2011年10月のブログ記事一覧(4ページ目)-人間万事塞翁が馬

趣味

2011-10-11 14:38:12 | Weblog

趣味として始めたマラソンを止めてもう１０年近くになる。ところが今、大変なマラソンブームのようである。私の周囲にも５０代からマラソンを始めて各地のレースに参加したりして走り続けている人が結構多い。どうやらマラソンブームの火付け役は東京マラソンではないかと思う。さすがに首都圏を走り抜けるということもあって全国から出場希望者が殺到している。私も１５年近く１０キロを中心に幾度もレースに参加してきたが、相棒がいなくなって走る機会も次第に減っていき遂には止めてしまった。次第に練習不足になり、いつしか出場参加者中で順位も後半となり張り合いがなくなったことも止めた原因としてはある。子どもが小さかった時には家族で応援しに来てくれたこともあるが、それが自分のピークだったような気がする。最近はたまに歩く程度で運動という運動は特にやっていない。本当はサイクリングでも始めたいと思っているのだが、事故が心配なので家族から反対されている。私の周囲にはゴルフやマラソンを週末の趣味でやっている人が多い。これまで様々なことを体験してきたが、これからの人生で何か長続きする趣味でも開拓せねばと考えている。

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親戚から送られてきた魚

2011-10-11 11:15:18 | Weblog

週末は地方の海の幸を味わいました。

紅葉の季節

2011-10-11 10:52:29 | Weblog

「秋風の吹きにし日より音羽山　みねの梢も色づきにけり」＜古今和歌集・紀貫之＞この季節になると、どういうわけかこの和歌が自然と口ずさみたくなるので不思議である。高校時代の授業では暗記ばかり強制されるので好きではなかったが、季節ごとの味ある和歌集の歌は一度覚えたら忘れないから古人の作品の存在の有難さに尊い気持ちを抱いてしまう。紅葉は高い山ほど早く、頂上から紅葉してくるが、東北地方の今年の山々は初雪が紅葉より早かったらしい。これから湿度もなく、毎日が過ごしやすい季節なので小高い山登りをするのも人生の趣として情緒を感じるだろう。俳句や和歌には教養も及ばないが、たまには古典に触れるのも味わいがありそうである。

心の病を共に癒したい

2011-10-07 13:50:48 | Weblog

都会では毎日のように人身事故が発生している。折角の人生なのに勿体ないと思うのである。弊社では何とか人身事故を撲滅するために農業への関わりを行おうとしている。わたしも地方の田舎の実家が農業の出身であるが、農業に従事すると精神的な病も無くなると思っている。体力も朝早くから連続四時間くらいは持つが、汗をかき疲れて嫌になる。そのあとはぐっすり昼寝をしてしまう。日中の昼寝を午後の四時頃までして、それから又農作業を二時間くらいしてお風呂に入ってから夕食をする。テレビを観ながら自然に眠くなったら就寝する。そして、また朝早く起きて農作業してから朝食をするのである。このようなリズムで生活すれば人身事故など起きないと思う。幸せな人生を送るために、世の参加者を募りたい。

子どもの躾

2011-10-07 11:56:11 | Weblog

都会で暮らしていると、年配者にも誰に対しても挨拶したり席を譲ったりできていない子どもを見かける。これはすべて親や学校の先生の躾次第であると思うのだがやれていないような気がする。親や先生は、子どもが小さい時から将来、人を思いやる心を育てるために言葉遣いを含めて上記の躾を最低限しなければならない。これからの世の中では、できれば地域社会や企業も協同して子どもの躾をしなければならない時代が到来したのかも知れない。おこがましいが、こんなわたしも小さい時に食事のマナーが身に付いていなくて、未だ周りから注意されたりしている。子ども時代に身に付いた習慣は中々直らないで、わたし自身もこの歳になっても恥ずかしい思いをしているのが現実である。

独立の勧め

2011-10-07 09:36:31 | Weblog

ちょっと唐突な私見を申し上げたい。昨今、結婚を面倒くさいと考える30代の若者が男女とも増えているようである。しかし、よく聞いてみると付き合っている人や結婚の対象となる人がいないという若者が多いのではないだろうか。そのような子どもの環境や結婚が出来ない原因を作ったのは、他ならぬ両親ではないかと私は思っている。子どもを可愛さの余り、あるいは自らの寂しさのために、親の都合で子どもを家から放したくなくて匿ってきたのではないだろうか。親子が長年にわたりお互いに甘えあった結果、家から出る勇気も独り暮しのやる気も子どもから奪ってしまったのだと思う。家出というと変な表現だが、若者には20代のうちに、親を振り切ってでも独立した生活をすることを勧める。恋愛したり結婚したりして、うまく行かないことも当然あるが、必ず人間的に成長するからである。同居は生活費が助かったり便利だったりするが、将来取り返しのつかない大切な人生そのものを失いかねないような気がする。杞憂ではないだろう。人生に積極的でない人が仕事で成功したり、幸せになるはずがないと思う。

要現場直視

2011-10-06 11:48:53 | Weblog

政府では今後５年間で１９兆円の被災地復興予算を見込んでいる。目下、上限なしの「青天井」で３．５兆円もの要求額である。今回の要求額をすべて認めると、１１年度の３度にわたる補正予算と１２年度予算でほぼ１９兆円は使い切るとのことである。国民の血税を使うので事業規模の精査が必要だと思う。先日、被災地の何箇所かで地場企業の頭のな痛い次のような話を聞いた。今や被災地は多くの支援物資や支援金、国の失業対策費、保険金その他で資金的に十分だそうであるが、一部では食事の配給が当たり前という習慣が身に付いてしまい、何でもタダ同然のように勘違いしている人いまだにもいるそうである。また悩ましいことには、働かなくても毎日生活ができるので一日中パチンコ屋は大混雑らしい。確かに避難所生活が長くなるので精神的な疲労はわかるけれども、建設作業現場では人手不足で人件費が高騰してきているようである。地元企業の話では、これまで地元企業に緊急作業ということで随意契約で出動を依頼していた工事も終了して、一般競争入札に切り替わるそうである。おそらくコストが厳しくなり建設労働者を集めるのも大変になると予想されている。都会では若年層も含めた失業率が高いと言われているが、被災地では人手不足が生じているおかしな事態が起きていることを国は把握しているのだろうかと不思議な気がするのである。小泉改革で公共事業がカットされ非正規労働者ばかりが増えたが、構造改革の中途半端なままで仕事につけない人が都会には多い。今後、被災地復興を進めていくにも働く人がその気になるように誘導する政策が緊急に必要ではないだろうか。現場を直視して現地の人の話に耳を傾けることがもっと必要な気がする。

天才の死去

2011-10-06 09:45:13 | Weblog

今朝、速報で米アップルの創業者スティーブ・ジョブズの死去が報じられた。８月２６日のCEO辞任のニュースを聞いて世界中の関係者が今日の到来を水面下で予想していたに違いない。

私も３０年近く前に他業界からIT業界へ移ってきたが、当時パーソナルコンピュータはアップル製品のことなのだと思っていたくらいである。段々知るうちに米国のベンチャー企業が世界中に製品を展開していることがわかった。それがリンゴのマークを施して華々しく登場したアップル製品だったようである。

その後のIT業界は日本も巻き込んで世界中で凄まじい勢いで戦乱の幕開けとなって進んで行った。まだ業界に疎い私もジョブズが会社を去ってジョン・スカーリーというCEOが誕生したので、アメリカでもベンチャー企業にありがちなお家騒動が起きたんだと解釈していた。

そのアップルも過当競争で業績が低迷してあまり市場で社名を聞かなくなったところに、かつての創業者ジョブズが古巣アップルへ戻ってきてあの斬新でカラフルなパソコンを出してセンセーショナルを巻き起こしたのである。

スティーブ・ジョブズの死は、米国いや世界中でも歴代の米国大統領より知名度が高いので、しばらくは大騒ぎとなり世界中の人々も一人の天才の死を悲しむであろうと思う。

ITの一時代の終焉である。

謹んでお悔やみ申し上げるとともに、一企業人として世界中の情報化社会を楽しませてくれて有難うとジョブズに感謝したい。

ある名馬の死

2011-10-05 08:46:32 | Weblog

昨日ニュースを見ていたら、かつて日本中央競馬会で大活躍をした「シンボリルドルフ」という名馬が３０歳で死去したと報じられていたので記事にちょっと目が入った。

昔、競馬ファンだった、というよりも２０代には競馬気狂いだった私も名馬に関しては随分記憶に残っていることが多い。父親である種牡馬はスピードシンボリという、これも昭和時代を沸かせた名馬である。騎手は当時の無敵と言われた野平祐二という方で、後に有名な調教師としてシンボリルドルフを名馬として育て上げた人である。

当のシンボリルドルフの騎手は現在フジテレビで競馬中継の解説をしている岡部幸雄氏である。確かに競馬史に残る最強の馬だったようである。所詮、ギャンブルの世界の話なので取り立てて言うこともないのだが、スポーツ新聞各紙では一面のトップで報じられているので触れてみた。

人間もそうだが、馬も遺伝子がとても重要視される。しかし、どんなに有能で大活躍した種牡馬であっても必ずしも子どもが大人になって大活躍するとは限らないのでこれが面白い。近年話題になったディープインパクトという馬は、競走馬のセリにかけられた時には名馬の子どもであれば数億円で取引されるところなのに、７００万円くらいだったとも言われている。

人間も遺伝子が優れていれば磨けばそれなりに立派になるようであるが、名調教師みたいには育てられないのではないだろうか。能力はそこそこでも「努力に勝る天才なし」と言われるように苦労した環境がバネになって、その後大人になって立派に成長することもある。

役人天国と言われてきた日本も東大卒のエリート集団が目立ってきたが、頭脳ばかり良くても人格が備わっていなければ何の価値もないし人が聞く耳を持たないだろう。人間も馬のように素直になればいいのだが、「能ある鷹は爪隠す」ような人材は少ないようである。

陸前高田にて

2011-10-04 21:33:38 | Weblog

高台であった為に、大津波の被害を逃れた会社の花壇に、悲しげに咲いていた真紅の薔薇。

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長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

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