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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 30日目

2013年08月07日 | 新しい世界一周 2013
フランクフルト駅から列車のSバーンで空港に行く。
空港は市街から近くて、3駅目、15分で着くのだ。それで4,25ユーロは高いんじゃない。

フランクフルトからボストンまで、7時間の時差を考慮すると、約8時間のフライト。
午後2時前にボストンのローガン空港に着陸。
フライトが2,3機同時刻くらいに着いたのか、イミグレーションは長蛇の列。
アメリカだからと覚悟はしていたが、抜けるのに1時間はひどい。

3時頃空港のエアポートシャトルで地下鉄の駅に無料で送ってくれる。
そこからブルーラインという線でいくつか駅を過ぎ、ガバメントセンターという駅でグリーンラインに乗り替える。
グリーンラインは4本に別れていて、グリーンのB線に乗る。乗り替えてもどこまで行っても2,5ドル。
10個ほど先のボストンユニバーシティー・ウエスト駅で降りて、10分ほど歩いたところに宿がある。

日本人の畑中さんという人がやっている20人くらいは泊まれる宿だ。
しかしホテルのような造りではない。部屋は十分な広さがあるし問題はないが、
床が板張りなので音が少々耳障り。
旅行者は半分くらいで、あとは中長期の滞在者ということだった。
ともかくボストンの宿はどこもべらぼうに高いし、
いろんな情報が手に入りやすいので、結構需要が多いと思われる。
時差の関係もあって、眠いようなそうでないような、ただ疲れたのでコンビニ食事にする。

世界一周 Part2 29日目

2013年08月07日 | 新しい世界一周 2013
リュデスハイム駅から、フランクフルトに移動。
10:53に出て、12時過ぎに着く。途中の駅で、逆走始めたので吃驚した。
スイッチバックではなく、線路の都合とは思うが、日本では経験がない。


フランクフルト駅。ここはほとんどの便が発着駅になる。空港行きはこんなにいい車両ではない

フランクフルトはボストンに飛ぶために寄った町なので、特に観光とてない。
それはまあ普通のことなのだが、貧乏性の旅人は一つなりと、と出かけてしまうのだ。
フランクフルトには、欧州中央銀行がある。
言わずと知れた、ユーロの大本になる銀行だ。
テレビの経済ニュースでは、目にしたことがある人も多いだろう。
建物は記憶に残らないだろうが、その前にあるユーロのマークのシンボルは確かに目にしたことがある。


いかがでしょう。一度は目にしたことがあるのでは?

宿は駅の近くだったので、昼も夜も食事は駅で済ませた。
レストランに比べれば安くて、それなりに食べられる。
何と言っても写真が店の上に貼ってあったり、現物が陳列してあったりして、
どれを食べたいか指させばいいのがいい。

世界一周 Part2 28日目

2013年08月07日 | 新しい世界一周 2013
コブレンツは、未明から雷雨でライン川クルーズが思いやられたが、
宿を出るときはほとんど止んでいて、9時出発のリューデスハイム行きが出る頃にはすっかり止んでいた。
しかし、雨上がりの船上は風が冷たく、暫くは震えながらのクルーズになった。


乗った船とは違うが、ほぼ一緒のKDラインという会社の船

コブレンツからのクルーズは川を上るので、逆の川下よりは2時間長い。
まず最初に右手に城が見えてきて、次に左側にという具合だ。
どちらかというと右側の方にが城が多く、見るにはいいようである


最初に見えてきた城

実はこの船、デッキが前と後ろ、両側に少し、あと船室は1階も2階も全てレストランなのだ。
だから寒さに震えながらでも、後部デッキにいるしかない。
前方のデッキは屋根がないので、陽が差してきたら暑くてたまらないし、雨が降れば濡れる。
ま、それはそれで船会社も抜かりのないことをするのだ。


途中の町に寄る。ここはとてもきれいな町だった

船は途中10箇所ほど停まり、客を乗せたりおろしたりしながら進んでいく。
途中、ローレライという何か伝説があったと思うが、そこの大きな岩場を通るとき、
突然の雷雨で、前方デッキは騒然となったが、後部デッキは狭くてもう満タンだった。
それも10分ほどで止み、だんだん陽が差して来始めると、ようやっと暖かくなってきた。


雨に煙るローレライ

いろんな城が見えて、もう飽きそうだと思っていたら、前の席で日本人のご老人が写真を撮り始めた。
私より一干支違うという年齢だそうで、とても元気な方だった。
しばらく話が弾んで、退屈をしのぐことができてありがたかった。






最後には、もうどうでもよくなりそうだった船から見る城の風景、3景
贅沢言っちゃいけません

午後3時過ぎにリューデスハイムに着くと、その方たちと別れて宿に向かった。
宿は船着き場からすぐ近くで、5分もかからず到着。
テラス席のあるレストランが1階を占め、フロントもないという珍しいホテルだった。

荷をほどいて早速出かける。
つぐみ横丁という通りがあって、行ってみると何てことはない。
土産物と、レストランが並んでいるだけなのだが、観光客が多い。


つぐみ横丁。適当に作り立てた通りですな

ここでライブをやっている広いテラス席のレストランがあったので、ワインを飲むことにする。
ドイツのモーゼルワインの一大産地なのだ。
銘柄はそのもの、リューデスハイム何とやら、白の甘口と中口の2種類を飲む。
空のワイングラスと0,2リットル入りの小さなデキャンタにワインがなみなみと入ってくる。


赤のパラソルの色を映して、まるでロゼワインのように見えるが、美味い白です

2種類飲むと、0,4リットル。5種類飲むと1リットルなのだ。そんなには飲めないが。
とっても美味しく頂きました。
甘口より中口の方が香りが良かったように思うが、ワインの評価にはまったく自信がない。
帰りに船着き場近くで、トラピクスツアーの女性たちに会った。
トラピクスもいろんなツアーをやるなぁ。
リューデスハイム泊まりはワイン好きにしか楽しめないと思うけどなぁ。