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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 9,10日目

2013年07月21日 | 新しい世界一周 2013
ダルエスサラームを夜9時過ぎに出て、チューリヒ経由でブダペストに入る。
随分早めに空港に行くが、チェックインが早いというので、空港の建物自体に入れてくれないのだ。
何てひどい空港だろう。こんなとこは初めてである。

スイスエアーのナイロビ経由チューリヒ行きのビジネスは大満足。
きれいなお姉さんと、フルフラットのシート。
ナイロビを出てすぐ食事が出て、それからは朝食を断ってひたすら寝る。
6時前に起きて外を見ると、アルプスの山々が朝日に映えている。

チューリヒはスルーのためトランジットなのだが、パスポートコントロールを通過しなければならず、にスタンプを押される。
その代わり、ハンガリーに入るときはノーチェックである。
スイスエアーの乗り継ぎでブダペストに到着。
バゲッジクレイムで待っているとき、日本人男性の60歳くらいの2人連れに会う。
話していると、市内まではミニバスのシャトルがいいと言われ、
荷物が重い関係で,市バスと地下鉄乗り継ぎは諦めミニバスにする。


ブダペストのオペラ座。宿はこのすぐそば。メトロの便利は非常にいいところだった。

午後3時半過ぎ、ミニバスのドライバーは寸分狂わず日本人宿のルームオペラの前に着けてくれた。
降りると、オーナーの榎本さんの旦那であるマーシュが「ヨシカワさん」と声を掛けてくれた。
ホッと安心したものだ。
榎本さんは15分ほどで来るからと、マーシュは英語で鍵の扱い方やいろいろ説明してくれる。
アパートを改築した宿で、榎本さんの心遣いが行き届いた、非常に清潔な居心地のいい宿である。
やがて来た彼女から少し詳しい説明を受け、一人暮らしが始まる。
日本人宿なのだが、宿泊客が自分一人なのだ。
いささか当てが外れたが、やっかいな同宿者がいるよりかましだろう。
今日は長い長い移動で疲れたので、休息日とする。観光なし。

世界一周 Part2 8日目

2013年07月21日 | 新しい世界一周 2013
11時頃から国立博物館を、尋ね尋ねて行き着く。
しかし、まったく見るものとてない展示。
人もほとんどいない。お粗末きわまりない。

日曜日で人通りがほとんどなくて、少し嫌な予感はあったのだが、
それなりに広い通りの向こうから、すごくみすぼらしい若い男がやってくる。
嫌な予感のまま、大きく横に避けると、手を差し出したまま寄ってきて、
すれ違いざまデイバッグを後ろから引ったくってきた。
ある程度予想していたので、左に身体をひねって、右手で払いのけ、走って離れた。
追ってくることはなかったが、通りにいた現地の人間は素知らぬ顔。
やはり噂通りの治安の悪さである。
土日の人通りの少ないときはなるべく人の多い通りを歩かないと危ない。

カフェで一息ついて、帰りがてらインディラ通りにあるローカル食堂に入る。
ここにはウガリのメニューがあったのだ。
ウガリは、主にトウモロコシの粉をお湯で練って、これを魚や肉のスープにつけて食べる。
手でちぎって食べるのが洒落た食べ方で、決してスプーンなど使ってはならない。
この写真の量で、約2,500シリング。150円くらいである。


ウガリとニャマ(肉)のスープ、それに豆スープ

もちろん完食できるはずもない。半分が精一杯である。

ひったくり騒動でいささか疲れたので、午後は休養に充てた。
と言うより行くところも特になかったのだ。


退屈しのぎに宿の前で知恵の輪遊びをする

夕食は、ムシカキ屋の近くの中華料理店に行った。
キノコスープと、エビのカレー炒め、チャーハンの3皿だったが、その量の多いこと。
3人で食べて丁度いいくらいか。大半残してしまった。
キノコスープは絶品で、これだけはほぼ完食したが。
今日は、ダルエスサラームの治安を実感する日になったが、
昔に比べると決してサラームな街ではなくなったと言うことなのだろう。

世界一周 Part2 7日目

2013年07月20日 | 新しい世界一周 2013
8時過ぎホテルの食堂で朝食。
アジスアベバのホテルよりお粗末。これじゃ東横インの方がなんぼかまし。
パッションフルーツジュースだけは毎日絶品だったが。

Babuの案内で、車を使ってティンガティンガ村に行く。
ここは絵描きの村で、絵を販売している店がわんさかある。
特殊な描き方をするものや、普通の油絵もあるが、なかなか魅力的である。


絵描き

その後オイスターベイに行く。
ここは海岸のリゾート地のようなもので、休みの日などは結構に賑わうらしい。
AZUMAという日本食屋があったり、高級そうなホテルがある。


オイスターベイビーチ

ここから別の海岸に行くと、地元民が遊ぶビーチになり、ここで魚フライとビールを頂いた。
Babu にも勧めたが、彼はラマダンだと言って断った。ムスリムだったのか。


これがBabu


魚のフライは美味しかった。

この食堂で勘定したら、13,000シリングを20,000シリングとぼったくってきた。
メニューを見せろと言うと、メニューは今他の客が云々などという。
ともかく計算し直してこいと言うと、6,000シリングを持って来た。
まだ1,000シリング足りないというと、やっと持って来た。
本当に未練がましいったらありゃしない。

夜は6時前に宿を出て、昨日Babuが教えてくれたムシカキ屋に行く。


ムシカキ屋と言うより、焼肉屋。インド人経営

炭火で牛肉の串刺し(ムシカキ)をガンガン焼いて、これとチャーハン。
どちらも大満足の味だった。
ムシカキは43年ぶり、味もほとんど変わってないんだろうなぁ。

世界一周 Part2 6日目

2013年07月20日 | 新しい世界一周 2013
アジスアベバを11時に出た飛行機は、13:40にはダルエスサラームに着いた。
途中キリマンジャロが雪を抱いて、遙か彼方の雲の上に見えた。


遙か彼方に見えるキリマンジャロ。


着陸寸前の、ダルエスサラ-ムの海。水は澄んでいる

ビザはアライバルビザで、外国人のほとんどがそうなのだ。
特急で書いたものの、一番とはならず、12,3番目ではあったが、
なにぶんにもPolepole(のんびり)の国。40分ほどかかってやっと入国。

ホテルから向けに来ていたドライバーは、すっかり不機嫌そうである。
Babuと自己紹介したが、どうやら同年配らしい。
途中「俺んちに寄っていいか」と聞く。「何でや」と言うと、「近いから置いてきたいものがある」とビニール袋をみせた.
それも一興かと、OKを出すと脇道に入る。とてつもない悪路。
15分ほどして彼の家に着き、寄っていけという。「いやいや、まだホテルに着いてないでしょう」と断り。

途中えらい渋滞もあり、ホテルに着いたのは4時前となった。
Babuに両替屋を案内してもらうが、5軒回って中国元の両替屋はなし。
世界第2位の経済大国と言っても、信用度はその程度なのだ。
このために持参した元は、紙くず同然となり、某氏のTCと同様に成り果てたのだ。

本日は移動日なので、スーパーで水やビール等食料を買ってきて、部屋で済ます。
夜のダルエスサラームは、いささか危険な香りを振りまいているのだ。

世界一周 Part2 5日目

2013年07月16日 | 新しい世界一周 2013
朝食をし、ゆっくりネットでもと思ったが、しょっちゅう停電でできない。
10時過ぎにフロントに行き、翌朝の空港シャトルを頼んでおく、
さて、今日の目的は国立博物館。ルーシーに会いに行く。
といっても、エチオピアの可愛こちゃんではない。
約320万年前に生存していたといいわれる我々の祖先、アウストラピテクスの名前である。
1974年にエチオピアで発見され、国立博物館に展示してある。


ルーシーの立ち姿、かなり小柄。


何か頭蓋骨の比較展示、一番手前はチンパンジーらしい。あとの2つが原人?

もちろん徒歩なので、入念に地図を検討しておく。
今回は間違わずに辿り着くことができた。
たっぷりとルーシーとの逢瀬を楽しんで、外に出たのは12時であった。
道前のカフェに行く途中、「こんにちわ」と声を掛けてきた青年がいた。
来たねぇ、カモと思ってるでしょう。
一緒にカフェのオープンテラスに座り、私はマキアートをオーダー。
彼はノーといったが、いいから頼めと言って普通のコーヒー。


自称大学生の青年、嘘でしょう?ねっ


コーヒー1杯40円くらいだし、与太話に付き合ってあげようという大人Yさん

拙くてあまり通じない英語でも、少しは会話になるから、話し相手としてまあいいか。
しきりに観光を誘ってくるが、これからランチだと言って強引に別れる。

再び徒歩で、今日もタイトゥホテルのビュッフェに行く。
野菜が多いからいいんです。パンも美味しいし。インジェラは食べ物とは思えないほどつらいけど。


やっぱりジャガイモが一番美味しい。

そこで、エジプトから一昨日来たという青年2人と会い、少しだけ会話。
ホテルを出たのはもう2時だった。

昨日のカフェで今回はショウガティーを飲んだが、辛いけどのどに気持ちよかった。
3時頃出て、宿に帰る途中で、昨日見つけた超ローカルビアホール(といっても12人くらいしか入れない)に足を入れる。
多分日本人というか、外人が入るのは初めてじゃないかという雰囲気。
中ジョッキぐらいのグラスに一杯もらうと、これが美味い。


美味いです。ベトナムの生に比べて、とてもこくのある生ビールです。寒いのが残念。

1杯11ブル(こっれにも税金がかかっているので、実質40円くらいか)。ん~ん天国。
しかし、寒いのだ。生ビールはおかわりできない。3月のハノイのビアホイなのだ。
でも、コーヒーとビールと、生ジュース、ほぼ飲み尽くして満足の3日間でした。