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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

残念ながらドラゴンもまた

2010年01月08日 | 日記(?)
ドラゴン久保も結局はロアッソに来ることはなかった。
今年からJFLに加入するツエーゲン金沢に移籍することになった。
日本代表であれだけ活躍した久保が、
3部とも言えるJFLでプレーすることになろうとは。
せめてJ2のロアッソが、いやロアッソでなくてもいいが、
J2のチームが誘って欲しかった。

ロアッソは世代交代のために、多くの選手と契約更新をしなかった。
若手中心の中、MFの藤田俊哉が一人ベテランとして頑張るしかないのだろうか。
せめてもう一人、中堅どころが必要であろう。
それが誰になるか、誰かを獲得するのか、楽しみなところである。

南米を旅行してみると、各国にリーグがあり、
その熱狂を見ると、サッカーこそがスポーツという感じがする。
ペルーやエクアドルなど、なかなかW杯に出てこないが、
子どもの頃からサッカーに興じる彼らの中には、磨けば光る原石がいるに違いない。

ロアッソは、そういう選手を獲得し、育てるという選択肢はないのか。
2,3年磨いて原石が宝石になったとき、多額の移籍金で他チームに移籍させる。
それがロアッソの運営資金となり、次の選手獲得の資金ともなる。
選手は、自分の価値が上がるという目標があれば、モチベーションも上がる。
それによって、チームの成績も上がりはしないか。

欧州のどこかのリーグに同じような方針のチームがあったと記憶するが、
さて、どうでしょうロアッソファンの皆さん。
バルサのメッシに匹敵するような選手が来るかも知れないと想像すると、
ワクワクしませんか。

ゴンはロアッソに来ず

2009年12月24日 | 日記(?)
ゴン中山は、最終的にはプレー環境を考えて、コンサドーレ札幌を選んだ。
ロアッソは大魚を逸したのだろうか。

GMの池谷さんが、他にも大物にオファーを出しているようなことを匂わせている。
さて、その大物とは一体誰なのか。
チームの状況を考えると、ゴンの同僚だった鈴木秀人辺りが候補なのか。
鈴木が大物といえるかどうかは別として、
高木新監督が言うように、09のロアッソはあまりに失点が多かった。

守備を固めたとして、得点力不足はどうするか。
木島が抜け、中山悟志が抜け、FWの2枚看板がいなくなった今、
若手に有望なのは何人かいるにしても、
核となるFWは、喉から手が出るほど欲しいに違いない。

そこで、ドラゴン久保の出番となる。
彼のキャラクターからして、チームを引っ張ったり、まとめたりはしないだろう。
ただ黙々とプレーをするに違いない。
時にはその姿勢から、誤解されたりしてチームを乱すかも知れない。
全盛時のようなプレーも叶わないだろうし、チームにとってプラスに働くとは限らない。

それでも、アジアの大砲といわれた高木監督に、久保をドラゴンとして蘇らせて欲しい。
1シーズン、いや数試合だけでもいいから、かってのドラゴンの輝きを見せて欲しい。
そうすれば彼も心おきなく現役を引くことができるだろう。

孤高のフォワードの一瞬の輝きを目の当たりにするとき、
ロアッソの若い選手も、何かを得ることができるだろう。
そのプレーによって、語らずとも教えることができる選手は希で、
その一人が久保だと思っている。

このまま彼を朽ちさせることなく、今一度のチャンスをロアッソで。
ロアッソサポーターよ、
たった一度でいいから、ドラゴン久保の左足から放たれる、
世界基準のゴールを見たくはないか。

ドラゴン久保をロアッソ熊本に呼ぼう

2009年12月11日 | 日記(?)
Jリーグのトライアウトがあって、磐田を放出されたゴン中山やドラゴン久保等、
元日本代表だった選手も参加した。
彼らの全盛期を知っている者にとっては何とも寂しい気がする。
2,3年前だったか、開幕戦での強烈なシュートでゴールを奪い、
いざ復活かといわれたドラゴン久保は、その後も故障に悩まされて活躍できず、
古巣の広島から今回放出され、トライアウトに参加することになったようだ。

彼がもし故障を抱えていなかったら、どれだけのゴールを生んだか、
スポーツの世界に「もし」はないが、久保に関しては、もし、と惜しまずにはいられない。
ドイツワールドカップの前のFWとしての久保の強烈な輝きは、誰もが認めるだろう。
もし、彼がドイツに行っていたら、ベスト16に進んでいたかも知れないと、今でも思ってしまう。

久保は来季J2に昇格するギラヴァンツ北九州の練習には参加したものの、
去就は決まらず、どこに行くのだろう。
わが熊本のロアッソは久保獲得のオファーを出してはくれないだろうか。

ゴン中山には正式なオファーを出しているようだが、
彼は多分、横浜FCでカズと一緒にプレーすることを望むだろう。
ネームバリューと強烈な個性のドラゴン久保はある意味で、ゴン中山を凌ぐ。

FWにはいろんなタイプがいるが、点を取るという純粋な意味でのFWとしては、
私は久保の方が中山より上だと思っている。
リーダーシップや表に出る気迫の面では中山に軍配が上がるが、
ひたすらゴールを狙う孤高のFWである久保の姿をここ熊本で見てみたい。

ロアッソのファンよ、あのドラゴンの雄姿を見てみたくはないか。

ホーム最終戦

2009年11月29日 | 日記(?)
昨夜は、熊本市内の「和YA」という店で飲んで、
これが今年の忘年会の皮切りだった。
9ヶ月ぶりに合うと、メンバーの身の上にも様々なことが起きている。

飲む量はともかく、一番の酒好きの一人が、一月ぶりの酒だという。
健康診断で検査の結果、ひと月は飲むなと言われ、
12月1日が解禁日で、2日ほど早いがまあいいかということだった。

そんなわけで、朝は熊本市内で迎えたので、
帰りにロアッソのホーム最終戦を見に行くことにした。
12時前にスタジアムに行ったが、いつにもまして駐車場はほぼ満杯。
やっとのことスペースを見つけて駐車した。
観客は16,000人を超え、毎回これくらい入れば盛り上がるのだが。

試合は、前半はほとんど見るところなく、
カターレ富山に押される展開が続く、ストレスの溜まる内容だった。
後半10分くらいに、オフサイド気味の小森田のゴールが決まり、
スタジアムは一気に盛り上がった。

今年限りでチームを去るFWの木島は、強引に突っかけてはボールを奪われるが、
一度決定的なチャンスを演出し、ラストパスを西に送った。
相手GKと1対1になった西のシュートはGKに阻まれ追加点はならなかったが、
ここでも一気にボルテージが上がった。

少し疲れていたので、駐車場で混むのを避け、
35分過ぎにスタジアムを出た後、交代で入った、これも今年で辞める山口がゴールしたらしい。
地元のサッカー有名校から鹿島アントラーズに入団したが、芽が出ず、
ロアッソ発足時から地元に帰って、今年を限りに引退する山口のゴールは、
サポーターにとってもこんなに喜ばしいゴールはなかっただろう。

ともあれ、ホーム最終戦を勝利で飾れてよかった。
今年でロアッソを去る選手がかなりいるが、みなよく頑張ってくれたと思う。
スポーツの世界は、頑張っても契約されなかったりと、非情な世界だが、
他のチームや、スポーツ以外の世界でまた活躍してくれることを祈りたい。

ロアッソはJ2でも貧乏チームだが、若い選手を育てるなど、
何とか工夫して、上位を狙えるようになって欲しい。
そうなればもっと観客が増え、常時今日くらいの観客が来るようになるだろう。
期待して来季を待とう。

利殖は難しい

2009年11月09日 | 日記(?)
昨年3月に退職したとき、金融機関からいろんな誘いがあった。
退職者特別金利の貯金だったり、
金融機関が扱うことができるようになった投資信託だったり。

で、数回誘いがあったが、投信には二の足を踏んでいた。
さしあたって、優待金利の3ヶ月定期だけをしておいて、
投信は世界一周の旅行から帰ってきてから考えるからと、
銀行の担当者に言っておいた。

なにぶんにも世間を騒がせ始めたサブプライムローンの破綻の予想が、
何となく投資を躊躇させる雰囲気があったのと、
目の前の世界一周の旅のことしか視野になく、
投資に対してほとんど気持ちを動かされなかったこともある。

結果的にはこれがよかったようで、大きな損失を被ることはなかった。
リーマンショックの話は、旅先のトルコで知ったが、
それが投信にあれだけの損失を及ぼすとは、帰国して初めて知ったのである。

一つだけ、僅かな金額を、損は承知で外国債券に投資していたが、
これは、相対的な円高により、損が出ている。
2~3年間の期間ものだが、その間の利を考慮しても、
いくらかの損失は免れないだろうが、たいした金額ではなく、想定の範囲内と言ってよい。

だいたいの相場が落ち着いた今年、少しだけ投信を始めてみた。
今思うと、1月から3月くらいの間に始めていれば、
その頃が底値だったので、相当な利益が出てたのだろうが、
素人の悲しさ、ある程度値が上がってからしか買えない。

投信にはいろんな種類があり、今やっているのは毎月分配型。
これは少ない投資でも、結果が目に見えるという楽しさがあるからで、
そのうちの一つに、国際投信投資顧問のグローバル財産3分法ファンドというのがあり、
これは分配金が、年利にすると約12%で、
銀行預金など馬鹿らしくてやっていられないという額である。

ほかの少ない分配金のものでも、年利10%くらいあり、
銀行預金なんてするもんじゃないと思える。
しかし預金と違うのは、原本保証が全くない。
大袈裟だが、投資した金がゼロになることだってあるのだ。

昨年リーマンショック前に投資して、400万円ほど損しているという知人もいた。
こんな場合、そのまま置いておくしかない。
置いておけば分配金が来るので、数年後には取り戻せる。

ただ、分配金も増減があって、このところ増加する見込みはあまりない。
それでも貯金よりはいいだろう。
大きく投資するほど大きい利が出る。
この世は、金持ちはより金持ちになるようにできているのだろうか。

大きい投資ができないのは、資金的な理由も勿論あるのだが、
汗して稼いだ金でないと、何となく後ろめたいような気がする、
この古~い考え方にあるのかも知れない。
やはり自分には利殖は向いていないのだろう。