ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

東京見物-8-

2009年06月08日 | 東京日記2009
2009年5月29日

明日は帰熊する日になった。
今日で東京見物も終了だ。
まだ行っていないところは数あれど、今日の昼は月島のもんじゃと決めている。
ということで、メインは築地と月島界隈。

まず、JRで秋葉原に行く。
もう一度デジカメの狙い目のものの価格を見に行くことにして、
ついでにアキバオタクとメイドさんを見物に行こうという魂胆だ。

電気街方面で駅を出て、しばらく歩いていると、いたいたメイドさん。
街頭で呼び込みをしている。
これがアキバのメイドさんか、本物なんだ、と妙に感心してしまった。

ん~ん、通りかかる若者の雰囲気がなんだか同じ臭いをさせている。
皆が皆ではないが、ウロウロしている若者達はそんな感じだ。
これがいわゆるアキバオタクの醸し出す雰囲気なのか。

目当てのデジカメは、新宿のヨドバシカメラより高くて、
秋葉原の電気街も今や格安戦争にはついて行けないのか。
昔来たときには、秋葉原でなくては、という感じだったのに、
なんだか変な方向にシフトを移してしまっているようだ。

そう言えば、あと少しであの秋葉原殺傷事件から1年を迎える。
ここがその場所だったなと、一種いたたまれない気持ちで周りを見回した。
あの事件は、加害者の動機が動機だっただけに、
被害者やその家族にとっては、どうにも堪らない事件だったように思う。
被害者の冥福を祈って秋葉原を後にした。

東京メトロで築地で降り、出たところがすぐに築地本願寺である。
とても寺とは思えない建造物に入ると、パイプオルガンの音色がする。
今日は、パイプオルガン奏者を迎えての1時間あまりのコンサートらしい。
ここには、寺には珍しいパイプオルガンがあり、年数回演奏会をするらしい。

居合わせたのはラッキー。しばしその荘厳な演奏に浸り、疲れを休める。
コンクリート造りの本堂はなかなか音響効果もよく、
堂内に響く音色に、多くの人たちが耳を傾けていた。

出るとちょうど昼だったので、勝ち鬨橋を渡って、月島のもんじゃ通りに行く。
凄い数のもんじゃ屋さんだ。
流行っている店とほとんど客のいない店があり、
どうもあまりおしゃれな店の方が客は少ないようで、庶民的な店構えの方が客が多い。
もんじゃという食べ物はそういうものなんだろう。

実を言うと、もんじゃを食べたのは今回が初めてで、
もんじゃデビューが本場の月島というのは、誇るべきか(くだらないか)。
結構な値段だが、適当な量で、味もよかった。

月島から築地に戻り、場外市場を散策したが、
既に店を閉じるところも多く、あまり見るほどではなかった。
結構ウロウロ歩いたので疲れて、一度大森に帰ることにする。
しばらく休んで、孫を保育園に迎えに行く。
今日が最後なので、一緒に過ごす時間を少し多めにしようと。

楽しい東京滞在だった。
次に来るときは、東京を起点に、JR等の周遊キップなどを利用して遠出しよう。
ありがとう、娘、ムコ殿、そして孫ちゃん。
またよろしくね。
コメント
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