ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

カンボジア・ハノイ四人旅  -5-

2010年11月30日 | カンボジア&ハノイ2010
朝5時には運ちゃんのLOUEが迎えに来る。
11月のシェムリアップはかなり冷える。LOUEは日本の冬支度だ。
上さんが上着を持って来ていないので、自分のを貸して、半袖でアンコールワットに向かう。




サンライズはとうとう見えずに終わる。

まだ薄暗い中、既にツアー客を始めたくさんの人がサンライズを見に来ている。
アンコールワットの背中から昇るはずの朝日は雲に阻まれてついに見えず。
他の客は朝食を取りに、シェムリアップに帰る。
我々は、牛乳やパンを持参していたので、それを朝食にして、しばし休憩。

アンコールワットの第一回廊から第二回廊を巡り、
第三回廊に行ったが、まだ登れない。
修復工事で、第三回廊への階段は観光客用にしっかり組まれていて、
これだったら事故もないだろうと思われた。


第1回廊。

もう帰ろうと、トイレに行って芝生で休んでいる時、
上さんがパンフレットを見て、第三回廊は8時からしか登れないと気づく。
再び第三回廊に行くと係の人がいて、登らせてくれるようだ。
前回は修復中で念願だったので嬉しかった。


第3回廊から望む。

アンコールワットの次は、スリスランとバンデイアクデイを観光する。
バンデイアクデイには障害者の楽器演奏団が居て、その演奏で寄付を募る。
帰りにはその反対側で、子ども数人が椰子の葉等で作った帽子を被ったりして唄を歌い始めた。
多分、楽器演奏団を真似たつもりなのだろうが、その照れた様子が何とも微笑ましい。


バンデイアクデイの遺跡。

アンコールワットの地域はそれくらいにして、30キロあまり離れたバンデアスレイに向かう。
前回ここまで足を伸ばしていなかったので楽しみだった。
他のアンコール遺跡に比べて石の色が違っていて、彫りも深い。
東洋のモナリザと言われる浮き彫りは妙なる趣があって一見の価値ありだった。


バンデアスレイの入り口。




中の回廊の彫刻。


東洋のモナリサと評されるレリーフ。

ただこの遺跡に行く前に昼近くになっていて、近くのレストランに運ちゃんが寄って、
ここで昼食をどうぞというのだが、メニューを見てびっくり。ただのチャーハンが5$もする。
1$でもまあ我慢するかというレベルなのに、ぼったくりもいいところだ。
運ちゃんを呼んで、こんなに高いのを食えるかと文句を言うと、店の者が1$値引くという。
それでもむかっ腹は治まらず、俺はいらんと、店を出る。
道端で蒸していたピンク色の肉まんが1,000リエルだったのでこれで腹を収める。

バンデアスレイから宿に帰ると、2時過ぎになっていた。
庭には洗濯に出した自分の派手なパンツが干してあった。
まだ乾いていないようだ。今日はあまり陽の照る1日ではないようだ。

女性2人がエステとマッサージに行くというので、近所の店に一緒に行く。
フェイスエステとフットマッサージの2時間コースに行く間、
自分も店長に勧められて上半身のマッサージを8$で受ける。
女性を残して宿に帰り、2階のベランダでビールを飲みながら、ネットをしていると2人が帰ってきた。

夕食はオールドマーケット付近でということになり、出かける。
写真の付いたメニューがいいというので、オールドマーケット隣の食堂でそれぞれ好きなものを取って食事。
帰りに宿の前のパン屋で明朝の朝食用パンを買おうとするが既に売り切れ。
朝7時に開店というので、明朝買うことにして宿に帰る。
DARA・GHはテレビの方は古いが、NHKの日本語放送が入るのはいい。
それに水は毎日1本サービスで、冷蔵庫もある。
日本人客が少ないのもまたいいし、町の中心にあるので便利もいい。

旅の情報
※ シボァダ通りのマッサージ屋は乱立気味で、簡単に値引きに応じる。
※ シボァダ通りのベーカリーのパンのレベルはかなり高い。
※ アンコールワット第3回廊の見物開始は午前8時からで、100名以上になれば誰か降りるまで待たされる。
※ バンデアスレイに行く場合、アンコールワット周辺で昼食を摂ってから行くか、
  一度シェムリに帰って昼食を摂り、改めて行く方がいい。

旅の経費
※ 宿代:15$、昼食:8$(2)、夕食:11.5$、アンコール遺跡3日券:40$(1)、洗濯:3$
※ エステ及びマッサージ:???(2)
コメント
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