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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 4日目

2013年07月12日 | 新しい世界一周 2013
アジスアベバ2日目の朝。
昨日の移動の疲れも幾分癒えて、あまり美味しいとは言えないホテルの朝食を摂る。
今日は、三位一体教会を訪れてみようという計画。
1日一つくらいしか観光地を設定しないのは、基本的に徒歩だと限界があるからで、
ま、5~6㎞なら、この涼しさだし大丈夫かというところである。

ここ最近の海外旅行は、ほとんど東南アジアでのんびりという形態なので、
ここアジスでもそんな風でもかまわないか。

まずは、昨日地図で失敗したピアッサを目指す。
行ってみると、昨日はあと僅かのところで撤退したことが分かった。
まずはグーグルの地図上でショッピングモールと出ていたビルに行ってみる。
しかしこれは一般的なモールの概念からはかなりずれていて、長屋の商店ビルみたいなものだ。
後で、随分助けてもらうので、このビルの悪口は言えないが。

そのビルから見ると、道向こうに洒落たカフェがある。行ってみようと、即座に行動。
人気のカフェらしく、1階は満席で、階下も8割方席が埋まっている。
端っこに席を見つけて座り、早速ウェイターを呼んでオーダー。
ここにはあるだろうと見当をつけた「チマキ・イクスプリ」エチオピアのアムハラ語で、ミックス生ジュース。
これは非常に濃厚で、美味かった。税込み(15%の税がかかる)24ブル(約120円)。


kiyab cafe 洒落た店だった


生ミックスジュース 何と何のミックスかは分からない。

元気を出して、三位一体教会を目指す。
延々歩いている途中、明らかなスラム地帯に突入。
いささか危険な雰囲気が漂い、未だに目的地に着かない。
今回は一人での旅行ということも勘案して、教会に行くのは断念。
途中から引き返し、昨日断念した「タイトゥホテル」のランチビュッフェを目指す。

ここのビュッフェは、基本的にベジタリアンで、肉はインジェラというクレープの皮様のものに包む挽肉しかない。
インジェラはエチオピアの主食で、はっきり言って不味い。多分何を包んでも不味い。
ただ、野菜を摂れるのありがたいのだ。
水を1本もらって、会計を頼んだら税込み76ブル(400円弱)。
客は多い。泊まり客以外の方が多いだろう。


この道の突き当たり右側にタイトゥホテルがある。

再び先ほどのモールの方に戻ると、一天にわかにかき曇りの空模様になってきた。
先ほどまで、あれほど晴れて暑いほどだったのに。
多分降るだろうと、モールの中(といっても屋根のある通路だが)で様子を見ると、突然大粒の雨である。
1時間ほど激しく降っただろうか、気温は急激に下がり、その雨が途中雹に変わったのには驚いた。
ショッピングモール様々で、じっくり雨宿りさせてもらった。


ショッピングモールの通路


マキアート 1杯8ブル(40円)という安さ。味は折り紙付き。

雨が落ち着いたところで、その一角にあるカフェでマキアートを注文。
一口飲んで、その美味さに驚かされた。
何と言ってもコーヒーが美味しいのだ。さすがにコーヒーの原産地。
アジスアベバはカフェ天国。実際、カフェは至る所にあり、客も多い。


帰る途中、雹で遊んでいる子どもを見る

帰る途中に非常にローカルな生ビール屋があったが、寒くなってきたので明日にしようと宿に帰った。

世界一周 Part2 3日目

2013年07月11日 | 新しい世界一周 2013
ドバイ4時30分発のエチオピア航空ET601は、何かと話題の多いボーイング787機。
新しいだけに非常にきれい。特にモニターの液晶は今までのものとは格段に違う。
バンコクを出てからアジズアベバ到着まで、ドバイの待ち時間も入れて19時間の移動である。
機内の食事を含めた全てのサービスを断って、ひたすら横になる。

予定より45分も早く着いたが、アライバルビザの手続きがあるので、丁度いい時間だろう。
しかし、飛行機のタラップに出た瞬間、自分の息が白いのには驚いた。
ドバイとの気温差は20度以上かも。
上着は、防寒防水の、折りたたむと手のひらに収まるという優れものを持って来ていたので助かった。

ビザカウンターにはかなりの人数がいたが、20分くらいで自分の順番が来た。
そのはずで、書類の記入も写真も不要、パスポートと20ドル渡すとすぐにビザを貼ってくれた。
イミグレーションも簡単で、指紋認証機があったが、係官が忘れたのか、かざすことなく通過。
荷物を受け取って出ると、ホテルの迎えがまだ来ていない。
約束の7時45分は過ぎているが、多分遅れているのだろう。
5分ほど遅れて、慌ててやってきた青年が私のネームボードを開くと同時に私を見て、
「済みません、遅れて」と英語で謝ったきた。

予約したホテルは、繁華街のピアッサから徒歩10分くらい北にある、アジス・リージェンシ・ーホテル。
日本人につとに有名な「タイトゥ・ホテル」に比べると格段に高い。
午前8時30分でもチェックインできて、朝食はサービスで、高いなりだなぁ。
ともかく荷をほどいてから朝食を摂って、ひたすら休息。

12時頃タイトゥ・ホテルのビュッフェを目指したが、地図をうまく読めずに辿り着けず断念。
1時半にホテルに帰り、ホテルでランチ。
スパゲッティーボロネーゼを食べたが、我が家のナポリタンの方がよりましというくらいの味。
セントジョーンズという銘柄のビールはこくがあって美味かった。
エチオピアのビールは美味いと、つとに評判なのだ。


セントジョーンズ協会近くの歩道橋から。


スパゲッティ・ボロネーゼ 名前負けは歴然。やっとの事で完食。

その後は出かける気力体力供になく、ベッドで轟沈。
シャワーは熱い湯が出て快適。ただ気温は低い。
持参したヒートテックの長袖を着て寝ることとなった。
3日目は、ただ様子見の1日となる。

世界一周 Part2 2日目

2013年07月11日 | 新しい世界一周 2013
さて、今日の出発便は、午後4時過ぎのタイ航空でドバイまで。
ドバイ空港で乗り継いでアジスアベバまで行くので、12時のチェックアウトまで部屋でまったりする。

12時にチェックアウトして、エアポートリンクで空港へ。
スワナプーム空港には航空会社のチェックインカウンターがAからずっと先の方まである、かなり大きい空港である。
だが実際にチェックインしているのはBから先で、
Aはタイ航空のファーストクラスとビジネスクラスの専用カウンターなのだ。
ビジネスクラスのカウンターではソファーに座ってチェックインができる。
何より、専用のイミグレーションがあり、そこを抜けるとすぐそばにラウンジがあるのだ。
こんな特権は他の空港ではそんなにないだろう。

ドバイとの時差は、バンコクから3時間(日本から5時間)で、実質飛行時間は5時間くらいか。
ドバイでは若干の両替をした後空港を出て、左側にあるラゲッジサービスに荷物を預ける。
超特急でメトロの駅に行き、ドバイモールへ向かう。
ドバイで外に出たの唯一の目的は、ドバイファウンテンの噴水ショーである。
あまりに広いドバイモールと、駅からそこに至る通路のあまりの長さにへとへとになったが、
午後9時半からの噴水ショーは、テレビで幾度も見た以上の迫力だった。


これもドバイ象徴のビル ホテルだったかな。


噴水ショーその1 動画でなければあまり意味がない。


噴水ショーその2 何度もテレビでやっているので、今更か。


噴水ショーの興奮冷めやらぬYさん

11時前に空港に戻り、午前4時30分のエチオピア航空の便にチェックインするところで2日目は終わる。

世界一周 Part2 1日目

2013年07月10日 | 新しい世界一周 2013
福岡からバンコクまで、タイ航空で出発。
今回はスターアライアンスの世界一周券なので、ANAやタイ航空、ルフトハンザなどが使える。

バンコクの宿は、空港から街まで出ているエアポートリンクのシティーラインのマッカサン駅近く。
ユニコ・プレミア・メトロリンクという比較的新しい宿。
朝食付き4,000円ほどで、決して安くはない。
だが、1泊なら非常に便利がいい。エアポートリンクのマッカサン駅に最も近く、
MRT(地下鉄)のペチャプリ-駅3番出口からも極近である。


きれいな部屋。スタッフの応対もよし。

MRTで次の駅になるスクンビットで下車。
BTSのアソーク駅方面に連絡通路を行くと、アソーク駅の手前で右にターミナル21というショッピングモールへの連絡通路がある。
夕食はこのモールにあるピア21というフードコートにした。
前回タイに来たときの残金が380バーツあり、多分これで交通費を含め、夕食代もOKだろう。

予想通り、フードコートのメニューで50バーツ以上のものはほとんどない。
クリスピーヌードル(揚げ麺)のあんかけと、卵入りチョーク(お粥)、ラズベリーのシェイクで102バーツで済んだ。
帰りにセブンイレブンでチャンビア-とヨーグルトを買って帰る。

交通費は、エアポートリンクが往復70バーツ。
MRTのスクンビット往復が32バーツ。
全て合計して、260バーツだったので、120バーツ余ってしまった。次に来たときに使うことにしよう。

2013年7月7日


世界一周 Part2

2013年07月10日 | 新しい世界一周 2013
5年前、3ヶ月間の世界一周を終えたとき、もう二度目はないだろうと思っていたが、
再び、世界一周券を使っての一人旅に出ることになった。

テレビで見たタンザニアに触発され、43年ぶりのアフリカを目指す。
といっても、独り身のこと、ダルエスサラームだけに留め、
残りはビールの聖地中欧ヨーロッパ(特にドイツ)を回ってくる旅程にした。

一月あまりの検討の結果、35日間という短期での一周となった。
最後のワシントンでは、乗り継ぎのための1泊という有様である。
しかし、衰える体力と、精神力と、減っていく年金の現実の前にはこれでも長いくらいかもしれない。

そういうことで、長らく閉鎖状態のブログは、世界一周 Part2で再開します。