をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

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インファナルアフェア

2007年11月25日 | 映画
この3連休、1日目は飲み会、2日目は自分の体のメンテナンス(歯医者とかジム)と過ごしたが、最終日の本日はなんだかお休みモードで撮り溜めておいた「インファナルアフェア」の3部作を改めてイッキ見した(と言ってもまだ途中…)。

昔見たときと違ってつなげてみると、後に製作された若者バージョンでの警部とボスの立場は違うが男のつながりが、先に作られた本作では設定されていないためにあっさりと殺されてしまうとか、矛盾点に目をつぶれば、よくできたアクション有り、サスペンス有り、ロマンス有り、哀愁有りのよくできた映画だなと思ってしまう。

特に本編より軽く見ていた若者バージョンは、若いときの主人公たちより、2人のそれぞれのボスである警部とボスを中心にして見ると、男の哀愁が漂っていて、意外と良かった。

アジア映画はあまり観ないのだが、トニー・レオンが出ている作品は観てしまう。
先日も映画祭で賞をとった作品に出ていたが、ストーリー的にはかったるい「花様年華」がもったのも、この俳優のかもし出す雰囲気のお陰だと思う。
ライオンのような覇気のあるアンディ・ラウと好対照で「インファナルアフェア」は何度見ても面白い作品となっている。

第3話は夜見ることに…。
第3話はアンディ・ラウのための映画。年代があっちへいったりこっちへいったりするのと、新規の登場人物にどのくらい感情移入できるかで全然違ってきます。
キーワードは「俺は警官だ」(トニー)と「善人になりたいんだ」(ラウ)でしょうか。

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