ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

Uさんのミャンマーレポート 2

2018年05月04日 | Uさんの旅レポ
どうしてバス内の設定温度がわかったかと、不審に思われるかもしれません。
バスの入り口のステップを上がったところに、大きくデジタル表示されているのです。
右の数字が外気温、左の数字がバスの内気温、
右の数字が33℃~35℃、左の数字が18℃~20℃を行ったり来たり、

寒くて眠れないので、デジタル表示が行ったり来たりするのを、
震えながら、一晩中ボーとながめてました。
外国人らしき者は私達を含めて6人ばかり、残りは現地のミャンマー人達です。
彼らはきっと家に帰ると、「今日のバスはきいたぜ、18℃だからな。むっちゃ寒かったぜ、フフフ」
と周りに嬉しそうに自慢するのでしょう。

我々からしたら、たまったもんじゃありません。
帰りのバガン発ヤンゴン行きのバスはなんと3列の超VIPバス、
4列のVIPバスには負けられないのでしょう。
設定温度は16℃~18℃を行ったり来たり、
さぞ現地のミャンマー人達もおおいに満足し、全身ガタガタ震え、凍り付いていたでしょう。

一言、「そんなところで、張り合うな、ミャンマーバス!!」

さてバガン。
バガンでの宿泊は、ニャウンウー、オールドバガン、ニューバガンとある中で、
ニューバガンのアレインドマールホテルを選択しました。
安くて(1泊1部屋3000円)のリゾート型ホテルで、もちろんプール付き、

3月から5月、東南アジアは暑期、昼間の行動は慎み、
プールサイドでゆっくり寛ごうというコンタンからです。

ホテルの前にはEバイクのレンタルショップがあり、
1日5000K(500円)で借りることができ、
バッテリーは1日40kmの距離を保証するとのことで、
3日間、午前6時頃から9時頃までは朝日を、午後4時頃から7時頃までは夕日を見に、
Eバイクを走らせました。まったくもって静かなものです。


カンボジアのシェムリアップでも流行のEバイクとは一味違う本格派ですね

奥様写真出して済みません。て、もう遅いか。このプラ椅子がよくお似合いです。さすが旅の達人夫妻です

昔々、北海道でレンタカーを借りることになり、
当時新発売のプリウスを初めて運転するとき、なかなかエンジンのかけかたがわからず、
車を降り、受付まで行き、「どうしてもエンジンがかからないんだけど、見に来てくれないか」
と頼むと、ひとりの係員がいっしょに車まで来てくれて、「もうかかってますよ」と一言、
大恥をかいたことを思い出しました。