ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム一人旅(これで最後か?)2016 8

2016年11月21日 | ベトナム2016
ベトナム8日目 ファンラン3日目 2016/11/6

ファンランからは、ニャチャンの直近空港、カムラン空港までタクシーです。
というのは、カムランまでの他の交通手段がどうにも分からなかったのと、
今回は先に書いたように、交通手段には贅沢すると言うことで、飛行機にしたからです。

ニャチャンからホーチミンへのツアーバスにファンランから乗り込めばOKなのでしょうが、
老いた身には長時間のバス移動は結構しんどいのです。
それにカムラン空港には、ベトジェットも乗り込んでいて、3500円くらいでチケットが買えます。
ということで、10時に例のタクシードライバーが迎えに来て、料金を再確認して出発です。

途中から国道1号線に出て北上します。
カムラン空港まではタクシーノンストップで1時間10分。
メーターの料金は、74万ドンを指していました。何故かメーターを倒していたんですね。チョッキリなのに。
しかし、空港で降りるときに渡したのは当初の約束通り52万ドンと有料道路代及び空港乗り入れ料の2万ドン。
チップは昨日のぼったくりで勘弁してもらいましょう。

空港の様子は前に来たときと若干変わっていて、
空港-ニャチャン間バスのチケット売り場は外にありました。


ミニバスチケット売り場。2つありますね。

発時が13:50なので、空港内で昼食を摂ります。
今回初めてのフォー・ボー(牛肉のフォー)で、出汁は薄めで牛肉の風味はしませんでした。
10点満点で、5点くらいかな。


フォー・ボー

今まで食べたフォー・ボーで最高に美味しかったのは、ダラット市場横のフォー・ボー専門店のものです。
結構鮮烈に味と香りの記憶が残っています。フォー24より数段美味しかったです。

午後3時前にホ-チミンのタンソニャット空港に着きました。
バスで市内に向かいます。
インターナショナルターミナルの前には、3台のバスが待っています。
152、109、119、それに49のミニバス。みな市内に行くのでしょうか。

152は従来からあるバスで、夕方6時くらいが最終便です。
それでは旅行者に不便ということで、昨年3月に109便が零時過ぎまで運行しているらしいです。
152は5000ドン(25円)、109は20000ドン(100円)と4倍です。


109番バス。車体は黄色でまだ新しい

若干経路が違っていて、152はベンタン市場に向かって左側から、109は右側からベンタンバスステーションに入ります。
レロイ通りにも停まり、ドンコイ近くに泊まるなら、109の方が便利です。
その後の経路も若干異なり、109は、ファングラオ通りにも停まります。旅行者には便利ですね。

ベンタン市場すぐ側のミニホテルにチェックインしたあと、土産を買いにスーパーに行きます。
ここにも偽のチョンコーヒー(糞コーヒー)がありました。
200グラムで5.5万ドン(280円くらい)。嘘でしょう、絶対。でも話の種に買って帰りました。

このスーパーがある通りは、人民委員会庁舎の前から真っ直ぐサイゴン川の方に向かって伸びる道路沿いです。
前回は工事中でしたが、札幌の大通公園のようになっていて、多くの人が出ています。


夕方の通り

夜の通り。洒落ていますね

日々変わっていくベトナムを象徴するような場所です。


ホーおじさんは変わらず穏やかな顔で佇んでいます

最後の夕食は、ベンタン市場周りの屋台で海鮮をと思いましたが、海鮮の屋台はありませんでした。
仕方なく、近くのコム屋で3種のおかずとサイゴンビアで済ませました。
ベトナムらしい食事で最後を締めたのではないでしょうか。

ちなみに、私の言うコム屋とはコムビンザンのことで、
多いところだと10数種類のおかずから好きなのを選んで、ご飯とスープと一緒に食べる食堂のことです。
コムはCOM(ご飯)ビンザンは庶民という意味です。
安くて美味しい、日本人にもとてもよく合う味です。まさにベトナム料理なのです。
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ベトナム一人旅(これで最後か?)2016 7

2016年11月21日 | ベトナム2016
ベトナム7日目 ファンラン2日目 2016/11/5

今日はファンランに来た最大の目的である、ポークロンガライ遺跡を見に行きます。
しかし、未明までは強い雨脚で、こりゃ大丈夫かいなという天気でした。
8時前に、昨日チキンラーメンを食べたカフェでバインミーとカフェスアを摂りに行きましたが、
暇な男どもがわんさか居て、とてもゆっくり朝食という雰囲気ではありません。

仕方なく、ピザ屋にしようかと引き返す途中のオープンな建物の中で、
若者がダンスパフォーマンスをしておりました。


女子3人組

ペア3組。一組は女子が足らずに男子ペア。かわいそう

仕方なく隣のピザ屋に帰って、メニューにあるバインミーを注文したところパンがないと言います。
じゃあ何ができるかというと、ハンバーガーだけのようです。
ハンバーガー・ガー(鶏肉ミンチのバーガー)を一つとカフェスア。
バインミーだと1.2万ドンですが、ハンバーガーは2.5万ドンでした。


ピザ屋さん。夜のテークアウトが多いです

ハンバーガー。普通ですね

店長らしきお姉さん。見かけよりずっと愛想のいい娘さん

朝食中に晴れてきたので、朝のうちに遺跡に行くことに決めました。
ファンランにもセオム(バイクタクシー)はありますが、
ここのところの気まぐれな天気を考えると、移動はタクシーです。

9時半頃、ホテルのスタッフに、昨日名刺をもらったタクシードライバーを呼んでもらいます。
嬉々としてやってきたドライバーにポークロンガライ遺跡を告げると、喜んで出発です。
彼も全く英語は通じません。

途中、グーグルの地図で確認していた道から予想外の右折します。
その後左折して、快適な道を突っ走ると、最後にまた左折して遺跡に到着です。
「こいつ、こちらが知らないと思って遠回りしたな」と思いましたが、そのときは黙っていました。

タクシーは傘を差しだして、駐車場に待っていると言います(多分)。
ボディーランゲージですから間違いないとは言えませんが、
帰りも確実に客をゲットできるのですから、絶好の機会を逸するはずがありません。
たとえ1時間待ったとしてもです。

ではポークロンガライ遺跡に参りましょう。


遠景

登り口

レリーフがなかなかいいです

向かって左の遺跡

丘の上にある遺跡です

中にも入れます


前撮りのご夫婦でしょうか?

アツアツのカフェスアみたいな甘~いカップル(その内に冷えますが)

可愛い2人組の娘さんたち

タクシーの運ちゃんに、帰りは反対側へ曲がれと指さしました。
「あれっ」と言う顔をしています。「なぜ知ってんだ」という顔でもあります。
若干「しまった」という感じも出ております。
遺跡を右に出て、50mくらいで左折します。そのままほぼ一直線でファンランの町中に帰るのです。

宿に着くと、行きと帰りのメーターの差は、3.4万ドンあります。
往復で、約7万ドンをぼったくろうとしたのね、君は。
21万ドンを超えていましたが、余程バツが悪かったのでしょう、20万ドンだけ受け取りました。
あと2万ドン程返して欲しかったんですけどね。

それでも、これで明日のカムラン空港までの料金はぼらないだろうということで、
翌日10時に迎えに来るように言いました。

よく見るとこの界隈には多くのカフェがあります。
その中でもかなりまともな、いい雰囲気のカフェでまったりと過ごします。


カフェスアの出始め、。コップの下の白いのはコンデンスミルク

出終わり。時間を計ったら4分経過していました。アツアツは飲めません。
横のコップのお茶は必ず一緒に出て来ます。茶の味は店によっても違います
一緒に出てくる別皿の氷を入れて、フレーバーなベトナムコーヒーのできあがりです。

宿の娘っこ2人と折り紙で遊んで、、女主人にサイゴンビアはないかというと、
冷蔵庫を見てくれたがないそうで、売っている店を教えてくれました。
そこで2本買って、部屋の冷蔵庫に1時間程冷やしてから、柿の種をつまみに飲み、これが昼食です。
午後はまたにわか雨が降りましたが、夜には月が出て、隣のピザ屋さんも歩道にテーブルと椅子を並べて店を拡張しています。
そのカフェテラスの席で、ベーコンピザとカフェスアの夕食でファンランの夜は締めくくりました。

ベトナムで2度もピザを食すとは。これ以上のハプニングはないかも。
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