日本海で展望風呂はそちらの方にある。

日本海を望む展望風呂に歩いて行って、
風呂では、この土地の人だという92才のおじいちゃんとしばし話す。
この年代の人だと、方言が4割くらいは聞き取れない。

夕食はビジネスプランということだったが、他のグループと遜色なく、
新鮮な海のものがあって、大満足だった。
宿の回りは何もなく、食後は広々としたコテージで一人寂しく過ごしたのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋田青森の旅 -3- | トップ | 秋田青森の旅 -5- »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

東北の旅2010」カテゴリの最新記事