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人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

タフネゴシエイター

2025-06-11 09:24:02 | Weblog
交渉人のことをネゴシエイターと言いますが、重要な交渉事にはタフネゴシエイターが必要となります。特に国同士の外交交渉において交渉の結果は国益に結びつきますので、容易に相手方の提案に譲歩してはならないのです。企業における取引契約も同様で、タフネゴシエイターが社内に存在しない時は経営者自ら条件交渉に臨まなければなりません。

今、トランプ政権との関税交渉で担当している赤沢大臣を選任したのは石破政権のいい判断だと思います。日本の首相で優れていたネゴシエイターは安倍元首相だったように考えます。長期政権でマイナスのイメージもありましたが、海外との外交交渉においてはずば抜けた能力を有していたように感じます。ロシアのプーチンとも米国のトランプとも対等に交渉していました。

人には向き不向きがありますので、国でも企業でも対外交渉においては適材適所の人事を行うことが重要です。タフネゴシエイターは中々存在しませんが、赤沢大臣は素晴らしい交渉をしていると考えます。80年代の日米の歴史を引きずっているトランプも日本の基幹産業に何としてでも関税を掛けようとしています。日本に交渉で負けたくないという米国のプライドがあるように見えます。‐
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紙ごみ

2025-06-10 18:58:23 | Weblog
定期的に紙ごみの処分をしていますが、紙の資料は昔から無くならないものです。最近はデジタル社会で電子データで保存することも有りますので、企業などでは紙の消費量も随分減少しています。様々なところから自宅へ送られてくる紙の資料は処分しないとあっという間に増えていきます。

紙の使用は急には無くなりませんが、データを簡単に保管する術があれば紙の使用も減るでしょう。個人情報のある紙の資料は家庭用のシュレッダーで裁断していますがこれは必需品です。家庭へ外部から送られてくる書類や資料もデータで保存する保存する日がいずれくるでしょう。

コロナ禍は人々に被害ももたらしましたが、デジタルの活用を大いに広げてくれました。テレワークでオンラインの会議も普通にしてくれたと同様に個人の保管すべき書類や資料も倉庫に仕舞うように、将来はクラウドに個人用データとして保管する時代がやってくるかもしれません。 
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某NPO講演会

2025-06-09 22:18:41 | Weblog
本日はコロナ禍後ずっとオンラインで参加していた某NPOの講演会へリアルで聴講しました。メンバーの中には懐かしい方も見えていましたが、だいぶ新しいメンバーが参加していました。残念ながらかつての講演会と比べると参加者数が減少したようです。

テーマは大阪万博に関しての意見交換でしたが、ビジネスとして関心が薄かったのかもしれません。今後のビジネスで話題となる技術が見えにくい現状にあるのでしょうか、大阪万博が経済の先行きを示す最大イベントに今一つ物足りなさがあったのでしょうか。

私自身はまだ訪れていませんが、世界的に目玉となる出し物があるのかどうか今一つ疑問です。1970年の大阪万博は76か国の参加で今回2025年の万博は158か国だそうですが、世界旅行に訪れたと思えば様々な国の文化などに触れる機会が得られるのではないでしょうか。

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戦争犯罪

2025-06-06 11:46:28 | Weblog
いつも不思議に思うことは、人を殺した場合、刑法で殺人罪の法定刑は死刑、無期懲役、または5年以上の懲役と日本の法律では規定されていますが、戦争で人を殺しても罪は問われないのです。同じ殺人でも国が起こした戦争に兵隊として徴兵されて人を殺戮しても寧ろ英雄扱いになるわけです。つまり強制的に徴兵されて戦地で人を殺すことは犯罪に値しないのです。

かつて日本が敗戦して戦後行われた極東国際軍事裁判では日本の指導者28名が侵略戦争の責任を問われ戦犯として裁かれましたが、実際に兵隊が戦地で人を殺しても罪は問われませんでした。現在、ロシアのプーチン大統領に侵略者として国際刑事裁判所(ICC)では戦争犯罪人として逮捕状が出されていますが、現実のところなしのつぶてです。

確かに戦争は当事国同士の戦いなので双方とも殺人が犯罪として処罰の対象とならないのですが、本来は国連で裁判して戦争犯罪を厳格に問うべきだと思います。そうしなければ指導者による一方的な戦争はいつまでも終わらないし、双方に多くの国民を犠牲にしてしまいます。戦争が超法規的措置であることは理解できますが、だから放置していいはずはないと考えます。
 
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メガネ

2025-06-05 17:49:55 | Weblog
 昨日、今日の「徹子の部屋」に66歳当時の故長嶋茂雄さんが出演されていました。前年に監督としてのユニフォームを脱がれ野球人生に終止を打たれてやっと自由になられたばかりのようでした。しかし、その2年後の68歳に脳梗塞で倒れて右半身不随ながらも20年もの間多くのプロ野球ファンの前に姿を現していました。

今日は長嶋さんのメガネがとても印象的でしたので、外出のついでに久しぶりにメガネ店へ入りました。テレビ放送の度に違ったメガネをかけている長嶋さんの表情を見て、一番似合っていそうで自分でも気に入った形のメガネを探してみました。

結果的には自分に似合った手頃な値段のメガネを購入しました。店頭に並ぶ多くのメガネから選ぶのは難しいですが、パソコンやスマートフォンといったデジタルデバイスから目を守るというプレートに記されたセールスポイントが買うきっかけとなりました。
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李在明新大統領の誕生

2025-06-04 09:39:04 | Weblog
注目していた韓国大統領選は最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が当選し本日午前、大統領に就任します。3年ぶりに保守系の尹政権から革新(進歩)系へと政権が交代することになります。安倍政権時代から日韓関係は進展しなかったため保守系の候補が日本政府側からは水面下では期待されていたと考えます。

李李在明(イ・ジェミョン)氏の言動はこれまで日本政府に対して厳しい態度でしたので、果たして今後の日韓関係はどうなるのでしょうか。日本は議院内閣制で国民に首相を直接選ぶ権利はないため、国会で選任されるので極端に外交姿勢が変わることはありません。しかし海外は政権が変わると外交においても温度差が生じることはあり得ます。

国民による大統領の直接選挙はイデオロギーの違いで国民の間に分断が生じます。韓国大統領の任期は5年と長いので、日本政府の外交姿勢はこれまでの延長戦というわけにはいかないでしょう。韓国の新政権によって日米間の連携がどのように進展していくのか注目すべきです。韓国も極端には対日姿勢は変わらないと考えます。

 
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長嶋茂雄さん

2025-06-03 15:48:32 | Weblog
まだテレビが家庭にない小学校の頃、ラジオで聴くプロ野球放送は巨人の長嶋茂雄さんと王貞治さんの活躍ぶりに夢中でした。昭和時代の子どもたちに夢と感動を与えてくれた元読売巨人軍プロ野球選手、終身名誉監督で大勢の憧れの的であった長嶋茂雄さんが、本日の早朝に病院にて89歳で亡くなられたというニュースが流れてきました。

テレビが各家庭に普及して、もっとも人気のスポーツ選手といえばプロ野球選手の長嶋、王、プロレスの力道山、相撲の大鵬などが注目されていました。中でもプロ野球の長嶋選手や王選手は当時の子どもたちにとって大きな夢と憧れの存在でした。長嶋さんは50年前の1975年に38歳で現役選手を引退されましたが、今日では監督時代のご活躍がよく知られています。

68歳で脳梗塞で倒られた後も懸命なリハビリで奇跡的に回復されてファンの前に姿を出されていました。89歳で生涯を終えられましたが、昭和時代からの長嶋ファンは長年にわたり絶えないほど大きな存在でした。昭和100年といわれる今年、野球人生を89(やきゅう)歳で、しかも永久欠番の背番号3の6月3日に生涯を終えられたことがとても印象的でした。
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メルケルのインタビュー

2025-06-02 16:03:04 | Weblog
久しぶりに5月27日現在で来日しているメルケル氏(ドイツ元首相)のインタビューを聴く機会を得ました。共著で出版記念に来日され日経のインタビューに応えられたようです。LIVEではなかったのですが、約1時間の貴重な生のインタビューを拝聴できて本当に良かったです。

メルケル氏については現役の活動状況なども関心がありましたし、NHKの「映像の世紀」でも彼女の首相に上り詰めるまでを視聴しました。元東ドイツの彼女はソビエト連邦の崩壊による「ベルリンの壁」が無くなりドイツが統合されて政治の舞台に頭角を現しました。

イギリスのサッチャー政権以来、久々の女性首相の誕生でした。東西冷戦も漸く落ち着き始めEUという欧州経済共同体もできました。かつてはロシアも入れて新しくG8も進むかと思われましたが実現しなかったのです。NATOへの加盟国も増えて、その後のロシアとの緊張も生まれたのだと考えます。

日本の安倍元首相も今日存在しなくなり、メルケル氏も政界を引退しているようです。過去の為政者と比較するのは無理ですが、日本はもっと首相がリーダーシップを発揮して外交に力を注いでほしいところです。首相や大臣には国民に見える形でメルケル氏を見習って政治の実行力を発揮していただきたいものです。

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分断を避ける

2025-05-30 18:02:35 | Weblog
1月の就任以来、世界中のメディアでトップニュースとしてトランプ大統領ほど注目されている人物はいないように思われます。二転三転と当初の発言と変わったりしますが、このように自らの考えを明確に宣言する大統領も珍しいと思います。年齢の割に行動力や判断力はこれまでの大統領と比較しても並外れているように見えます。ブリンケン国務長官の行動力が目立っていた民主党のバイデン政権時代とは様変わりです。

米国の景気の状況が見えてきませんが、関税問題で米国経済にも動揺があるためドル安・円高で東京市場も一進一退のようです。先日、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が米国が分断社会になったのは米国政治が労働者層を犠牲にしてきたのが遠因というような記事を書かれていましたが、結果、大統領選ではトランプ氏が労働者層の圧倒的な支持を得たという訳です。

米国内は新興国の成長で製造業の競争力が低下し、労働者の失業でエリート層との貧富の差が拡大し結果的に国民の間で分断が生じたのです。中国も国民の貧富の格差は大きいですが、共産党政府に反発すると罰せられますので国家に国民は従順にならざるを得ません。日本は権威主義国家に比べるとまだ国家的にバランスが取れているのではないでしょうか。


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探し物

2025-05-29 15:41:24 | Weblog
明日の雨模様の前にと考えて、早朝に近くに咲いているアジサイの花をカメラ撮影してきました。ところが疲れていたせいか、望遠レンズに装着していたレンズキャップを見失ってしまいました。カメラを購入後、ベルトを止める小さな備品も無くして何日も探しましたが見つからず、諦めていた時に突然意外なところで見つかったことが続いています。

昨日も標準レンズのレンズキャップが見つからず、あとでカバンの中に外れて落ちていたこと、本日も道中を何度も探し回った挙句、諦めていたところ偶然にも書斎の椅子の下に落ちているのが見つかったのです。その都度、動作の確認作業を怠るのは老化現象かもしれません。運よく探し物が見つかったからいいのですが、この先も何が起きるか分からないですね。

これまで過去にバスの中で手帳を落としたり定期入れを落としたりしたことがありますが、遺失物センターに届けられて無事に戻ってきたことがあります。また過去には手帳を落とした際に拾った方が中に入れていた名刺を見てわざわざ連絡してくださったことも有ります。手帳は貴重品なので無くした際は大変なショックですが幸いにも手元に戻ってきています。

不思議なのですが、過去に落としたものは私の記憶では無くなっていないと思われます。探し物をするのは追跡するだけでも本当に精神的に疲れます。どんなに探しても見つからず、たまたま他の事をしていて突然見つかることはよくあります。皆さんもご経験があるのではないでしょうか。すぐに見つからない時はしばらく時間を空けて冷静になることだと考えます。
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