ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

秋田青森の旅 -2-

2010年10月25日 | 東北の旅2010
今回の東北の旅ではメインが3つあって、
一つは白神山地を歩くこと、もう一つはJRの五能線を行くこと。
最後に、東北の温泉にいくつかは行ってみること。
ついでに角館市と秋田市、弘前市の観光、横手焼きそばの賞味など。

で、2日目はその一つである温泉巡り。
東北でも有名な乳頭温泉は、角館駅前からバスで行くことができる。
終点で降りると、歩いて数分のところに数軒の温泉があり、
まずは蟹場温泉に行く。


蟹場温泉の混浴露天風呂。さすがに女性の客はいない。


同様に内風呂。青森の三沢から来た人としばしの温泉談義。

蟹場温泉の湯は乳頭温泉の他の宿と違って澄んでおり、
泉源はかなり熱く、湯ノ花が浮いているのが特徴。
内湯と露天風呂に入り、次に木造校舎を利用した大釜温泉に行く。
ここは白色に薄い茶色を流したような色の湯で、
白濁とまではないが、なかなか雰囲気のある濁湯である。


今少しで紅葉というところ

もう一軒ほど巡りたかったが、付近に昼食を摂る場所もなく、
仕方なく乳頭温泉郷を後にした。
角館にバスで着いた後、横手に向かう。
大曲で乗り換え、横手に着いたのは3時過ぎになっていた。

駅前の「食い道楽駅前店」で、遅い昼食がてら、B級グルメチャンピオンの横手焼きそばを食べた。
その後近くのホテルにチェックイン後、散策するも、実に何もないところで、
おまけに雨に降られて早々に引き上げる。

ホテルの展望温泉に入って体を休め、しばし部屋で休憩のち、
すぐそばの小さな居酒屋「鳥九」に入る。
既に4~5人の客があり、一番奥のカウンター席に座る。
隣二人は地元の客で、麦焼酎のいいちこを飲んでいる。
酒所の秋田で麦焼酎か、などと口には出さず、生ビールの後は地酒を頂く。

おかみさんの接客は暖かく、いつしか地元客との話も弾み、
彼らの仲間が2人ほど増えてからさらに賑やかになり、
杯は進み、すっかり良い気持ちになって宿に帰った。
小さな居酒屋はこれがいいんだな、などと呟きながら。

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