ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

中国は、雲南省へ行ってみよう  -3- 

2010年08月05日 | 中国の旅2010
7月20日の朝、9:30頃列車は昆明駅に着いた。
降り立った乗客が人の波となって、出口専用改札口に向かう。
降りる前に、車内で切符預証と交換した切符を駅員に見せて改札口を抜ける。


出口に向かう降車客

改札口を抜けてそのまま直進すると、右手に「昆明鉄路大厦」がある。
今夜の宿の第一候補である。看板もあって、1泊108元と書いてある。
ネット上では非常に評判のいい宿なので、早速フロントへ。
しかし残念ながら、満室という。


昆明駅舎とその前の北京路

近くの第二候補、三叶飯店に行くも、なんと288元の高額。
話しもせずに引き返し、道を渡ったところにある、三元賓館(賓の字が違うが)に行く。
ここは、ツインで130元。早速チェックイン。
デポジットも入れて、300元払う。部屋代より高いデポジットにびっくり。

早速シャワーを浴びて列車2日間の汗と垢を流す。
昼は隣にある昌盛旅社の1階にある食堂に行く。
メニューがあるが、中国語オンリーでさらに品数の多さで、さっぱり分からない。
店員も我々も困ってしまったが、結局立って行って、
他のテーブルにある品を指さして二品注文。
もう一品はガラスケースにあった魚のフライを頼んだ。
あとはビールがあればいいのだ。


ビールさえあれば、なんも要りもはん、ですな。

肉と菜の炒め物と思った肉らしきものは、なんと豆で、
煮豆が苦手で、オッ!と思ったが、まずくはなかった。
魚のフライは結構美味く、ビール2本付きで2人で49元ならいいか。


横断歩道のところにいる「智能特警」。智能は無さそうですが。

その後両替に中国銀行を探して行ったが、オフィスが移転していて分からない。
街をブラブラして、路上の耳かき屋にやってもらう。
5元という安さだが、素人の域を出ず、自分でやった方がましかなという程度。
怪しげなお姉さんに声を掛けられたり、食堂のおばちゃんをからかったり、
北海道シフォソ(ンの間違い)ケーキと書いた看板に笑ったり、
北京路を歩いたがなんということもなかった。
さらに帰る途中突然の豪雨に、傘はあるのにずぶ濡れになりながら帰宿。


路上の耳かきやさん。いまいちですかな。

しばらく昼寝をしたりと休んで、東風広場まで行くが何もなし。
帰りの途中、金龍大飯店という立派なホテルがあったので、
どんなもんか入ってみると、我々の宿に比べるとかなり豪華。
フロントの両替レート板を見たら、10,000円=755元とある。
最近希に見るレートのよさ。早速フロントのお姉さんに声をかけて、
3万円分両替をしてもらう。おお、一躍元長者なり。
宿泊客オンリーの但し書きなど、気にする必要はないのだ。

いろんな店をブラブラと見て、路上の串焼肉屋で、1本2元で2本買う。
既に8時近くになったので、宿の近くにある飯屋に行く。
店先におかずが並べてあり、日本のおばんざい屋風。
その中から、豚足煮込み、もやし炒め、ジャガイモ煮付け、ベーコン野菜の炒め物をもらい、
再びビール2本と白飯。これで40元。


なかなか美味でありました。ビールもね。

満腹になって宿に帰り、明朝大理へは早めに出発しようと、
荷物をまとめ、早々と寝る。

旅の情報
※昆明駅の出口は、立派な駅舎の向かって左側にある。駅舎は全く通らない。
※昆明駅の待合室は2階にあり、切符がないと入れない。
※大理や麗江行きのバスターミナルは、昨年移転して、西部客運站になっている。
※西部客運站までは、駅近くからは相当な距離がある。タクシーは一部高速を通って、それでも30分近く走る。料金は、28元だった。
※駅の近くには食堂が沢山あり、餃子や肉まん屋もいくつかある。食堂は店先におかずを並べているものが多く、安くて食べられる。

旅の経費
※ホテル代:130元、昼食代:49元、耳かき代:5元、水:1元、串焼き肉:4元(2本)、夕食代:40元、
※合計:117.5元(自分の分) 1元=14円



コメント
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